マルサの女 [DVD]

監督 : 伊丹十三 
出演 : 宮本信子  山崎努  津川雅彦  大地康雄 
  • ジェネオン エンタテインメント
3.77
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本棚登録 : 397
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102033439

感想・レビュー・書評

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  • 半沢直樹、金融庁検査を思い出しました。
    知っている俳優さんたちの若かりし頃が新鮮でした。

  • 脱税者を取り締まる国税査察官(通称マルサ)の勧善懲悪な作品。
    でも脱税者がただの強欲な悪人ではなくて、人間臭さを感じさせる部分もあるのがずるい。
    山崎努が渋くてどんどんかっこよく見えてきた。

    行為の後にティッシュをつけたままの女、
    鍵の隠し場所を問い詰められて股を開く女などは衝撃的なシーンでした。
    マルサの女・板倉さんみたいに仕事に打ち込めたら
    楽しいだろうな。

  • 一世風靡した昭和の良い映画。
    子どもの時はエロくて、
    大人で、まともに観れなかったが、
    今となっては、そうでもない。

    二部構成?なのも、
    BGMもワクワクさせて、巧い。

    が、今観ても面白いかは、それぞれ。

  • 1987年日本
    宮本信子、山崎努、桜金造


    伊丹十三監督作品です、、、申し訳ないがやっぱり私には良さが理解できません。
    サスペンスドラマらしいけど♪

    何だろうなぁぁ
    さらっと流してしまう。

  •  あらゆる借金の中で人々は税金を一番払いたがらない。 これは政府に対するなんという諷刺であろうか。――ラルフ・ワルド・エマーソン
     国税局査察部所属の女性査察官、板倉亮子の活躍を描いた映画。脱税を題材に査察官の職務を描いている。
     脱税と言うと金持ちがするイメージだが、映画の中には中小企業と呼べる会社に調査が入るシーンもある。脱税とは決して金持ちがするものではなく、貧乏人でもするものだと描かれている。だがインパクトが強いのはやはり金持ちの脱税で、隠し部屋や土に埋まった金庫、口紅に仕込まれた印鑑などなどスパイ映画のような隠し方をされた証拠もある。そこまでして脱税したいのか……と思ったが、儲けている分払うべき税金の額も増えるので、惜しみたくなるのだろう。物語の黒幕である権藤英樹は、コップに溜まる水に喩えて金を貯める方法を講義するが、正直昔の考え方だと思った。現代は使わないだけで金が増える時代ではない。
     キャラクターは主人公、黒幕共に濃かったが、魅力があるかと言うと並みの魅力だった。脱税を題材にしている以上、活躍できるシーンが地味になりがちであったり、人海戦術を使わざるを得ないなどの理由で、あまり見せ場を設けられないためだろう。
     ストーリーも面白いのだが、どんでん返しの要素はないし、クライマックスも盛り上がりはしない。隠し部屋を見つけたシーンがほとんど偶然だったのも残念だった。それほどまでに権藤が狡猾かつ隠蔽が得意という描写なのかも知れないが、脱税者の悪行を暴くのならば、探偵のように犯行を見抜くべきだ。 
     世界観とテーマは査察官VS脱税者という視点が面白い。ただ脱税の手段に関する説明はほとんどなかったので、そこを補足して欲しかった。
     映像は可もなく不可もなく。
     台詞は権藤の貯金講座が印象的だが、それ以外に特に印象に残るものはない。
     総合的に良い映画ではあるが、面白さは並だった。査察官が脱税者を取り囲んでいる時点でスリルもサスペンスもない点や、物語的に囲った時点でほとんど勝負が決まっているのが分かるのが残念だった。
     映画内では査察官は非常に多忙な職業として描かれているが、脱税者も査察官も互いに得をしない仕事をしているな、と思った。

    キャラクター:☆☆☆
    ストーリー :☆☆☆
    世界観   :☆☆☆☆☆
    テーマ   :☆☆☆☆☆
    映像    :☆☆☆
    台詞    :☆☆☆

  • 何がやばいって、やっぱりテーマ曲がやばい。

    あと山崎努。

  • 登場人物の人間臭さが好き。
    何度か観直したい。

  • 小学生の頃流行った
    大人になってからもう一回観たら当時の十倍面白く感じた
    ノストラジックな感覚も感じたなぁ

  • 冒頭の10秒位でイキナリ嫌悪感を抱き、やめてほしいシーンも多々。

    それさえ無ければ、もう少しオブラードにしてくれさえすれば、もっと楽しく観れたのに。

  • 後述。

著者プロフィール

1933年生まれ。映画監督、俳優、エッセイスト、テレビマン、CM作家、商業デザイナーなど、興味のおもむくままに様々な分野の職業に分け入り、多彩な才能を発揮。翻訳も多数手がけた。1997年没。

「2020年 『ちょこっと、つまみ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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