ヒトラー ~最期の12日間~ スペシャル・エディション [DVD]
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みんなの感想・レビュー・書評
原題はドイツ語で「失脚」「没落」(邦題ひどい。おそらくヒトラーって出しとけば話題になるだろうという打算的な思惑があったと思うが)。
ヒトラーとはどのような人物か。第2次大戦を引き起こした人。ユダヤ人を大量虐殺した人。いわゆる大悪人。ナチ。独裁者。多くのドイツ人を熱狂させ、未だに信奉者がいる人。どれも表面的であり、ヒトラーの人物像には迫っていない。
この映画は人間ヒトラーを描きながら、彼に歴史に翻弄される人々を通じて、戦争の悲惨さを伝えている。出来は文句なく、役者陣も素晴らしい。特にヒトラーを演じたブルーノ・ガンツの演技が秀逸。ヒロインのアレクサンドラ・マリア・ララはちょっと美人過ぎか(素敵なんですけどね)。
時の悪戯で、誰にだってヒトラーになり得る。決して自分達とかけ離れた人間ではない。そう感じるからこそ、ヒトラーへの興味が湧いてしまうのだ。
ドイツが降伏する直前のベルリン様子を再現した映画。ヒトラーの秘書であった『トラウドゥル・ユンゲ』という人物が主人公っぽい役割。というよりこの映画自体が彼女の証言に基づいて作られているらしい。(彼女自身は2002年の逝去している)
史実だし、あまり新しい発見が得られるような映画ではないですが、戦争というものをしっかり覚えておくには良き映画であると思います。思想と地図からしか世界を見ない人間が、どういうことをするのかがよく分かる。
一番嫌なシーンは、ゲッペルス夫人が子供達に毒飲ませて皆殺しにする所でした。心中を強いる大人ほど気持ち悪いものはないのです。。。
それにしても、ヒットラーの役の人(ブルーノ・ガンツ)、似てるねぇ、上手いねぇ、いや凄いわ。末期のヒトラーって、本当にあんな感じだったんだろうな。
秘書の立場から第三帝国の終焉を描く映画。
戦争シーンなどはほとんどありません。ほとんど狼の谷の中の出来事です。
ヒトラー役・ブルーノ・ガンツさんの名演技、それだけでも見る価値がありますよ!
(ちなみにヒムラーも大変似ています。)
ただの狂気の独裁者ではなく、人間味のあるヒトラー像はなかなか珍しいのではないでしょうか。
追い詰められた人間の様が描写されています。
個人的に好きな映画です。
ヒトラーが自殺するまでの12日間を描いたこの映画。 圧倒的なカリスマ性を誇って第3帝国を築こうとした男の面影は全く見えない。 自国民の犠牲も省みず、明らかに敗戦するであろう事実を突きつけらても、それを受け入れようとせず、ヒステリックにもがき苦しむ一人の男の姿が描かれている。 地下に潜っている総統らに、いよいよ本土にまで及んでいる爆撃の音もどこか現実味がなく、配下の将軍達は戦局に... 続きを読む »
改めて、この時代のドイツと日本は似ているなぁとちょっと感じました。押さない少年少女までもが戦場に駆り出される姿は日本の戦争映画にも出てくる少年兵たちとかぶります。怖いくらいにひとつのものを崇高し執着し支えとする。もはや神ですね。たしかに今までヒトラーについて描いてきたたくさんの作品の中で、一番ヒトラーの人間味あふれる姿を描いている作品だと思います。どんなにたくさんの民衆が神とあがめようが本当は怖いものは怖いし愛しい女性だっている「アドルフ・ヒトラー」という一人間なんですよね。
3時間隙間なし。息の詰まるような映画でした。
軍の守るものは国家や体制であって、人民ではないという事がイヤというほど思い知らされました
2004年ドイツ制作、日本公開2006年。 ヨアヒム・フェストの原作を元に、オリバー・ヒルシュビーゲルが「怪物」ヒトラーではなく、「ヒトラー」そのものを描こうとした作品。第三敵国の崩壊の足音が忍び寄るベルリンの地下壕が舞台だ。 ヒトラーを描いた映画でドイツ人自身の手による初めてのものとして、世界中で様々な反響を呼び起こした。日本では「今明かされる衝撃の真実!」などと、多少ズレた謳い文句とと... 続きを読む »
私の場合、面白いとかそういう以前の問題で、色々考えながら観た映画。ヒトラーの人物像は、製作者側の考えもあっただろうから、一概にこうだったとは思わないけど。
