タナカヒロシのすべて デラックス版 [DVD]

監督 : 田中誠 
出演 : 鳥肌実  ユンソナ  加賀まりこ  高橋克実  宮迫博之  伊武雅刀  市川実和子  小島聖 
  • ジェネオン エンタテインメント
3.15
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本棚登録 : 254
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102192334

感想・レビュー・書評

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  • タナカヒロシという一人の寡黙な人物に降りかかる様々な災難というのは、それぞれが独立して彼に大きな影響を及ぼし、今まで自分の殻に閉じこもっていた彼は、一歩ずつ外へ向かっていく。
    辛い状況の中から幸せを見出し、そこから前へと進んでいく男、タナカヒロシのこれからは一体どうなっていくのだろうか。

  • 四丁目の夕日みたいに度重なる不幸。
    大凶おみくじの伏線を見事回収していっている。

    立ち食いそば屋で「そばです」って声を張り上げて言うシーン地味に好き。
    空気の読めない友人タナベもまた…。

    テルミンと俳句の会って…どんな組み合わせだよ。まちゃまちゃいるし…。BGM中毒性高いし…。
    幸か不幸か俳句っていう趣味が増えた。
    「アマガエル 土を掘ったら 出てきたよ」とか好き。

    寡黙なタナカの言動がやはり鳥肌実って感じがして面白いし、憎めない。

    生前の母親から注意されていた水のラッパ飲み。しようとして、やめてコップに移して飲もうとする描写とタナカの孤独感に涙。

    意志薄弱で謎にモテるタナカに太宰治的な何かを感じる。

    電話掛けたらまさかの倒産告知。後に弁当屋の女の人(ユンソナ)と再会。
    工事現場の鉄骨が落下するも奇跡的に二人とも無事。
    そこの工事現場の人から職を貰い、ユンソナともなんかいい感じに。

    ほんのラスト数分間でとんでもない不幸から、奇跡的な幸い。ハッピーエンドっていうにも現状は変わらないものの何とかなるんだって勇気が持てる最高の終わり。人生そんなもんかな。

  • 几帳面で人生楽しくなさそうな人。
    でもいるよねーこーゆー人。
    うちのパン屋の店長思い出したわ

  • こんなに簡単に、知らないうちに、人は堕ちていくんだなぁ。
    久々にユンソナを見たよ。

    予告に出てきた「HINOKIO」が気になる。

  • 確かに鳥肌実であることの意味は感じたけれど
    だからといってそれ以上のものはないかな。
    決して嫌いな映画というわけではないけれど
    「そのうちなんとかなるだろう~」的映画ならば
    クレイジー・キャッツのサラリーマンシリーズのほうが
    単純に面白いね。

  • 意外とこういう穏やかに転落していく話ってないよなぁ。辛くてコマ切れに観た記憶が。

  • 爆笑要素をあえてスルーするような作品。
    こういうの大好きです。

    コミュニケーション取りたがらないタナカヒロシ。
    32歳結婚したがらない巨乳好き。しかし何故かモテる。
    父の死から一転、母の病気、猫の病気、自分の病気、
    家売ったり騙されたり倒産したり…
    人間って何だかんだ言って一人じゃ生きられない生き物なんだなぁと思う。

  • 小ネタが散りばめられた、この手の映画には弱いのです。

    とても不運だけど何故か女性にはモテる不思議な役が鳥肌実によく合っている。ところどころ流れる音楽も良い。
    「何とかなる」という言葉が本当にしっくり来る。

  • 日本一笑顔が不気味な鳥肌実主演作。
    鳥肌にぴったりな三十過ぎの自閉的ぶきっちょ男がおみくじで大凶をひいてその通り両親の死に会い、結婚はできず、詐欺に騙され、家は追い出され、癌の疑いはかかり、猫まで死にかけ、会社が倒産というひどい目に会い続ける。
    そして最後は当然落下してきた鉄骨の下敷きになるのかと思いきや・・・
    不条理を逆転させた不条理か?
    この手のB級奇妙な味の作品になぜか惹かれてしまう。

