セブン・イヤーズ・イン・チベット〈ニューマスター版〉 [DVD]

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監督 : ジャン=ジャック・アノー 
出演 : ブラッド・ピット  デヴィッド・シューリス  B.D.ウォン  マコ岩松 
  • 角川ヘラルド・ピクチャーズ (2005年11月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102193430

セブン・イヤーズ・イン・チベット〈ニューマスター版〉 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 誰かを神や仏の化身として祀るような慣習はよく理解できないけれど、作中でまだ幼いダライ・ラマが説いたチベット仏教の教えには、納得というか素直に理解することが出来た。

    実話をもとに作られた映像作品はいつも、史実を知る良いきっかけになるしまたそこからアレコレ想像するのも好きなところです。その他好きな場面として、
    「嫁から送られてきた手紙の封筒の匂いをさりげなく嗅ぐブラピ」
    「何気なく逃走を図るとすぐ注意され道に戻されるブラピとD・シューリス(ハリポタのルーピン先生)」
    だと思うとなお面白いですね。

    もちろん、10代のダライ・ラマ14世とブラピ演ずるハインリヒのやり取りや、流れる月日の中で内面が成長し、更に父親としても成長したハインリヒも良かったです。

  • 独りよがりでツッパリ主人公が、大人になる過程が小気味良い。
    僭越ながら、ダライ・ラマさんも素敵。

    ブラピの演技も尊敬し直した。
    ジェームス・ディーンのようでもあり、ロバート・レッドフォードのようでもあり… 

  •  登山と、チベットの人権をテーマにした映画。

     第二次世界大戦時に、オーストリア出身の登山家、ハインリヒ・ハラーがヒマラヤを目指す。
    登山の途中、イギリスの植民であったインドで、敵対する水軸国の出身という理由で捕まる。

     彼らは、施設から逃走をし、チベットを目指す。
    ダライ・ラマに様々な知識を教え、閉ざされたチベットで7年間の生活を送る。

     その後、チベットは中国からの武力弾圧を受ける。
    人権を考えさせられる作品でした。

  • 物語はうら若きブラットピットが、チベットのヒマラヤ登頂を目指したが、断念し、戦争の影響で捕虜になった後、脱走してチベットに潜り込む、と話。
    ノンフィクションもの。

    この映画がなかったら、チベットの文化や歴史に全く興味が持たなかったと思う。
    他国の文化・歴史を手軽に学べることは映画の魅力の一つだ。
    (但し、ある程度の意識を持って臨む事が必要だ)

    今でも、中国はチベットに対し、極度の差別的対応をとっているという。
    過去の侵略行為に対し、日本にあーだこーだと文句を言っているが、
    当の中国はリアルタイムで、虐殺・不当な弾圧、つまりは侵略しているのである。
    主演したブラット・ピット、監督のジャン・ジャック・アノーは中国への永久入国拒否だとか。

