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- / ISBN・EAN: 4527427652880
感想・レビュー・書評
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いいねぇ。
なんか、マチュー先生に音楽を習いたくなるね。
だんだん柔らかくなってくる他の先生達も素敵。
そして何と言ってもモランジュと生徒達の歌声の美しさがすごい!歌だけでもかなり感動して癒されるし、ストーリーもいい!あと、個人的にペピノが可愛くて大好きです♪久しぶりにいい映画見ました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
問題を抱えた少年ばかりの寄宿学校に、先生として赴任したマチュー。
彼の教える音楽が、多感な少年たちの心に、変化と希望をもたらしてゆく。
ストーリーも、生徒たちのコーラスも、素晴らしい。
そして何より、ペピノ君が可愛すぎる……あれは完全に天使。
私がマチュー先生でも、最後は絶対にバスを止めていた。 -
荒れた児童たちばかりを引き取っている寄宿学校で舎監として働くことになったマチューは、合唱を通じて生徒たちを更生できないかと考える。
本質的な「悪ガキ」性はなかなか消えないものの、マチューの合唱指導によって見違えるほど明るく真っ直ぐになっていく生徒たち。彼らの変化と比例するかのように、冬の間は荒涼として寒々しかった寄宿学校が、春・初夏を迎えると色彩に溢れた美しい場所へと変わる。直球だけど心地よい演出だった。
変声期を迎える前の少年独特の美しい合唱も堪能できる。
後に高名な音楽家(ジャック・ペラン)となる少年ピエールを演じた子は、美しい歌声と繊細な演技が良かったけれど、かなりの面長で、どちらかというと丸顔のペランとは似ていない。この少年よりも、マチューの「助手」を演じる幼いペピノ役の男の子が将来的にはペランのような顔になりそうだ。・・・と思いながら映画を観て、最後にエンドロールを見たら、ペピノ役の男の子はペランの実の息子だった!!!(笑)
ラストも心温まるエピソードで素敵だったんだけど、途中から学校に入ってきた不良少年モンダンが結局悔い改まらないまま終わる辺りなどは、やはりフランス映画ならではというか、何もかもをファンタジーにしない、よくもわるくも冷めた視線があるなぁと感じた。
もちろん、彼の存在があるからこそ、マチューによって才能を見出されたピエールのファンタジーが際立つのだけれど。 -
ホラーとサスペンスとバイオレンスばっかり見ていた頭に右ストレートォォオ!
だいたいストーリーは想像がついていたんですが、モランジュくんの歌声の素晴らしいこと!このツンがデレたらわたしどうなってしまうんだろう…死にました。
監督が、脚本、台詞、音楽もこなしてて、この映画に対する情熱が伺えますが、とにかくモランジュくんがかわいくてああーー!モランジュくん…一挙一動すべてが性的に見え始めて、ぼく変態だったの?
あとはちびちゃんがかわいかったですね。ちびちゃんも僕の天使。 -
1人の教師が、合唱で荒れ狂う子どもたちを更生させる奇跡のお話……というイメージを持って観始めたので、主人公のマチューのキャラクターには少し驚いた。善人であることには間違いない、けど、なんだろうこの彼から漂ってくる情けなさ。溢れ出るカリスマ性で生徒たちを引っ張るでもなく、始終教師として立派にしているかといえば残念ながらそうではないときもある。生徒の母親にデレデレしている場面はもう、観ていられない!
