ハウルの動く城 [DVD]

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監督 : 宮崎駿 
  • ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2012年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241980762

ハウルの動く城 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 映像が綺麗すぎて、それだけでもう星五つ。

    コンピュータグラフィックスが随所に用いられているのだけれど
    あくまでも「表現効果」の範囲で補助的に利用するスタンスに敢えて留まっている。
    最近、むやみやたらとCGを使いまくり、もはや実写に近くなってしまっているようなアニメ作品も多い中で
    アニメーションのアビリティ、すなわち「二次元で絵が動くこと」だからこそ出来る表現を大切にしているんだな、と感じ取ることが出来た。
    実際に本作の後に発表された『崖の上のポニョ』ではCGを用いずにオール手描きで作品世界を描ききっているが、おそらくこういった効果を狙ってのことだろう。


    あらすじはわかりやすくて、エンターテイメント性にも富んでいた。子供から大人まで楽しめると思う。
    その代わりに随所に伏線や細かいメッセージが込められていたように思う。
    何度も見返したら面白そう。

    それにしても、登場するキャラクターが皆あまりにも愛らしくて、思わずニヤニヤしてしまった。
    公開当初は声優に芸能人を起用している事で注目され、賛否両論のようだったけれど
    キムタクとか神木くんとか、普通に魅力的だった。

    それにしても、スタジオジブリが繰り出してくるメイ(トトロの)とかポニョ的な幼児は、卑怯なくらい可愛すぎてやばいと思う。

  • 何気に好きなんです。

    最初に観た時は、よく分からんな〜ってくらいの感想でしたが、観れば観るほど好きになる。

    ジブリ映画の描く高低差の表現にいつも感嘆します。震えるわぁ〜。

    ジブリ映画ハマると、都市伝説や裏話まで検索して調べちゃうんですが、ハウルももちろんやりました。
    ああ、そういう設定があるのかー!と知って尚面白いです。そしたらやっぱり、原作読みたいってなりました。

    キムタクは適役だと思います。女の子の憧れの王子様的な、現実味がないほどの完璧な王子様、それはキムタクにしか演じられないと思います。そういうの憧れない私ですら、ハウルにはときめいちゃいますねー。
    金髪の気怠そうなハウルも、ピシッと揃えられたオカッパハウルの、何を考えてるのか読めない瞳も、黒髪のとっぽい兄ちゃん的なハウルもどれもたまらーん。キムタクの声でよりそれが完全なものになっている気がします。
    カルシファー可愛い。神木くんの声もいい。可愛い。
    もう全てが、いい。
    自分思ってた以上に好きでした。

  • (2004年12月のブログより転記)

    よかったですぅ。この映画、余韻がすごいです~。うるうる。
    わたし、けっこうファンタジーって好きなんだな、と今更ながら実感してしまいました。


    その感動を表現するなら、じわ~~~っと心のひだひだに沁みてくる感じです。
    映画が終わったときは、うるって感じだったんですけど、余韻に浸りつつ半ば放心状態でエンドロールをぼんやり見ていたら、じわ~っとひだひだまで沁みてきてですね、場内の明かりが付いたときは、思い切り泣きべそで恥ずかしかったですよ。

    ほんとおもしろかった~。ストーリーも登場人物たちも、その一場面一場面がいいんですよ。
    とにかくハウルはかっこいいし、いろいろいわれてるけどさ、キムタクすごいよかったと思います。
    純粋に映画を楽しめるし、いろいろ考えても楽しめるし、まだじわ~~~っとしてます。

  • ストーリーも全体の音楽も絵も素晴らしくて
    大好きな作品だけど、ソフィーの声がやっぱりどうしても
    違和感が否めないのが個人的に残念です。

    ココロを失くしたハウルがココロの存在と重さを知っていく
    過程がすごくステキでした。
    自分よりも大切にしたい人を見つける幸せ。
    守りたい人がいることの弱さと強さ。

    ハウルを取り囲むキャラクターもみんな魅力的で大好きです。
    かわいいマルクルとハウル、カルシファー、荒地の魔女の寂しさが
    ソフィーによって1つとなってあったかい家族になっていく
    その温度を感じられて毎回とってもうれしい気持ちになります。

