さらば、わが愛 覇王別姫 [DVD]

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監督 : チェン・カイコー 
出演 : レスリー・チャン  チャン・フォンイー  コン・リー 
制作 : リー・ピクワー  リー・ピクワー 
  • アスミック・エース (2005年11月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988126203214

さらば、わが愛 覇王別姫 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに観た。
    とにかくレスリー・チャンが美しくて…。
    大きく変わっていく時代の流れから取り残されいくのが切ない…。

  • レスリー・チャンの美しさ。文化大革命の波と共に移りゆく感情があれば揺らぐものがない想いもある。
    個人的に思い入れのある作品。

  •  目まぐるしく価値観が変化する時代の中で、人生そのものと同義のモノに必死にしがみ付いて生きようとするそれぞれの人間たちの姿が、力強く、同時にとても哀しい。
     舞台の外に人生など存在しなかった蝶衣が、人生の役を失い、場を失ってゆく。 同じように、小樓の他に人生など存在しなかった菊仙もまた、やがて人生そのものを失うことになる。 この二人の、哀しみで繋がれた奇妙な愛情が丁寧に描かれていてとてもいい。

     始終淡い光に包まれた幻想的な映像が非常に美しいが、この映像が美しいだけではなく、演出の最大の肝になっている。 ラスト近く、二人が真に人生を失うシーンで、映像はこれまでに無く鮮明になる。 このシーンによって、それまでの波乱万丈の全てがまだ二人の人生の内であり、この瞬間こそが本当の喪失であることに気付かされるのだ。 そして、蝶衣は再び人生を取り戻す。 一瞬の淡い光の中で。 ここがまた、せつない。

     レスリー・チャンが素晴らしい演技をしているのだが、特に時を止めてしまう「哀しみ顔」の威力は強烈。 コン・リーの憂い顔もまた素晴らしい。 この二人の圧倒的な演技と意外とテンポの良い展開で、長尺ながら引き込まれっぱなしになる名作。

  • 何年か前にDVDで何度か観て、それから先日のBSの再放送(深夜)で観た。レスリー・チャンの演技に惹きこまれる。芝居の化粧途中で「生涯ともに芝居を」と悲痛にうったえる蝶衣の姿が美しい。一方的に誰かが悪いというわけでもなく登場する人物みなの汚いところもすべてひきずりだして、それでいて壮大かつ鮮やかな映画。



    レスリー・チャンが自殺した日、わたしは香港居民でSARSが騒がれる中、彼の死を朝のローカルニュースで知った。しかし当時(14歳)でレスリー・チャンのことをよく知らず、香港ではニュースで殺人や自殺がめったに流れなかった(ように覚えている)ために驚いていた。
    感想とは違うかもしれないが、そういった意味でも印象深い作品。

  • やばい。何度見ても切ない、悲しい。今は亡きレスリー・チャンがあまりにきれいで、一途で。それでも実らない恋。
    かなり泣けます。
    脚本がすばらしい☆
    文化大革命に翻弄された京劇の歴史のなかで生まれた愛。
    正直中学生だった私には難しかったけど、あの時この映画を見ることができて良かったと今では心から思える。
    壮大な世界観の中で、切なくて、痛々しい愛の物語。

  • 1993 香港

  • きれいとかなしいのゾーンに完璧に入れる映画。蝶衣の気持ちの報われなさが辛すぎて一度に見られなかった。蝶衣にとって小楼は育ててくれた家族で仕事のパートナーで恋愛感情の向け先。一人の生身の人間にあんな風に託しちゃったら危ないばかりなのに、他に行きなよっていうのが成り立たない地獄。『日出処の天子』の厩戸みたいに痛々しくて、袁が淡水とちょっとかぶところもあった。


    蝶衣が袁のほうに行っちゃうのはパトロンとしてっていうのもあるけど、小楼が蝶衣の願いどおりには絶対愛してくれないからで。でもあんな風に他人を使って慰めを得るってひどく心がガサガサするんだろうな。どうしたら蝶衣が運命に飲み込まれないで済んだのか考えてしまう。片思いなんてしないですめばそれが一番いいと思う。

  • 中国の歴史とか文化とか、全然詳しくないので勉強すべきだ。映画で勉強したろかしら。
    レスリー・チャンとコン・リーが素晴らしくて、取り合う程の男なのかしらチャン・フォンイー。

  • 娼婦の母に京劇の劇団に置いていかれた小豆は、他の子からイジメられていたが、石頭だけは小豆を弟のようにかばっていた。
    やがて成長して蝶衣と段小という芸名をもらった二人は、「覇王別姫」
    の虞美人と項羽の役で注目されるようになる。
    しかし、京劇は日本軍、国民党、共産党の支配、さらに文化大革命と時代の大きな波を受け、翻弄されていく。

    京劇は見たことがないけど、オペラ+歌舞伎みたいな感じかな。
    覇王別姫も項羽と劉邦の時代の話で面白そう。
    中国映画でよくある抗日とはまた一味違う描かれ方も多角的で面白かった。

  • 三時間近い映画だが、とりたて躓くことなく観れた。文革に対してある程度の知識があったので、面白かった。映像美も良かった。中国映画というより香港映画のほうが好きで、チェン・カイコーが第5世代っていう映画史的なことしか知らなかったが、文革関係がなかなか興味あるので、これから観ていけたらと思った。

    一方で同性愛映画としては、どうなんかなーと思った。当時の同性愛に対する認識がいかなるものだったかというバックボーンが見えてこなかった。そもそも蝶衣には、小楼に対する思いが禁断の愛であるという認識が無い。寧ろ、小楼が異性愛であることが蝶衣の悲恋の要因である。蝶衣が社会に対して無知であることはわかるが、同性愛を扱うなら少なからず当時の認識を示すことが必要だったと思う。

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