さよならみどりちゃん [DVD]

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監督 : 古厩智之 
出演 : 星野真里  西島秀俊  松尾敏伸  岩佐真悠子  佐藤二朗 
制作 : 南Q太  渡辺千穂 
  • ハピネット・ピクチャーズ (2006年2月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953014985

さよならみどりちゃん [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 製作者の意図がわからないというか、何を伝えたかったんだ…?

    そういう事じゃなくて雰囲気を楽しむ映画なのか…?

    ゆうこが裸で置き去りにされた所、少し切なかったけど、カラオケで楽しそうで良かった。

    終わり方はけっこう好き。

  • 好きになっちゃいけなくても、なっちゃったもんはどうしようもないよな、という話。
    観ていて、自分が女であることがよくわかった。

    裸のユウコと服を着たユタカの対比がどうしようもなくて切なかった。
    図らずも、チャラい男にもチャラい男なりの切なさがあることが理解できた。
    西島さんの演技の恐ろしいこと。演技に中身があるよなあ。

    せつなさが喉が詰まるまでこみ上げてくる。
    話はリアルでとってもいいけど、なんだか沈黙が薄っぺらくて映画としてもったいなさ抜群。
    きっと原作はものすごくいいに違いない。

  • 「溶けて無くなった…。」 
良い表現ですね。 
ユタカの気まぐれな愛情とSEXに縋る平凡なOL。 

主人公は清純な魅力が活かされた星野真理ちゃん演じるユウコ。男関係が派手そうには見えないユウコだが、案外容易く男に抱かれる不安定ぶりも必見!? 
ユタカの絶妙な押しに甘んじて、カラオケ・スナックでホステスのバイトをする事に。ユタカの本カノ「みどりちゃん」の存在を気にしながらユタカとの関係を続けるんですが、作中でユタカの魅力はユウコへ引力を発してるかの様に自然で強く作用している。磁石の摂理だね。 

自然といえば、星野さんの演技がまさにソレでびっくりしました。 
もっと色んな役をやって欲しいです。 

ユタカはフラフラ異性に寄って集りますが、西島さんの地の魅力が滲み出てた感じで、別の男優さんがユタカを演じてたら嫌いになっていたかもしれません。 
悔しいけれど西島さん自身が役の軽薄男に勝ってしまわれてますね。 

ユタカ×ユウコが夢の中でお互い兄妹だったって内容がシンクロするシーンがあります。決して肉体関係だけで二人が繋がれてるワケじゃない感じがして好きですね。 

ユタカとユウコみたいな曖昧な関係が決して異質なものでなく、日常の有り触れた中に存在するものとして描かれてるのも良かったです。 

最期の「14番目の月」がラストで活き活きと聞こえてくるでしょう。この作品の主題を歌ってるも同然ですから(笑)吹っ切れましょうっ!

  • 昔ビデオでこれを見た時はただ、星野真理が脱いでるよ!って感想だったけど、今回は違った。
    好きになっちゃいけないタイプを好きになっちゃって、もどかしくてもどかしくて、ゆうこの気持ちが痛い程分かった。
    愛の告白をしたら終わりが見えるってフレーズは切なかった。
    確かにそうだ。
    こんなチャラい奴ほんとにいるのかよ?
    惚れるのかよ?
    と、思っちゃうけど、実際存在して、惚れてしまうから不思議。
    星は5つあげたかったけど、カメラワークが悪く、所々にスタッフが写ってたから4つ星で。

  • 友達と夜な夜な鑑賞。
    女の子は好きな映画かなぁ、と思う。
    個人的に、冒頭と中盤に出てくる星野真里のナレーション?が好きだった。わたしの中に潜む乙女心が共感した。(笑)
    あとユタカがホースで遊んでるとこと、ゆうこちゃんをだっこするとこ。あれはきゅんだろう。確信犯め!(笑)
    今あの映画のことを思い出していて、頭では分かってても、どうにもならない気持ちっていうのがあって、わたしはそれとちゃんと向き合わないといけないな、と思った。そういうラストシーンだったな。
    にしても、西島さんがかっこよすぎる。駄目男なのによう。

  • 西島さんはこんな男の役も似合うのだなあと思った。今まで特に好きではなかった星野真理が、なんだかかわいく見えた。色んな恋愛のびみょうな彼是を描いていて、良い感じ。