    あのお花畑をもう1度映画館で体験したいなぁ♡

  • ・ハウル
    実態は見栄っ張りでずぼらで弱虫な若者。精神的に未熟な反面、限りない優しさも持ち合わせている。
    火の悪魔カルシファーに心臓を与えることで契約を結び、自身の魔力を強めていると同時にカルシファーを城に縛りつけている。

    うつくしくなかったら、生きていたって仕方がない

    ・ソフィー
    三人姉妹の長女。自分は妹たちのように美人でもなければ明るくもない、と思い込み、しがない帽子屋を継ぐことが宿命だと思い込んでいる。
    一日じゅう工房で帽子を作り続ける生活を自分の運命と諦め、地味な灰色の服を着て、お祭りの人ごみにさえ怯えている。
    老婆にされたことによって自意識から解放され、積極的な性格になっていく。
    ある意味、ふっきれる。老人になってしまえば、美人じゃないなんてことは、どうでもいい。トラウマが一気に消えたことで彼女は解放されるのである。

    ・マルクル
    「しばし待たれよ」「じゃがいもは嫌いじゃ」「魚はきらいじゃ」

    ・カルシファー
    やばいよやばいよ


    →カブ
    初めは、ただの物であったものが、少女に助けられて命を持ち、純粋無垢に少女を助けようとつとめ、最後は美しい人間になっていく・・

  • 久しぶりに観た&原作を読んでみた上での感想。

    序盤が良すぎて後半グダグダになってる気がした。でも好き。
    ソフィーとハウルが最初に出会って空中で歩くシーンがこの上なく好きなんですよ…そこだけ何度も観たくらい。ワルツが流れるこのシーンが作中で最も美しいと思う。人によってこれが踊っているのか歩いているのか解釈は分かれるかもしれないけれど、ハウルがソフィーの手をとってリードしている姿は舞踏会でエスコートする紳士に見える。素敵。

    各ジブリ作品のマスコット的なキャラの中ではカルシファーが一番好き。我修院さんの声って不思議な魅力がある。カルシファーの表情が人間並みに豊かでかわいい。
    キムタクの声がハウルというキャラクターにとても合ってる。癇癪起こすところのシーンでもそう。静かに話す時の声がすごくかっこいい。
    お嬢さんとお婆さん両方の声を演じるために倍賞さんをキャスティングしたんだろうけれど、お嬢さんの時はやっぱり違和感あるぞ…

    原作よりむしろ映画の方がハウルとソフィーが惹かれ合ってるように感じた。

  • 『ハウルの動く城』、ずっと観たことなくて、たまーに好きな人がいるので観てみた。
    最後まで観たら、「ちょ待ぁてぇよっ!」とつい口をついて出るような映画でした。

    事前になんとなく知ってた賛否両論、女ウケはそこそこいいけど男ウケ悪いってやつ、全くもってそのとおりやなと笑。序盤退屈、中盤めちゃおもろい、終盤「……。」みたいな感じ。
    この映画、普通に作ってたらめちゃくちゃ良い映画になったはずなのに、なんでそれしないの?「あえてしてない」とかだったらくそダサいでしょ、それ。
    しないんじゃなくてできないんだったら、ただの耄碌した老害なんだろうけど。

    ポニョとか千と千尋がこの方向性なのはいいんだけど、ハウルでこれってのはほんとなんなんやろう?としか思えない。

    中盤めちゃ面白いって書いたけど、良いとこもいっぱいあるんです。ビストロSMAPのシーンとかね、「近い近い近い!」みたいなね。最高。
    で、恋愛もので、こういうとこ良いのに全然恋愛描ききれてねぇじゃん!!と。『風立ちぬ』で「いやそこがようやくスタートラインでしょ?」って思ったけど、この人はやっぱり恋愛を描くのは下手くそなんでしょうか?クラリスとか普通にできてたと思うんだけどなあ。

    それよかなんで悪いか?って意見の方を聞きたい。

    この話、学習性無力感の話なんだと思うんだけど。象に鎖つけるやつ。
    ソフィーの方は女性の社会的地位や若さ、みたいなとこで「呪い」としてあって。

    で、戦争の要素は宮さんが追加したらしいんだけど、魔法使いってのは何なのか?って言うと、アニメーター。イリュージョンを見せる自分たちの仕事。他の作品でも書いたけど。

