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- / ISBN・EAN: 4974365900120
感想・レビュー・書評
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チュンソフトから発売されたサウンドノベルシリーズの3作目。
弟切草かまいたちの夜とホラー系が続きましたが一転し、渋谷の街を舞台に8人の登場人物達のストーリーが絡み合う群集劇に。
サウンドノベルっていうと物語終盤に盛り上がりを持ってくることが多いしどんでん返し系が個人的には好きなんですが、こちらの作品は結末までを楽しむ感じの作りになっていてそこが斬新でおもしろい。
主人公は8人でそれぞれ独立した5日間のストーリーがあるんですが、物語の途中に緑文字で表示された部分から他の主人公に切り替えができるZAPシステムというものがあり、普通に進めると途中で詰まる別ルートの続きが読めるというシステム。
ただ読むだけではなく、別の主人公の選択によって時には生死を分けることもありバッドエンド数はかなりの数。
ストーリーは5日間で20キロ近いダイエットを迫られる『やせるおもい』やプレイボーイの主人公が過去の女性から子供ができたと詰め寄られる『できちゃった』などコメディ色の強いものからホラー系シリアス系とバラエティ豊か。
元ヤクザで銀行強盗の疑いをかけられた男と売れない役者のストーリーが性質上ガッツリリンクしますが、基本的には個々のストーリーが1本になることは無く独立しつつも渋谷という街で交差していき、その過程を楽しむゲームでした。
平成の時代背景に関する語句などはtip機能で脚注みたいにその都度見れるので気にならなかったですが実写のグラフィックには私はちょっと感情移入し辛かった…
美人キャラが見事に美人じゃないから余計に…他は凄くしっくりきましたが。
ストーリーも何人か中盤でイライラしちゃった…。最後の方は良かったんですが。
個人的には有り得ないけど馬と牛のストーリーが好き。
PSP版だとムービーの度にしばらくフリーズするのも我が家のPSPが悪いのかなんなのか…
ただ総評としては斬新なシステムが目を引く良作でした!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
TVドラマのチャンネルを切り替えながら話を進めるような構造が新鮮だった。
その構造の新鮮さは今でも色褪せないんじゃないかな。
「オタク刑事走る!」が笑えて好きだー。
「七曜会」も純粋に先が気になるつくりで、面白かったなぁ。
そして別格で「花火」。
短いのにかなり心に残ってます。ボロ泣き。 -
サターン、PSに続き三本目の購入。
携帯機との相性がいいのに驚く。でもオマケはあんまりいらないかなぁ。 -
街PSP版<a href="http://ren-comfort.at.webry.info/201008/article_3.html" target="_blank">感想</a>書きました。
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428の後にプレイしたが,シナリオは好きだった、でもエンディングが…なものも。こういうゲームが色々出てくるといいな?。システム面では428のが全然良い。まぁ当たり前か。
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セがサターンのソフトとして
買った記憶があるんですが
押入れのどこかに・・・(ーー;)
バッドエンドのほうがが面白かったかな。 -
チュンソフトのサウンドノベルでは、実はこの作品が最高傑作だと思うのは私だけでしょうか・・・
これだけ深みがある作品もそうはないと思います。実写なのでいやだという人もいるでしょうが、実は実写だからいいと思うのです。登場人物も多いし・・・
北陽のちっちゃい方(虻ちゃんじゃないほう・・・たしか伊藤さん)が出ています。当時は全然売れてなかったんじゃないのかな? -
いろいろ問題点(今時ポケベルはないでしょう?とかバッドエンドのリンクがうまくいってない)とかツッコミどころはあるけど…気にしない。街最高!!!このゲームを超えるゲームがあればお目にかかりたいですよ。マジで。
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こんなにおもしろいのに、他のサウンドノベルゲームに比べて知名度がないのが悲しい。
「街」はね、バッドエンドを楽しむゲームだと思います。
いわゆるスローフード、スローゲーム!
もうこれだけ時間が立ってしまうと難しいでしょうが、一ファンとして続編を超絶希望