バートン・フィンク [DVD]

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監督 : ジョエル・コーエン 
出演 : ジョン・タトゥーロ  ジョン・グッドマン  スティーブ・ブシェミ 
  • ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン (2005年12月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4580120516224

バートン・フィンク [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 不思議な話だった。ホテルが燃え盛るシーンは迫力あったなー。個人的には社長が一番怖かった。

  • 普通でない輩が普通とされてお金儲けがうまくて、普通の人が普通でないとされて社会とうまくやっていけない様子。

  •  退屈さ更新。
     コーエン兄弟制作の映画の脚本家と殺人鬼の交流を描いた映画。非常に退屈だった。これまでのコーエン兄弟映画で一番退屈だった。米サイトBuzzfeedが選んだ「25歳になるまでに見るべき映画25本」の中の一本なので見たが、『ミラーズ・クロッシング』よりも酷かった。

     あらすじ
     バートン・フィンクは庶民の生活を描くことに長けた劇作家。ハリウッドにスカウトされ、レスリングを題材にした映画の脚本を書く仕事を受ける。庶民から離れぬよう安ホテルに泊まるバートンだが、騒音の苦情をきっかけに隣の部屋のチャーリー・メドウズと親しくなる。
     脚本に行き詰まったバートンは、先輩の脚本家であり尊敬する作家のベン・ゲイスラーに教えを乞う。だがベンはアルコールに依存する堕落した老人となっており、秘書であり愛人のオードリー・テイラーなくしては生きられない状態だった。一人で執筆に取りかかるバートンだが、追い打ちをかけるようにチャーリーの遠征が決まる。一時ではあるものの別れに涙するバートンは、ついオードリーに縋ってしまう。翌日、ベッドの中にはバートンと、何者かに殺害されたオードリーが横になっていた。動転するバートンをチャーリーは鎮め、遺体をどこかに棄ててくる。やがて、チャーリーの遠征の時となった時、チャーリーは奇妙な木箱を預かるようバートンに頼む。数日後、バートンの元に二人の刑事が現れる。バートンの正体は猟奇連続殺人犯だと言うのだ。バートンはその夜から、不思議なことに筆が進み、一本の脚本を書き終える。執筆を終えたバートンの元に再び二人の刑事と、ホテルの火事と共にチャーリーも現れる。
     チャーリーはショットガンで刑事二人を射殺し、バートンの元に現れる。チャーリーは「雁字搦めになっている人間を救いたかった」と語り、木箱をバートンに譲って燃え盛るホテルの自室に消える。後日、バートンの脚本は酷評され、映画化されることはなかった。海辺にチャーリーは木箱を抱え、絵から飛び出して来たような美女と海を眺めるのだった。

     映画の半分まで日常的な描写を続けておきながら、急に殺人事件の要素を入れてきたことに違和感を覚えた。前半は退屈だが、後半も前半の退屈さに見合うだけの面白さがある訳ではない。
     チャーリーには『クビシメロマンチスト』の零﨑人識に近いものを感じた。内向的な主人公に行動するきっかけを与える明るい殺人鬼だ。バートンが猟奇殺人犯でしかないチャーリーとの奇妙な友情を感じてしまうのは、偏に孤独ゆえだろう。ここには僕の知り合いがチャーリー以外いないとバートンが語るように、孤独ゆえ本来なら唾棄すべき社会不適合者である殺人鬼さえも受け入れてしまうのだ。チャーリーが離れることを知ると、尊敬していた作家の秘書であり愛人であるオードリーを呼んでしまうことからも、何者かに縋らざるを得ない孤独を描いた作品だと分かるが、それだけで『赤ちゃん泥棒』や『ファーゴ』に比べるとサスペンスが足りない。
     総合的に見て退屈でつまらない映画だった。恋愛映画とは別の意味で嫌いと言える映画だった。

    キャラクター:☆☆
    ストーリー :☆
    世界観   :☆
    テーマ   :☆☆
    映像    :☆
    台詞    :☆☆

  • ちょっとこれは不気味だった。コーエン兄弟は作風が幅広くて、何がくるか判らないから好き。

  • ウッディ・アレンが作りそうな楽屋オチ映画。

  • 町山智浩x平山夢明x柳下毅一郎のトークライブを聴いて(ネットで購入できる)「なるほど」と思ったのだが、作家がホテルにこもって原稿を書こうとするのだが行き詰まってしまって頭に変調を来たすという点では、この映画と「シャイニング」はまさに同型である。
    それにしてもコーエン兄弟の見せる世界は奇妙でありながら、惹きつけてやまないものを持っている。それは違和感といってもいいのだが、その違和感の正体がなんなのか、私のような素人には明瞭には見えてこないのだが(そこを見事に町山さんや柳下さんは剔出してくれる。さすがだ)、それだけになにやら見世物小屋に入ったようなスリルを味わうのであります。わからないけれども、でも、面白い。私にとってコーエン兄弟はそういう世界ですね。

