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- / ISBN・EAN: 4947864905569
感想・レビュー・書評
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ダニエル・ブリュールが出ているので見る。26歳。「グッバー・レーニン」に次ぐ出演作。ぽっちゃり顔でうつむき加減の眼がたまらなくかわいい。
制作時2000年代前半のドイツが舞台か。金持ちの資本家の家にいたずらをし「教育的革命」をしているヤン(ダニエル・ブリュール)とピーター。ピーターの恋人ユールはベンツに追突し多額の負債を返している。そこにユールの交通事故相手の家に「革命」しに入ったものの姿をみられ誘拐しユールの叔父の山小屋にたてこもる展開に。ユールはヤンに惹かれてゆく。事故相手は昔は学生運動の旗手だったことが分かってくる。
事故相手の家に入り込むあたりから、二人は急速に接近しやきもき、さらに相手にみつかりどうなる、山小屋に行き、えーどうるすの? けっこう後半いらっと感じた。しかし最後、ユールの事故補償金は無しにしてくれたものの、警察には言わない、といっていたのに、ユールの元のアパートには警察が入り込む。
女性が男性二人の間で揺れ動く、という設定はどうしてたくさんあるのか? その逆の作品って思い浮かばない。男性一人に女性二人だと、揺れ動く、のではなく単に男性の二股、で片付けれられるから? それとも監督が男性だから?
金持ち役のブルクハルト・クライスナーという人は「グッバー・レーニン」ではアレックスの父役だった! さらに最近みた「白いリボン」では教会の牧師役だった! 知らずに見ていたのか。
2004ドイツ
2019.1.12レンタル詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3回トライしたけれど、三回とも寝てしまった。
まぁ、そういう映画もあるさぁ。 -
痛快と言ったら痛快で面白い作品でいたが、現代社会に投げかけたものか、現代の若者に投げかけたものかどちらとも取れる作品だと思う。中韓あたりでは若者を扇動している政府がいるのでこれと言って元気だなぁ~と思わないし、欧州でも昔の元気はなくなっているし、ネット普及により若者の精機が少しずつ失われているような気がする
「ベルリン、僕らの革命」
https://www.youtube.com/watch?v=TauT7ITUyd8
大人になっていた点で少し要素は違うが「レボリューション6」なども同じジャンルと位置付けてもいいのかもしれないと思う。この手の作品は正直好きです!血が騒ぐというか何も行動を起こせない自分に喝ではなく活を入れているような気がする。
それにしてもここまでくると若者の行動としてみるのではなく一連のテロ活動と何ら変わらないようにも思える。だって~お金の出方が半端じゃないような気がするんでね~。この僕の知らないエンディングはいらないなぁ~ -
DIE FETTEN JAHRE SIND VORBE
2004年 ドイツ+オーストリア
監督:ハンス・ワインガルトナー
出演:ダニエル・ブリュール ジュリア・ジェンチ スタイプ・エルツェッグ
『グッバイ、レーニン』を観たときに、ちょっとユアン・マクレガー似で可愛いと思ってたダニエル・ブリュールの主演作です。
彼と、彼の親友(ヴィンセント・ギャロをさらに悪人にしたような顔の)が、レジスタンスと称して愉快犯のようなことを繰り返してるうちに、成りゆきで金持ちのおじさんを誘拐して、逃避行生活をすることになって…みたいな話なんですが。親友の恋人を寝取っちゃって三角関係とかはトリュフォー的でありつつ、主題はわりと理屈っぽい、なんていうか…ドイツだなあという感じ。
レジスタンス気取りの主人公たちと、金持ちのおじさんが一緒に逃避行してるうちに、意見を交わし合ってなんとなく理解というか情が芽生える…みたいな感情の動きは面白かったと思うんですけど、どうも私も汚い大人の仲間というか、主人公たちの青くさい理想主義が結構腹立たしかったりして、悪役の金持ちおじさんの意見にむしろ納得してしまったり(苦笑)。そのせいか、感情的にはあんまり共感できない映画でした。ラストの落ちもあんまりわからなかった…。
(2005.09.01) -
強烈!!というわけではなくても、ドイツ映画が変わったなぁと思わせる一作。
革命なんだけれども、対話があったりして、面白いアプローチだと思った。
結末も別に悲惨じゃないし。
ドイツっていうと、かっちりしているイメージがあったけど、時折手でとったようなブレがまざるのも演出として面白かった。 -
久しぶりによい青春映画を見た。
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ドイツの女の子って脇毛処理しないんですか?
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恋と革命は切り離せない。若いっていいね。
ダニエル・ブリュールが素敵! -
面白くもいろいろ考えさせられた作品。若いころなら主人公たちの目線で見れたかもしれないが、今は誘拐された側からの感想かな。主張はわかるが、理想だなと思う。でも考えろと。お金持ちになって弱者をすくうということではなく、体制を変えろか?悲しいことに皆が納得できる体制などないので悩む。何かを変えたいと行動する若人と、今の体制に染まった中年の物語。
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現代ドイツに生きる若者達の、恋と革命とロックンロール。
理想のためにどこまでやる覚悟があるか?
後先を考えない、衝動と、勢いと、力。暴力的なまでの若い力。
こういうの大好き。信念があるものが好き。うつくしい何かを追い求めるのが好き。ヒーローなんかいない。失敗することなんてわかってるし、世界は変わらないし、それでも目の前の何かをほんの少しでも変えたくて、足掻いて、そういうのが大好き。Libertinesが大好きだった高校生の頃を思い出しながら、のんびり過ごす大学生のわたしにとって、良い刺激になりました。