真実の行方 [DVD]

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監督 : グレゴリー・ホブリット 
出演 : リチャード・ギア  エドワード・ノートン 
  • パラマウント ジャパン (2005年10月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113753401

真実の行方 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 1996年パラマウント映画。主演はいまや「寅さん」が板に付いている(笑)リチャード・ギアです。
    アメリカ・シカゴ。検事崩れの弁護士マーティン・ヴェイル(リチャード・ギア)は敏腕であったが、また己を売り出すことにも夢中であった。そんな時、大司教が猟奇的に惨殺される事件が発生し、容疑者はすぐに逮捕されるのだが、自分を売り出すチャンスと考えたヴェイルはその容疑者の弁護を無償でかって出た・・・。
    法廷サスペンス物ですが、最初から真犯人は何となくわかってしまう感じです。(笑)しかし、ストーリーの進行はそれを逆手に取っている感じもあり、ひねり具合がなかなか良いですね。
    主演のリチャード・ギアはちょい悪の敏腕弁護士という役どころですが、ドラマが進むにつれてだんだん人間っぽくなってきて、まあ主役だから仕方ないですが(笑)、あのまま「ワル」路線でいって欲しかったなあ。(笑)ところどころ見られたリチャード・ギアお得意のニヒルっぽい笑いは逆に少しこわかった。(笑)秘書役のナオミは、『ER』のアビー役のモーラ・ティアニーで、ドラマの間中ずっと、「あっアビーだ」と思ってしまって・・・。(笑)容疑者役のエドワード・ノートンはこの作品でゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞したとのことですが、この映画全体の核として難しい役どころを良く演じていましたね。
    法廷物ストーリーとしては少し粗も目立つような気もするのですが、脚本の良さと出演者の魅力でそれなりに楽しむことができました。ラストには衝撃的な顛末が明らかになりますが、この展開を織り込み済みなのを逆手に取ったストーリーだったこともあり、衝撃性は少し弱められてしまったかな。

  • 人は異なる二つの真実があると、信じたい方を信じるものだ、って思ったことありませんか?
    この映画は、二択に惑う百戦錬磨の大人達が、一人の少年にさんざん振り回された挙句、
    最後は全員騙されちゃったというお話です。

    所謂法廷サスペンスものですが、登場人物達はいつも異なる二つの真実の間で揺れ動いています。
    ― 悪か正義か、有罪か無罪か、恋か仕事か、出世か人助けか、安住か挑戦か、正か不正か、信頼か裏切りか
    これってつまり、ある意味みんな二つの顔を持っているようなものなんですね。
    そして自分の人生にとって、どちらが正しいと確信持てないから揺れ動くわけなんです。

    実はこの映画の本質のテーマはそこなんじゃないかと思います。
    容疑者は二重人格を演じて精神障害で無罪放免になっちゃいます。
    優しきアーロンと狂暴なロイを演じ分けましたが、本性は狂暴なロイでした。
    え~っ!後味悪!というラストですが、考えてみたら、
    ある意味みんな二つの顔を持っているようなものなんですよね。アーロンの顔とロイの顔を。
    そして映画で大人達はみんな信じたい方(アーロン)を信じて、みんな騙されちゃうんです。

    「信じたいことを信じるな。目の前で起きていることだけを見よ。」ってことなんでしょうか。
    この映画からの答えは、結果騙されたとしても結局、バーで酔ったリチャード・ギアのセリフではないでしょうか。
    「なぜ俺が有罪と思ってる 犯罪者を弁護するのか聞きたいんだろ?教えてやろう。
    金?金はいくらでもぶんどってやる。有名にもなりたいよ。でも違う。
    有罪判決を受けるまでは無罪という見解を俺は信じている。人間は本来 善だと信じているからだ。
    犯罪は悪人が起こすとは限らない。判ってやりたいんだ。とても善良な人達が悪事を働くことはあることなんだ。」

    ラストシーンで法廷の出入り口の上下が逆さまになるシーンは見事なメタファーでした。
    そして法廷を出て、途方に暮れるリチャード・ギアは観客の気持ちを見事に代弁しているのではないでしょうか。

