マシニスト [DVD]

監督 : ブラッド・アンダーソン 
出演 : クリスチャン・ベール  ジェニファー・ジェイソン・リー  ジョン・シャリアン  マイケル・アイアンサイド 
  • アミューズソフトエンタテインメント
3.20
  • (31)
  • (102)
  • (196)
  • (50)
  • (17)
本棚登録 : 696
感想 : 137
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427652705

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭が殺した男を敷物でくるんで川に投げ込むシーン、それが斜めの川岸を下ると向きが逆で巻いた布がくるくるとほどけ死体が見えてしまう。これが印象的。

    夜眠れずガリガリに痩せた男、あげくには自分だけに見える謎の人物が現われ、現われるたびに男の周りでいやな事故が起こる。暗ーい緊張感のあまり、30分くらいでなんだか見るのがいやになってきて、またちょっとポーの不思議な暗い世界的な物語なのかとも思ったりもし、なんとか観ていくと、最後に種明かしが分かれば、なあんだそうか、とすっきり。

    しかし、よく痩せた、クリスチャン・ベール。
    ロケはバルセロナだそうで、道路標識とかを変える場面が特典映像にあった。特典映像をみなければそこがスペインだとは気づかなかった。

    2004アメリカ、スペイン
    2021.11.7レンタル

  • 内容(「Oricon」データベースより)
    主演のクリスチャン・ベールが30キロ減量して臨んだ前代未聞の衝撃作品。極度の不眠症で一年間眠りを忘れ、精神が蝕まれていくやせ男の役を見事に演じ、各国の映画祭で喝采をあびた未体験ムービー。





    1年間も不眠に悩まされている工場労働者トレバー・レズニックに扮するために減量した体型が、もうガリッガリっで驚きました。
    そしてこのクリスチャン・ベールがあの『バットマン ビギンズ』のブルースだということに またまた驚いています。
    映像がひたすら暗く 音楽もまたそれに引き込むような暗さで でもどうなるのか気になってずっと見入ってしまうような作品でしたね。
    不眠に悩まされているトレバーを演じ切っている凄さがとても伝わってきます。
    やっとトレバーは囚われていたモノから解放されたようなラストで安堵しました。

  • 原題:THE MACHINIST/EL MAQUINISTA (2004年) ※日本公開 2005年
    収録時間:102分

    Amazonプライムにて。
    ダイエットのモチベUPで挙げられていた映画。
    いつか観てみたいとずっとウォッチリストに入れてあったので観た。
    何がなんだか分からないまま観続けた。
    主人公、とにかく細い。
    ガリガリ。ここまでどうやって身体を作ったのか気になりながら最後まで観続ける。
    ラストで全容が明らかになるが、疑問点が残る。
    アイバンの外見はどこから来たものなのか…?
    ちなみに罪の意識から不眠症になり身体が痩せ細っている役なので、ダイエットのモチベUPにはならなかった(笑)
    30㎏落としたそうです。
    ここまで身体を作り上げた役者魂に拍手。

    “工場で平凡な機械工として働くトレバーは、極度の不眠症に陥り、すでに1年間もほとんど眠っていない状態だった。身体は痩せ衰え、誰もが心配する中、それでも毎日仕事に向かうトレバー。そんなある日、彼は自宅の冷蔵庫のドアに不気味な張り紙を見つけ奇妙な不安に襲われる。それと前後して、彼の周囲では不可解な出来事が次々と起こり始める。同僚が機械で片腕を失う事故に遭い、トレバー自身も危うく命を落としかける。そして、その影には新入りの同僚アイバンの姿が。ところが、トレバー以外の誰もそのアイバンという男の存在を知らなかった…。”

  • 人が人として生きるには、そのブレーキがちゃんと出来てた

  • ◆ 付箋のメモが絶妙なアイテム ◆






    ※以下、WOWOWの紹介欄より引用せていただきます※

    重度の不眠症で痩せ衰えた主人公の周囲で奇妙な事件が起きる。彼は何者かの陰謀を疑うが……。C・ベールが30キロもの減量で鬼気迫る熱演を披露したサイコスリラー。
    重度の不眠症で1年間もろくに眠れず、身体が痩せ細ってしまったひとりの平凡な機械作業員の男。そんな彼の身の回りで不可解な出来事が次々と発生する。一体、彼の不眠症の原因は何か? そして、彼の気になる運命は?「ダークナイト」3部作の人気実力派C・ベールが、本作の役作りのため実際に30キロもの減量に挑み、まるで骸骨のように痩せこけた身体を作り上げて話題を呼んだ。ミステリアスな物語にリアリティを与える、彼の鬼気迫る熱演に注目したい。監督は「セッション9」のB・アンダーソン。


