女は二度生まれる [DVD]

監督 : 川島雄三 
出演 : 若尾文子  藤巻潤  山茶花究  フランキー堺  山村聡 
  • 角川映画
3.33
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本棚登録 : 24
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111281746

感想・レビュー・書評

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  • 1962年東宝。原作:富田常雄「小えん日記」。若尾文子、山村聰。
    芸者の女性が赤線廃止を機にクラブに勤め替えする。その前後に関係する複数の多彩な種類の男性(建築士、大工、寿司屋、学生、工員など)との関係を描く。なかでも1級建築士山村の2号さんとなることと山村の死が中心となる。若尾のたくましさと寂しさ。
    それにしてもこの時代、芸者ってこんな風だったの?と疑問にも思う。今なら差別など問題山積で絶対作れない映画だろうと思う。にもかかわらず面白い映画だった。

  • 若尾文子の佇まいとセリフがなんとも艶っぽくて素晴らしい。

    おじさんから少年まで手当たり次第手を出す、とんでもない淫売女でありながら、情の厚さと気立の良さを醸し出す。この得体の知れない女性の自由な男遍歴を描いた映画。

    不思議な面白さにある映画ですが、そーやはり若尾文子の魅力に全てですね。

    ところで、このタイトルはどういう意味なのかなぁ。そういや、「動的平衡」の福岡伸一氏が「女が二度生まれる」というには生物学的に正しいって書いてたなぁ。

    BS松竹東急「土曜ゴールデンシアター」にて。

  • 若尾文子はいいなぁ・・・・。

  • これもまた「しとやかな獣」同様、明確なストーリーみたいなものはなく、淡々と進んでいく感じの映画だったため、眠気を堪えるのに必死でした(笑)

    ヽ(・ω・)/ズコー

    けれども、決してつまらなかったわけではなく、この当時の日本人の会話とか? には今の日本にはない人情と言いますか、なんというのか…人間の匂いみたいなものが濃厚に漂っていたような気がします!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    うーん…一人のメスが多くのメンズをたぶらかす話? なのでしょうか、これは…タイトルが何らかを暗喩しているんじゃないかと疑ったりもしましたけれども、この映画は少々僕が観るのには難しくて…もっと大人になってから観たら意味が分かるのか!? けれども、現時点で僕は十二分に大人なんですけれども…ま、分からないものはいつまで経っても分からないってことですね! ←え?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    最後の言い合いのシーンなんて特に良かったですねぇ…っていうか、その辺りが唯一目を見開いて観られたシーンでして、あとは眠かったです(笑) おしまい…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 日本映画専門CH。
    悪意のない悪女伝なんだが、小えんの目線だけで描かれるので、ファムファタルというよりは、小えんの物語。
    女の人生を謳歌する主人公に葛藤はない。
    成長物語としては弱いし抑揚のない話だが、だからこそ、自分の不幸に気づく唐突なエンディングが効いてくるわけ。

    靖国神社を割と自然に背景として描く稀有な映画でもある。

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