    その中でハウルは、アナキストというか。簡単に言えばパンクロッカーですよ。

    そういうとこめちゃくちゃ良いのに、ソフィーもハウルも話の中で大して成長しないというか、自分で何か行動して獲得するみたいなことをほとんどしない。だからつまらん。
    一応ハウルの方は戦争反対ってのはあるんだけど、やり方ちゃうやん。師匠(親みたいなもん)と対決して乗り越えたら終わるやん。それこそ、高畑さんと宮さんの関係、あるいは宮さんと庵野の関係みたいなもんじゃないの。
    親が子離れしてないっていうのもあるのかも。

    ダメなパンクロッカーがダメなまま終わるし、ダメなことを肯定してる。ガキのままで終わる。
    ガキが観るガキの為の映画なのに、宮さんにはこういうことして欲しくないわけです。で、できなくなったんなら耄碌ジジイだろうと。ダメな自分を肯定するような。あるいは助けてって言ってるような。
    『紅の豚』のポルコみたいなもんですよ。にしてもポルコの方がちゃんと行動してたと思うんだけど。

    それもこれも、恋愛がちゃんと描けてればよかったんだけど、きっかけがヌルすぎて。ソフィーの方はほんと、ただキムタク好き!アイドル好き!ってだけで。ハウルの方はとってつけたような感じで。戦争が終わる理由もだけど。
    あの中でちゃんと恋愛してたのは、美輪さん演じる魔女のババアだけなんじゃないの?あぁ、カカシもいたか。

    ソフィーが恋に落ちた(?)とき、飛ぶんだけど。宮崎作品で「飛ぶ」ってのは重要で。
    飛ぶやつと飛ばないやつがあるんです。飛ばない豚はただの豚だしね。ポルコはちゃんと自分の意思で飛んどる。

    (追記で)今気づいたんだけど、ハウルが自分の意思で動かないのが心がなかったからとすれば結構納得いく。
    要するにハウルに対しての呪いはカルシファーで。星(才能)を拾ってしまったが故にかかってしまった呪い、みたいな。そうするとのちの『風立ちぬ』とつながってくる。
    でもやっぱりナルシストだよ、宮さん。

    女性の地位、フェミな話だとすると、ナウシカとか戦闘美少女ものの原点みたいな感じで、ずーっときて’92年のセーラームーンがそれを倒すんだけど。リドリーの『テルマ&ルイーズ』が’91年だけど、時代的にも近くって。
    で、ハウルでこんな内容だと、なんかもう時代遅れというか、遅い気がするんだけどなあ。

    キャストでいうと、宮さんは島本須美をずーっと使いたかったと思うんで、ソフィーも島本須美がやりゃあいい気がするんだけど、たぶんダメだから倍賞姉で。

    非声優、俳優を使うのも昔からのジブリの特色だけど、キャラの見た目をキャストに寄せてる気がしてて、そういうとこは良いなと。

    で、成長しない主人公を助ける女性ってそれ寅さんとさくらじゃねえか!!

    ていうことで寅さん観てからハウル観るのもまた一興でしょう。
    あとあの犬はどう見ても押井にしか見えん。

  • 相変わらず最初に出てくるハウルがかっこいい。それがどんどん子供っぽくなってくのがまたいい。守るものが出来たって、かっこ良いね。

  • 昔見たときはもっと意味がわからない映画だった気がするんだが、すごくよく分かるじゃないか。
    超おもしれえし。

    やっぱ、宮﨑駿って別格ですね。

  • 2005年の発売だったはずなのになぜ2012年てなってるのか。いいけど。べつに。原作とだいぶ違うけど、これはこれで、というかんじ。ソフィーの声がひどい…もうちょっとなんとかならなかったのか。ハウルは美人。クラバートみたいになるところ、宮崎駿の趣味だなあと思った。子ハウルのビジュアル好きだなあ。音楽が素敵。安定の久石譲。映画の最初のほうで、テーマ曲が流れた時、映画館でびっくりした。ワルツだよ…!て。うわーいいなあ、て。うっとりしたのよね。懐かしいなあ。

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