  • タランティーノ対コーエン兄弟の動画
    http://www.youtube.com/watch?v=2_tg8fMcpTc
    を、観てたらテンション上がってしまって
    特に、サンタ・エスメラルダの『悲しき願い』で
    http://www.youtube.com/watch?v=-hwiCkU73NA
    フルで聴くと尾藤イサオ版も聴きたくなって
    だ~れのせいでもありゃしない~
    みんなおいらが悪いのさ~ あ~チンポコチンポコリ~ン
    と、志村のギャグが勝手に脳内再生されるという三段論法

    この、銃撃シーンのマシンガン乱射が観たかったんだけど
    『ミラーズ・クロッシング』なのを勘違いして
    『バートン・フィンク』を借りてしまった・・・素で間違った・・・
    このふたつがなぜか記憶の中で混ざってしまうんですよね。

    昔、観たんだけど・・・『ファーゴ』が普通に面白かっただけに
    これ観てがっくりしました・・・
    はいはいカンヌカンヌ、っちゅう感じで・・・
    この時の審査委員長って、ロマン・ポランスキーなんですよねえ・・・
    なんとなく納得しましたわ・・・ユダヤ系だし、ハリウッドから離れてるし・・・
    因みに『パルプ・フィクション』の時は
    クリント・イーストウッドなのでこれも納得。


    デヴィッド・リンチの『ブルーベルベット』→『マルホランド・ドライヴ』みたいな
    内幕もの+不条理劇と
    クローネンバーグの『裸のランチ』になんとなく似てる。
    タイプライターとジュディ・デイヴィスなだけかもだけどw

    ジョン・タトゥーロ演じる主人公が、コーエン兄弟(特に弟)にそっくり。
    この映画も彼ら本人達がものすごく投影されている。
    「脚本できねぇぇぇええ!」っつって。
    このキャラのモデル、クリフォード・オデッツという
    社会主義者でユダヤ人の劇作家、らしいです。

    そういう点では『風立ちぬ』にもすごく似てる。
    コミュニストで、太平洋戦争の前で、クリエイターで・・・ってところが。
    ただ、違う点は『バートン・フィンク』の方はクリエイターの苦悩がメインで
    そして、主人公に対してもシニカルな感じ。
    自分達をも皮肉ってる感じがします。


    この作品はわかりにくいし、ストーリー性もそんなにないので
    以下メモ。
    ●1941年、太平洋戦争開戦前夜
    ●東映の波みたいなのが一瞬映って、
    一瞬で東海岸(NY)から西海岸(LA)へワープ。
    波はもう一回出る。
    ●チャーリーとバートンが裏表、同一人物、妄想説
    ●いないはずの蚊
    ●包みの中身は何でもいい、観客に想像させる怖さ
    ●家族or自分の頭
    ●picture=女優のダブルミーニング
    ●ラストシーンは太平洋(日本の方角)

    ●アメリカは戦前戦後ずっと反共だったけど、
    「敵の敵は味方」で親ナチも多かった。特に政財界、企業。
    フォード車のヘンリー・フォードなんかは反ユダヤ主義。
    (反ユダヤ人資本家)
    フォードのドイツ工場をナチス政権下に国有化。
    ●主人公(モデルが正しければコミュニスト)は
    小市民・大衆の為の作品・脚本を作りたいとは言うが、
    実際は耳を貸さないし取材もしない。頭でっかちな理想主義者。
    自分のことしか考えないアーティスト、クリエイター気質。
    ●ハリウッドやラジオ、ニューヨークタイムズ等メディアの経営者はユダヤ人が多い。
    パラマウントもユニバーサルも、
    ワーナー、MGM、フォックス・・・どれもユダヤ人が創始。
    が、ナチスのユダヤ人に対する迫害はメディアでは報じられなかった。
    『バンド・オブ・ブラザーズ』かなんかで、アメリカ軍兵士がヨーロッパに行って
    収容所を初めて知ってびっくり、なシーンがあったような。
    映画会社の社長=ユダヤ人が軍服を着て・・・という皮肉。

    ついでに
    ●チャップリン研究家の大野裕之さんのツィートより引用
    “1938年頃まだ親ナチス国だった米国は『独裁者』製作に圧力をかけた。
    米国資本はドイツに多額の投資をし、ソ連に対抗していたから。
    しかし戦争が始まり、ドイツが敵国になったとき一時『独裁者』は米国で支持された。
    戦後、その平和思想はアメリカで糾弾された”

  • ふぅ...

  • 現実か非現実か。

  • NYから単身ハリウッドにやってきた劇作家の苦悩が中盤まで長々と描かれているが、途中から一転。予想もつかない出来事が連鎖。コーエン兄弟ならではのシニカルでウィットの効いた脚本だったり、コーエン兄弟の初期作品の常連が出ていて、コーエン兄弟好きにはたまらない作品。

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