  • ・ユウコ as 星野真里
    星野真里演技うまーい!顔は女優として好きな方ではないけれど、地味で華のない雰囲気がかえって一般人のようで自然。彼女の身体つきやスタイル。髪色や髪形や所作が自分とよくよく似ているような気がして、さらには(自己評価で)顔まで似ているんじゃないかと思えたため、終始、彼女の姿に自分を重ねながらその生活を観ていた。女にだらしない男性に恋をして苦しんだ経験がないから、そういう女性のつらさや苦しさ等の心情までは入り込まなかったけれど、だからこそ楽しめた。
    それにしても、客観的に見てあの胸は女性として興奮しない…どころか痛々しささえ感じる、年齢と一致しない中学生のような身体だった。…ということは、たぶん私も同じなんだ。でも、貧弱であるからこそいやらしさが薄れていたし、個人的にもっとグラマーな人がユウコ役だったら作品そのものを絶対に好きにならなかった。あくまでイメージだけれど、胸が大きくて男が好きそうな軽そうな女性じゃなく、地味で真面目で物静かな女性が不誠実な男性に恋している、そのアンバランスさ(そうであるからこそのリアルさ)がいいし、体を重ねているシーンが過度にいやらしく見えなかったのはそのお陰だろう。
    この映画内では、ユウコにとってはほんと救いようがないというか浮かばれない出来事ばかりで、そんなユウコを単純に可哀想としか思わない人もきっといるんだろうな。じゃあ一体、ユウコに救いはあったのだろうか。唯一あるとすれば、色々な経験を経たことで「成長した」と見出せるくらいだろうか。となると、この作品はユウコの成長物語?
    ユタカみたいな最低な男性を好きになった経験なんかまるでないのに、なんでかユウコにひどく感情移入をしてしまう。PR文には「すべての片想いの女性に…」とあったから(やはり最初から女性向けに作られた映画だったんだ)、相手男性の人種を問わず片想いをして自分を見失いがちになった経験があるから凄く共感を覚えるのだろうか。

    ・ユタカ as 西島秀俊
    また、この作品がきっかけ西島秀俊が気になり始めた。役柄に因るところが大きいんだろうけれど、彼のアンニュイな雰囲気に惹かれる。女性にだらしがなくて節操のない男は気持ちが悪くなるくらい大嫌いだけれど、普段のいい加減な緩い感じとユウコに対して強引で感情に乏しくて淡白なサディストとのギャップがよくハマっていて久しぶりに男性にときめいた。
    原作漫画のユタカは、もっと若くて見た目からして軟派でいかにも女性に不誠実そうな外見のキャラクターだった。私の勝手なイメージだけれど、行動に妥当な印象。けれども、西島秀俊演じるユタカはユウコよりも年上なのに頼りなさげでいい加減。でも、若者には出せない底の深さを窺わせる人間の弱さと孤独感が醸し出されていて、それが実に妙な色気となって現れているんだよね。態度・行動と雰囲気のギャップもツボで、彼がユタカ役であることがこの作品の良さの一因となっているといっても過言じゃないし、映画の味わいの一端を担っている。

    ・ユウコとユタカ
    非常に女性にだらしのない最低な男性と、そんな彼に恋しているがゆえに流されてしまう女性の恋愛模様。
    多分、私はユウコもユタカも好きなんだ。二人とも貞操観念はめちゃくちゃ。でも、そんな二人が体を重ねるシーンはなぜか愛情が感じられて、心がじんわりと温かくなって少しだけ美しかったなぁ。お互いが求め合っているSEXはどうしてあんなに美しいんだろう。無自覚だけれど、愛情が不足しているのかな(俗に言うと欲求不満)?不覚にもこんなシーンに心が少し揺れた。(後に、インタビュー記事にて「性描写はキレイに撮りたくなってくる」という監督の意識を知る。本来は「いやらしい」と思いがちなシーンを「美しい」と感じた自分の感覚は他人の理解の範疇を超えるんじゃないかとの懸念があったため、製作者の意図を知らない内から何となく掴めていた自分は当たっていたのかなって気がする。)
    この役を引き受けた星野真里と西島秀俊には(あくまで一人の役者として)好感を抱いたし、二人それぞれの体当たりの演技には感心した。

    ・二人の関係
    ダメな男はダメな女が作りだしているのかもね(適当な言葉が見つからないからダメと表現するけれど、私は別にこういう人たちはダメとは思わない。当人同士が了承しているんだからいいんじゃないとという考え。それこそ他人に大きな被害をもたらしているわけじゃないし。もっとダメと言われなきゃいけない行動をしている人間は五万といる。)。そこの原理を見たというか。需要と供給。
    正式に付き合っていなくても、別に本命の彼女がいると知っていても体を許す女性がいるから、こういう男性も存在しているわけで。どっちもどっちというか、男性に対してだけ「最低な男!」とは単純には言えないなー。出会って係わって抜け出せなくなった人に「可哀相」とは思うけれども。
    それにしても、ユウコはきっと大人の女性だと思う。ユタカのような男性を好きになる女性は自立しているしっかり者というイメージがある。私とは正反対だからこそ。私のような子どもっぽい思考の持ち主は、大人でしっかりとした倫理観のある男性を好きになるものだと思っている。反対に、ダメな男性を好きになる人は相手の無邪気だったり子どもっぽかったりする部分に惹かれる内面が大人の女性なんだろう。男女は、異性の持つ自分にないところに惹かれるところが大きいから。