第2次世界大戦も終局を迎えつつあるドイツ。戦局の悪化を知り、あがくヒトラーの最期と、幹部達の動向をシリアスに描く。ヒトラー役の人が素晴らしくて、最初は意気揚々とみなぎっている闘志が、段々と磨り減り、どんどん歳をとって疲れていくさまがすごくリアルでよかった。ヒトラーのことを全然知らない私には衝撃を受けるシーンが数多くありました。後を追うように自殺する幹部達の姿を見て、彼がどんな人間だったのかとても知りたくなりました。長いけど、いい映画です。
とても考えさせられる映画。
日本の戦争ものだと、涙してしまうことが多い。いろんな感情で。言葉はわるいかもしれないが、感動モノ、に部類されるのかな。
しかし、こういう映画は涙することがあっても、歯をくいしばって静かに涙がでる。 戦争の大半がこういうものだと、思える。まったく戦争のことを知らないから、美化されているものを見る気にはあまりなれない。 単純にエンターテインメントとして観るには、テーマが大きいのかもしれない、私には。
ヒトラーの残虐さの裏には何があるのか。実在していた人物だけに、色々考えてしまう作品。
ヒトラーを描いたまあまあ最近の映画。特定の人物に肩入れしたり、けなしたりすることなく、わりと淡々と描いてました。映像も良かったし。しかし色々不満は残ります。 まず、ヒトラー老けすぎです。あれはどうみても56歳じゃありません。主演のブルーノ・ガンツの演技はうまかったんですが、どう考えても70歳は越えちゃってる感じです。椅子からもよろめきながらでないと立ち上がれないんですよ。自殺せんでもほっときゃ... 続きを読む »
ランバ・ラルじゃないけれど、”戦いに敗れるとは、こういうことだ”ですな。 世間では、多分、ヒトラーを人間として描いた傑作!というようないわれ方をしているんだろうなと思われるけど、はあ、そうですか。こんなの洋の東西を問わず、時代を問わず、どこにでもあった状況の一つに過ぎないと思うけど。 たとえば日本でも、平家が滅亡する時も戦国時代の武将が城攻めにあって敗れていくときも、こんな風景が繰り返されたん... 続きを読む »
原題名「DER UNTERGUNG」直訳すると、”没落”といった意味だそうです。 ヒトラー最後の秘書となった女性の視点から、ナチ滅亡の過程を追っていくドキュメンタリー風の映画で、ヒトラーを一人の人間としてありのままに描いた、本国ドイツでも問題になったといういわく付の作品です。すでに敗色濃厚となったベルリンの地下壕で、病からくる手の震えをを隠しつつ、ありもしない軍隊に望みを繋ぎ、ほとんど自暴自棄状態... 続きを読む »
映画の中のヒトラーは時々強烈ヒステリーにはなるけれども、意外と普通のおじさんぽい気がしました。
このおじさんのどこにそれほど心酔する部分があるというのだろう?
上映中、ドイツで色々話題沸騰した映画。
現代のドイツ人にとって、ナチス時代を振り返る事は容易では無いし、一種のタブー。
監督・スタッフは、よくこの映画を作り上げた。
今の私達日本人は、当時の事をどれだけ知っている、振り返る事が出来るのだろうか??
非常に重厚。けっしてヒトラー礼賛では無くよくできた検証ドキュメント。一貫した先を見せない演出が内容にあっています。 考えるのが好きな人におすすめ スナオなひとは?
最後の12日間なだけあってナチスが負ける前の話し。映画館で見たかったけどいつのまにやら終わってしまった。
戦争って寂しいものだと感じさせられました。ヒトラーだけでなく、それに関わるいろんな人についても寂しいと思いました。ヒトラーってこんな人だったんだな。これも泣けました。おすすめです。
戦争とは、平和とは。
思想とは、名誉とは。
いろんなことを考えさせられる映画だった。最後の登場人物たちのその後の消息を知り、つい最近まで生きている人たちもいて驚いた。年表上で何年にどんなことが起こっているかと知識では知ってるつもりだったけど、戦争が本当につい最近まであったことを実感した気がした。平和な時代に生まれた自分が戦争のことを知っておくのはせめてもの責務だと思った。“若さが言い訳にならない”と元秘書が言ったように知らないでは済まされないと思う。

敗戦前のヒトラーとその周りの人たちの様子を秘書を中心として描く。
パッケージのヒトラー役の俳優さんがすっごく似ていて手に取った作品。
演技もヒトラーそっくりだった。
実際ヒトラーを見たわけじ...