だけど、聖人じみた人格者が奇跡を起こす映画よりよっぽど感動した。合唱によって更生した人間もいたし、全く変わらなかった人間もいたし、変わりそうに思えたのに変わらなかった人間もいた。綺麗なだけの映画ではなかったが、そこが良い。
モランジュのソプラノ、たまんないな…。 -
少年映画がすきですこういう世界観がすきだしポーイソプラノに感動
07年になってから鑑賞 -
感動的なフランスの学園ドラマです。
ストーリーも然ることながら、少年達の天使のような歌声が感動を誘います。 (゜ーÅ) ホロリ
特に少年時代の"ピエール・モランジュ"を演じている"ジャン=バティスト・モニエ"の歌声は必聴ですよ。
オープニングが「ニュー・シネマ・パラダイス」のパクリっぽい(俳優も「ニュー・シネマ・パラダイス」と同じ"ジャック・ペラン"だし)のが気になりましたが、、、まっ、それはさて置き、純粋に感動できることは間違いないです。
少年達ばかりでなく、風采の上がらない音楽教師"クレマン・マチュー"、厳格で少年達に異常なまでの罰を与える校長先生"ラシャン"、スポーツと音楽を愛し意外と理解のある体育教師"シャベール"、人の良い用務員"マクサンス"などの印象的なプレーヤーが脇を固めていることが、この作品に深みを与えていると思います。
------story------------
世界的指揮者の"ピエール・モランジュ"が母の葬儀のために帰郷した際、幼少時代の友人"ペピノ"が訪ねてきて、一冊の日記を手渡された。
その日記は、彼らの当時の音楽教師"クレマン・マチュー"が遺した形見だった。
1949年、フランスの片田舎。「池の底」という問題児を矯正する寄宿舎に舎監として赴任してきた"マチュー"。
「池の底」の子どもたちは心に問題を抱え、校長の"ラシャン"はそんな彼らを憎み容赦ない体罰を繰り返していた。
"マチュー"は子どもたちに本来の純粋さ、素直さを取り戻してもらおうと「合唱団」の結成を決意する。
やがて"マチュー"は、学校一の問題児"ピエール・モランジュ"が素晴らしい歌声の持ち主であることを知るのだった…。
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是非、一度、観て(聴いて)下さい。
ちなみに、少年達の中で可愛さが際立っている"ペピノ"は"ジャック・ペラン"の息子なんだそうです。
そして、監督の"クリストフ・バラティエ"は"ジャック・ペラン"の実甥なんだそうですよー。
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監督: クリストフ・バラティエ Christophe Barratier
製作: ジャック・ペラン Jacques Perrin
アーサー・コーン Arthur Cohn
ニコラ・モヴェルネ Nicolas Mauvernay
脚本: クリストフ・バラティエ Christophe Barratier
フィリップ・ロペス=キュルヴァル Philippe Lopes-Curval
撮影: カルロ・ヴァリーニ Carlo Varini
ドミニク・ジャンティ Dominique Gentil
編集: イヴ・デシャン Yves Deschamps
音楽: ブリュノ・クーレ Bruno Coulais
クリストフ・バラティエ Christophe Barratier
合唱: サン・マルク少年少女合唱団
出演:
ジェラール・ジュニョ Gerard Jugnot クレマン・マチュー(音楽教師)
フランソワ・ベルレアン Francois Berleand ラシャン(校長先生)
ジャン=バティスト・モニエ Jean-Baptiste Maunier ピエール・モランジュ(少年時代)
ジャック・ペラン Jacques Perrin ピエール・モランジュ
マリー・ブネル Marie Bunel ヴィオレット・モランジュ
カド・メラッド Kad Merad シャベール(体育教師)
マクサンス・ペラン Maxence Perrin ペピノ
ジャン=ポール・ボネール Jean-Paul Bonnaire マクサンス
グレゴリー・ガティニョル Gregory Gatignol モンダン
キャロル・ヴェイス Carole Weiss 伯爵夫人
フィリップ・ドゥ・ジャネラン Philippe Du Janerand -
劣悪な教育環境,横暴な校長と見捨てられ荒んだ子供達.その中に一人の音楽教師が舎監としてやってきて合唱を通じて心を通わせていく.その奇跡のような交流が心を打つ.
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夢や甘さだけではない現実の厳しさや苦しみを
含みつつもラストには希望と優しさの救いを
感じさせてくれる。
物語の始まりと終りがうまくかみ合っていて
良かった!!観終わった後の余韻もすがすがしい。
それにしても透き通るようなボーイソプラノ。
変声期を迎えるともう出せないその美しく
透明な声って切ないなあ。
半ズボンにハイソックスの少年っていうのもツボよね。