    ・ユタカはユウコが好きだったのか
    ユタカも実はユウコが好きという解釈をしている人もいたけど、私には彼の行動見たままの通り、弄ばれているだけにしか映らなかった。数々の行動はもとより、言動からみてもユウコに気持ちがあったとは思えない(多少の情はあっただろうけど)。個人的に、ユウコと一緒の時に他の女性を狙ってる風な発言をしたり、知り合いの女性と体を重ねた事実を告げたり、風俗ではたらかないかと持ち掛けたり等からして嫌な奴なんだけど、最も最低な部分は、ユウコが泣きながら好きだと思い切って口に出したのに、そのまま顔を見ることなく背を向けたまま帰り支度を始めて、まるで自分には関係ないと何事もないかのように「じゃあな」と一言だけ残してさっさと帰ったところ。このワンシーンだけで、面倒なことからは逃げるタイプの無責任な男であることが非常によく伝わった。こんな男は実際にいるのか?でも、いそうだな。だって、経験してない私でさえどこか凄くリアルさを感じたんだもん。
    「何でか話しちゃうんだよなー、お前には」って、それはユウコに対して特別だからじゃなくて、むしろ気持ちがない・どうでもいいから隠すべきことも気遣いせずに言えるんじゃないかと私は考える。いよいよ終盤に出てくるこの言葉はストーリーの中ではユタカのほぼ最後に当たる台詞で、ここで言うことに意味と重みがあって彼の答えとなっているんじゃないかと考えられた。ユタカにとってのユウコは「何でも話せる(優しい嘘を吐く必要もない)くらい、どうでもいい=愛情がない」ってことを意図しているのかもしれない。でも、それでもユウコは好きなんだから、仕方ないね。
    ユタカにとってのユウコとみどりちゃん…つまり本命の彼女になるのと浮気相手になるのとの違いってどこなんだろう。そこがどうしても分からない。年齢的なものだろうか。

    ・個人的にグッときたお気に入りのシーン
    一番好きなシーンは、ユウコの部屋で二人が向かい合っていて、ユタカが「なっ。」の言葉と共に自分のおでこでユウコのおでこにゴツンと小突く瞬間。
    二番目に好きなシーンは、ユタカがユウコの手を引っ張りながら階段を駆け登り終えた途端にユウコが膝から倒れてしまい、下を向いていたユウコの顔をあごを軽く持ってゆっくりと上げさせたところ(行動そのものの意味は謎)。
    2つとも、「こんなことがしたいな」って憧れる。しかも、ああいうシチュエーションに憧れるのは決して私だけではないはず!女性なら必ず分かる人はいる。
    他には、中盤辺りの、夜中にベッドで二人が寝そべっているシーン。ベランダからのアングルのもの。頭上の小さな照明の明かりとカメラワークがロマンチックで、ユウコがお花に水をやり終えた後部分からが好き。このシーンを観て、「男女が求め合うってやはりいいな」って思えたもの。

    ・実のところ
    ユウコを軸としているから「ユウコとユタカ、二人の恋愛」映画で主役のユウコにもっぱら感情移入する形(つまりユウコは悲劇のヒロイン)となりがちだけれど、世界を広くして見方を変えれば「浮気相手となった女性の、実らない(始めから成就しないことが見えている)寂しい片想い→失恋」映画であり、実はユウコは始めから終わりまでずっと一人だったんだよ。

    ・原作漫画との比較
    この作品しかり、ラヴァキスしかり、NANAもまた…漫画が原作にある映画は、漫画と比べちゃ駄目だね。別物として捉えないと、登場人物の容姿や雰囲気に違和感を覚えまくって好きという熱が下がりそうだもん。