    いかにもモテそうなリチャード・ギアのつぶらな瞳と深いほうれい線からにじみ出る笑顔が相変らず見事でした。
    そして27歳で19歳の少年を演じた上に、その少年は二重人格で、しかも実は二重人格ではなかった、という
    ぐっちゃぐっちゃで訳わからない役を見事に演じきったエドワード・ノートンの演技力が素晴らしかったです。

  • 法廷モノを観慣れているとパンチはないかも。日本の司法とは違う派手なやりとりや駆け引きが見どころではあるけれど、似たようなものもあるので。
    でもアーロンのキャラクターは素晴らしいし、一歩間違えば陳腐になってしまったかもしれない『真実』に説得力を与えたのは彼を演じるエドワード・ノートンの演技力。主人公の弁護士を演じるリチャード・ギアの、クールになりきれない感じもいい。
    あまり「謎を解いてやろう」と気負わずに観るのがいいです。(どんでん返しを期待し過ぎると疲れて楽しめませんよ)

  • また20年前の映画を再鑑賞。エドワード・ノートンのデビュー作。若くてかわいいのに震え上がるほどの怪演。この映画以降エドワード・ノートンが出る映画は欠かさず見ています。これはストーリーも脳裏にくっきりと焼き付いていて、ほとんど覚えていた。すごい。

    ユージュアル・サスペクツと同様、主人公が別人格を演じている映画で、とにかく俳優の演技力に驚愕できる。ストーリーで言うと「真実の行方」の方が完璧に全員を騙せているので絶望感が高く、私は好きかな。

    何度観ても面白い。

  • 27歳デビューと遅咲きの感はあるが年齢を感じさせない若さはある意味武器のようにも感じる。それにしてもデビュー作でアカデミー賞の助演男優賞にノミネートされるほどの演技力はどの作品でも目を引く!

    エドワード・ノートン!主演のリチャード・ギアでさえたじたじだったかもしれない。

    「真実の行方」
    https://www.youtube.com/watch?v=kYQ0ySzZo4c

    今のエドワード・ノートンからすれば当たり前なのかもしれないが、この作品はデビュー作ですからね。ただ、この作品においては二重人格者を演じる悪人を演じ、代表作でもある「ファイトクラブ」でも二重人格者。「アメリカンヒストリーX」では悪人から善人へと変貌と代表作の役柄が似通っているから不思議である。

    個人的には「レッドドラゴン」でれくたー教授と渡り合った捜査官役が好きなんですけれどね!

  • 久々にすごいおもしろかった。TSUTAYAの名作発掘キャンペーンが神。

    エドワード・ノートンのどんでん返しにまたやられた。
    手品みたいなだまされ方してしまいました。注意を別にそらしておいて…みたいな。

    最後の反転する映像が天才的。象徴的だし、見事にしめてる。
    テレビ放送したら毎回観るぐらい名作。(な)


    エドワード・ノートンの表情がすごい。「にやり…」って笑いが無垢なようで悪そうにしか見えないw
    リチャード・ギア=ラブコメに出てくる人の好いおじさん、っていう私の中のイメージがだんだん薄れていく…(り)

  • 何が正しいのか。分からなくなる。
    衝撃のラストまで目を離すな。
    リチャード・ギアが弁護士を演じる話。弁護士は弁護人が殺人者であろうと弁護をします。

  • やられた。終わり方がいい。
    普段は俳優が演技がどうのこうのという点にはあまり関心がないんだけれども、Edward Nortonがすばらしかった。

  • リチャード・ギアがかっこいい。
    リチャード・ギアがかっこいい。
    リチャード・ギアがかっこいい。

    そしてオチが...
    ギア様かわいそすぎる。
    がんばったのに。
    あんなにがんばったのに。
    あっさり騙されてしまいましたな。

  • 確かに演技はすごい!!
    けど、どんでん返しは想定内だったかなー
    当時映画館で見れたなら、だいぶがっつんくるんだろうけど。。。
    しかし・・・
    物語としてはありなんだろうけど、
    現実の二重人格で苦しむ人もいるわけで
    そこに対する偏見が強くなったりしないものか、と思ってしまった。

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