    とある工場で平凡な機械作業員として働くトレヴァー。彼は原因不明の不眠症でここ1年間まともに眠れず、身体がまるで骸骨のように痩せ細って、周囲の人々を心配させていた。そんなある日、彼は自宅の冷蔵庫のドアに不気味な張り紙がしてあるのを見つける。それと前後するように、彼の身の回りで不可解な出来事が次々と起こり始める。トレヴァーは何者かが自分に対して良からぬ陰謀を張りめぐらせているのではないかと疑うが……。



       ☆.:*・’・*:.。☆。.:*・’・*:.。☆。.:*・’・*:.。☆。.:*・’・*☆.:*・’・*:.。☆



    先ず何と言ってもこの主人公トレヴァーに扮するに際して、クリスチャン・ベールが30kgからの減量に挑んで臨んだという意気込みを無視しては申し訳ないだろう。    それにしてもポスター他、ジャケットを拝見するにつけこれは尋常では痩せ方で、まさしく役者魂には脱帽の一語に尽きる。 またこのジャケットの異様なポージングを見せられてしまっては、「さて、どんな作品か?」と興味をそそられてしまう。

    腐った魚の眼をしたトレヴァー。 眼球が抉られたかのようなその窪みは不眠と嫌悪感と、それを真っ向から全否定するもうひとりの自分との闘いで、もうまともな人間の形相を呈していない。   


    *付箋のメモに記された「WHO ARE YOU?」の文字

    *赤のポンティアックを乗りまわすアイバンという男

    *スリラー・カーのルート666

    *空港カフェのウェイトレスのマリア

    *きちんと家賃を納めてくれると喜んでいる大家さんの来訪時、異臭に気づかれ(ドキッ!)となるトレヴァー
    etc...etc...   


    人物にせよ、小物使いにせよ実に巧妙に仕組まれており、それがトレヴァーの脳内回路の中で一直線上で繋がっていく瞬間の恐ろしいこと、恐ろしいこと! 


     因みに余談として2つ。 


    (1)=いちばん最初のシーンで個人的にはベールの主演した1991年の『アメリカン・サイコ』を連想、彷彿とさせられてしまった。 


    (2)=付箋にメモを記すゲームに「ハングマン」という名称のものがあるらしいのだが、何とこれは二人用のゲームで、相手の考えた単語を当てる形式らしい。
     
    「それ」を知った私はまた、一人で勝手に(ゾクッ!)となるものを感じてしまった。
       
    《二人用のゲーム=トレヴァーの中に巣食う「もうひとりの自分」》に他ならないからーーー  

  • どうなんるんだろう?
    なんなんだろう?
    って、グイグイ引き込まれた。

    全体的に漂う
    場所・人の不気味さが
    狂気を連想させる。

    おもしろい!

  • クリスチャン・ベールの痩せっぷりが痛々しい。
    罪悪感を形にするときっとこうなるのだろう。

  • ルート666の乗り物が怖かった。

  • 1年間眠れない不眠症の男の物語。

    何がすごいって主人公の役者さんが役に合わせて
    ー30キロの減量をしたこと!!!
    プロ魂は認めるけど、確実に寿命を縮めたと思われる。
    よく死ななかったな~ってくらい骨と皮のガリガリに。

    そのインパクトは強いけど物語はさほど素晴らしいミステリーではない。
    なんとなく先が読めてしまったのが残念。
    せっかくここまで減量した彼をもっと活かせなかったのかと思う。
    並大抵のことではこんなに痩せれないよ!
    彼がここまで体をはろうと思える作品にはちょっと思えなかった。
    が、彼の努力に★4つ!

  • 1年間、寝てない男の妄想話。あたしは好きじゃなかった。夢オチかとも思ったけど、全て妄想だったって話。おもろくない。 ただ、音と色がすっげかっこよかった。テルミンを使ったBGMは見てるほうが眠くなるし(笑)、色がクールでかっこよかった。ミニシアター系ってストーリー微妙でも、色や音楽がかっこいい映画って多い気がする・・・   なにより、ここまでやせこけた役者さんに乾杯!(笑)

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