    ・女性向けの映画
    んで、やっぱこれ男性には薦めらんない。襲ってくる出来事と共に徐々に些細な表情の違いから読み取れる変化していくユウコの心境は、男性には絶っ対にわからないだろうな。多分、「遊ばれてるただの可哀想な女性」としか思わなさそう。違うの!ユウコは特別可哀想なわけじゃないし、ごくごく普通の女性に当たり前に起こるリアルな話だし、SFよりもアドベンチャーよりもこういう日常の世界と周囲の人間関係が実は一番、人間の色んな感情に深く働きかけて興味深いんだ…ということを教えてくれた映画。
    あと、裸のシーンは要らないと思った。ユウコとユタカが抱き合う演出は二人の関係を観る者にわかりやすく明示する上で必要。でも、終盤での服を着ていないシーンは不要だし、なんであんな演出にしたのか凄く疑問。…やっぱり話題性や興味をひくためなんだろうな。いやらしさのある無意味なシーンがこの作品の質を下げているのに。キャストや原作や映像、選曲にしてみてもせっかく良い作品だろうに、残念だな。

    ・テーマソング
    14番目の月とは、満月が欠ける前の月のこと。そこから、恋は頂点に達する前が一番楽しいことを表しているらしい。まさに映画のストーリーそのままの歌詞。ユウコがこの曲をカラオケで歌う最後のシーンは、曲の歌詞をひとつひとつなぞりながら観ていると胸にグッと迫るものがある。今までのユタカとのやり取りが一気に思い返されて、なんてユウコの想いそのままの歌詞なんだろう!って思うとリアルな映画だけあって切なくなる。でも、併せて爽快感もあって後味を悪くさせることなく映画は終わる。この相反する感覚を残したままでのエンドが、作品の虜となった一つの要因。

    ・タイトルに込められた意味とは
    タイトルの「さよならみどりちゃん」とはどのような意味だろう。
    これも人によって色々な解釈があって、おそらく正解はないような気がする。
    私の考えるところとしては、
    「みどりちゃんも自分もユタカと関係を持ち続けていた女性という点においては同等の立場であり、タイトルに限っての「みどりちゃん」とはイコール、ユウコのことを指していて"これまでの自分"にさよなら」…ユタカとの別れを意。もしくはユタカと別れるまではいかなくとも、今後は自分の意志をもって嫌なことにははっきりと意思表示しようと決めた転機の意。みどりちゃんのようだった(あるいは同じだった)ユウコ。
    「ユタカを追いかけることを辞めたため、常にユタカの後ろにあった"みどりちゃん"という存在そのものにもさよなら」…遠まわしにユタカとの別れを意。みどりちゃん≠ユウコ。


    センチメンタルで哀しく重い気持ちを抱えた夜中に観ることによって、またズーンと胸を打つ。
    効果音があまりないため静かで、(良い意味で)変わり映えのしない単調な映像が静かな秋の夜中(もとい夜長)にぴったりで良いよ。




    【追記】
    そうそう、終盤の、いよいよクライマックスとなるユタカとユウコが抱き合うシーンにて。室内インテリアとして置かれているミラーに、音声機材がばっちり映りこんでいるんだよね。そのチェックの甘さを目の当たりにするやいなや、一気に興ざめしたのは映画を何度か観た後。これが、すなわちこの映画のクオリティの低さを物語っているんじゃないかと思わずにはいられなかった。結局、主役のヌードや少し過激な描写を映画化したかっただけの作品なんじゃないかって評価されたとしても仕方がないよ。
    経験の浅い下手な出演者のせいで台無しになっている残念な映画(特に青春群像劇系)にはこれまでいくつか出会ってきたけれど、これは初めての逆ケースかもしれない。俳優人の演技に問題がなくとも、陰のスタッフもプロじゃないと一気にB級映画になり下がる。

  • 主人公が夜中に走り出して、坂のところで夜明けが来るシーンが好き。「ユタカ、わたしのこと知らないでしょ」「ああ、しらねぇ」

  • ユタカのドクズ具合とユウコの流され具合。
    はまってた。

    一昔前の白黒つかない映画の雰囲気はじれったくも気持ち良い。

  • 2004年というと、星野真里は金八先生の娘役や日テレの主演ドラマ等で話題になった女優さんかと思います。西島秀俊の方はブレイク前、これから駆け上がっていく直前くらいでしょうか。

    ユタカはクズといえばクズ。暴力を振るう訳でもなく、ガツガツしているでもなく、まとわりついてくる。

    わりと回り受けは良かったりするが、だらしなくいい加減。そういった男にゆうこは惹かれていく。

    絶対、幸せになれない。結びつきが強くなればなるほど悲しい結末が迎えているのに。それが分かっているのに。そういった話って、よくあったりします。

    星野真里が脱ぎました。3大ガッカリ女優と入れているそうですが、貧相な胸に逆にリアルティをどこにでもいる普通の子の話なんだと思いました。胸から下のお腹の方にセクシーさをやっぱり女優さんだなと思いました。

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