  • よくある、邦画の感じです。
    妙にキャストが豪華です。
    タナカヒロシの感じが初恋の人に似ていてちょっとどきどきします。

  • 何だこれww

    ゆる〜く不幸な鳥肌実。

    これだけのキャストがそろっているのだから、もっとぶっ飛んだセリフやシーンがあっても良かったと思う。

    小島聖や市川実和子、矢沢心など出て来る女性がすごい可愛く見える。

  • 解説:

    かつら工場に勤める32歳の独身男、タナカヒロシ。

    社交性皆無のタナカヒロシは、当然のごとく会社でも同僚や上司との付き合いはほとんどなく、趣味といった趣味も持たない退屈至極の人間。

    それでも、どこか憎めないところがあるらしく、彼女はいないものの意外と女性たちからモテたりもする。

    そんなタナカヒロシの一番の望みは、誰にも干渉されず日々を平々凡々と暮らしていくことだった。

    ところが、父親の急死を皮切りに、タナカヒロシに次々と不幸が襲い掛かる。

    この悪い流れを断ち切るため、ついにタナカヒロシは重大な決断を下すのだが…。

  • 鳥肌実の無駄遣いかなw

  • 鳥肌実。まさか!?の主演作。
    張り切って、劇場で観てきてしまいました。笑

    普通の人(タナカヒロシ)を演じているのに

    どうしても普通の人に見えない部分もあったり。笑


    それにしても、やっぱり鳥肌氏は
    端整な顔立ちをしておられます。

    作品自体の雰囲気は結構好きでした。
    かつら工場とかテルミンとか俳句とかのゆるい感じ!?笑


    とにかく、脇を固めてた役者さん方…豪華。

  • 主観的な幸せと客観的な幸せの違いを、改めて認識する。
    内面がちょっとずつ成長していく、タナカヒロシを見守るための映画。

  • 不幸な男のお話。
    シュールで笑えて…時たま切なく。
    テルミン教室に通ったりなど、醸し出す雰囲気がおもしろい!

  • 鳥肌実が主演という理由だけで
    死ぬほど観たかった映画ですが劇場で見ることができずDVDで。

    「日本一不器用な男のちょっとだけいい話」

    どのへんがちょっとだけいい話なのかわからないけど
    とにかく不幸な男ですタナカヒロシ
    ずっとずっと平凡に生きてきたタナカヒロシに
    突如立て続けに不幸が舞い降りる
    そんな中、淡々と生きるタナカヒロシ

    とにかくカワイイぞタナカヒロシ

    ラストのシーンでは
    少し希望の見える感じで終わったかな
    不幸な事を経験している人ほど
    「なんとかなるだろ」
    という思いが強くなるのかな

    個人的にはもう少し笑える要素が欲しかった。

  • シュールすぎて最後までこのもったり感に堪えられない笑

  • かつら工場で働く男・タナカヒロシ、32歳、独身。 フォーチュン・クッキーで大凶をひいたのを機に、父の死といった不幸が彼にのしかかる。


    ゆるーーーいです。最初から最後までゆるい。出てる俳優さんが個性的な方ばっかりだったので、見てるだけで楽しい。爆笑はないですが、くすりと笑える場面はちらほら。

    主人公は不幸な人生なのに、さらーっと書かれているのと主人公があまりに喜怒哀楽を出さない(というか何を考えてるかわからない)ので、普通に観てしまいます。

    つまらない人にはめちゃくちゃつまらないかな。

  • まぁまぁな作品。 鳥肌実が出ていた事もあり、借りたのですが。 
    ん〜、鳥肌実の事はあんまりわからないけど、彼にいだいていたイメージとは全然違うキャラだったので、あんまりしっくりこなかった。  色々な人でてたけど、あんまりその人たちのよさはでてなかったかな。 

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著者プロフィール

第1章第2節、第2章第1節
一般社団法人東京都農業会議総務部長

「2022年 『都市農業の変化と援農ボランティアの役割』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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