    そんな政治的な話は、さておきブラット・ピット演じるハインリッヒ・ハラーとダライ・ラマの親子とも友情ともとれるやり取りには、感動させられた。


    こんな良質な史劇をもっと観たい。

  • 「愛のぬくもりが世界へ広がる」


    1939年秋、ナチス統制下のオーストリア。
    有名な登山家ハラー(ブラッド・ピット)は身ごもった妻イングリッド(インゲボルガ・ダプクナイテ)も顧みず、彼は同国人のペーター・アウフシュナイダー(デイヴィッド・シューリス)と共に、ヒマラヤ山脈の最高峰、ナンガ・パルバットを目指して旅立った。
    幾多の危機を乗り越えながら、彼らの探査行は続けられたが、思わぬ雪崩によって断念せざるを得なくなる。
    その頃、第二次大戦の戦火は日増しに激化し、情勢はハラーたちにとって思わぬ方向に進んでいた。彼らはイギリス軍のドイツ宣戦布告によってイギリス植民地のインドで捕らえられ、戦犯の捕虜収容所に送られてしまう。ハラーは何度となく無謀な脱走を試みるが、すぐに連れ戻される。
    そんなある日、故国に残したイングリッドから離婚届けが届いた。自己中心的な生きかたをしてきたハラーにとって、初めて味わう大きな悲しみと挫折だった。彼は鉄条網に体をぶつけ、自らを傷つけることで、感情の捌け口を見いだそうとする。
    収容所生活も2年を超えた42年9月。作業員を運ぶインド人に化けた2人は、監視の目を欺いて脱出し、そこからハラーは単独で逃亡した。追跡を逃れて過酷な自然環境の中での逃避行を続け、ついにアウフシュナイダーと再会を果たした。
    足掛け2年に渡る長い逃避行を経て、45年、2人は外国人にとって禁断の地チベットのラサに辿り着いた。黄金宮に輝くポタラ宮殿。世界の屋根とうたわれるヒマラヤ山脈の壮大な眺め。宗教のもとに生きるラサの人々の純潔な精神。ハラーにとっては心洗われることの連続だった。犬のエサを盗み食いしようとした時に助けられた、政治階層のツァロン(マコ)はハラーたちのよき理解者となり、あらゆる援助の手を差し伸べてくれた。
    また、チベットの貴族ンガワン・ジグメ(B・D・ウォン)の特別な計らいで、若く美しい仕立屋ペマ(ラクパ・ツァムチョエ)の元を訪れ、洒落た服を仕立ててくれた。ハラーたちも、ラサの人々に大して自らの知識を惜しみなく与えた。
    そんな中、ハラーはダライ・ラマの母親(ジェツン・ペマ)の家に招待される機会を得、彼はそこで若き宗教指導者ダライ・ラマ(ジャムヤン・シャムツォ・ワンジュク)の家庭教師を依頼される。西洋文明に大して大きな興味を示すダライ・ラマに、ハラーは英語や地理などを教えながら、深い友情と魂の交流を重ねていく。
    二人の精神の絆が深まるにつれ、利己主義だったハラーは初めて無私の境地を体験し、心の変化をなし遂げていく。しかし、それまで微妙な関係にあった中国政府とチベットの間の緊張が、急激に高まっていく。中華人民共和国が成立し、突然やって来た中国全権大使(ヴィクター・ウォン)の要求に、ダライ・ラマは平和的な精神性を説き、宗教を否定する全権使節を怒らせる。
    ダライ・ラマは中国の侵略によってチベット人の多くの命が無残に失われる夢にうなされるが、不幸にもそれは現実となった。
    51年、激動の中でハラーはチベット滞在に終止符を打つ。
    ラサを去るにあたり、ペマと結婚してチベットに家を構えたアウフシュナイダーとの別れのバター茶を酌み交わすハラー。そして、自分の魂を変えてくれたダライ・ラマとの別れ。
    ダライ・ラマは、即位した説きから大事にしていたオルゴールをハラーに友情の証としてハラーに与え、愛用の望遠鏡で去っていく彼の姿をいつまでも見守るのだった。

  • チベットに行きたい。あの空気感が好き。

  • チベットの心象風景、それが否応なく犯されていくという現実。人とは、政治・統治の哲学とは、どうあるべきなんだろうかと考えさせられた。中国がチベットを侵略したように、どの巨大文明も同じようなことはやってきたと思う。アメリカは原住民の土地を侵略していった。
    しかし、そのような行為はこの時代では容易に許容されるものではなくなったと思う。それは人類の知恵と普遍的倫理への見解が深まったからだろうか?それとも、利権が複雑化し、それが侵略や争いを容易にさせていないだけなのだろうか?ここに来て、自分たちは自分たち人類が過去にやって来たことを振り返り、その真理と正義について深く熟慮しなくてはいけない時期が来たと感じた。
    ハインリッヒが少年ダライラマにも見出した「The absolute simplicity」 をこの世界に見出すのは非常に難しい。

  • 何回観ても楽しめるよ!

  • 歴史的背景がありつつ、国籍を越えた友情が育まれる姿は好きだ。映像やブラピの切ない演技はよかった。
    中国の憮然とした腹の立つ演技はなかなか。

  • 実話とは言っても脚色されてるんだろうなぁ。少年のダライラマが賢明すぎて、美化されてるんじゃないかと。

    第二次世界大戦中の欧州列国の進出と、戦後の中国によるだ弾圧。歴史に翻弄されるチベットの姿がうかがえて興味深いですが、映画としてそれ以上の感想は残念ながらないなぁ。

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