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- / ISBN・EAN: 4988102203238
感想・レビュー・書評
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『亡国のイージス』、福井晴敏原作の有名な作品。観てみると、押井守がかつて作ってたような内容だなと思いました。
押井守の影響力を考えると、ほかに思いつくのは森見登美彦とかもそうだと思う。森見ファンの方は多いと思うけれど、押井守がいなかったら森見登美彦も存在しなかったのではないかと。(私は押井ファンでも森見ファンでもないけど)
映画の感想は……ハジメまあまあ、ナカ最高、赤子泣いたらクソ映画。
真田広之が主演で、中盤は『冒険野郎マクガイバー』みたい、いやセガールの『沈黙の戦艦』『暴走特急』みたいでめちゃくちゃ面白かったのに、最後なんでこんなクソ映画にしちゃったのか意味不明。
自衛官が叛乱を起こすような内容なのに、よく海自が協力したよなあ……と思ったら、当時防衛庁長官だった石破茂(どう見てもヲタ)が再考を促したそうだ。
この映画が面白いのは、監督が阪本順治、原作が福井晴敏、そして石破ヲタと、右も左もしっちゃかめっちゃかなところなのだ。
「どうせ世の中しっちゃかめっちゃかさ!」by杉本美樹
キャスト、いつもの阪本組は元より、もうひとりの主演の前髪クネ男こと勝地涼が最高だった。何より大爆笑だったのは、内閣総理大臣・原田芳雄ちゃん!!それだけにとても残念な内容だった。せっかく面白いポリティカルサスペンスができる下地があったのに……。
阪本監督は『どついたるねん』や『顔』など名作だけど、『新・仁義なき戦い。』などツマラン作品もけっこうある。やるならきちんと面白い映画にして欲しいもんです。この映画を観て私が一番共感したのは総理大臣の芳雄ちゃんだよ笑。
この群像劇は『シンゴジラ』っぽいよなぁと思いながら観てたら、特撮絵コンテが庵野秀明!笑
『帝都物語』に樋口真嗣が絵コンテで参加してたのを思い出すぜ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
太平洋上で訓練していた護衛艦「いそかぜ」は某国工作員(北朝鮮かな?)のホ・ヨンファ(中井貴一さん)に乗っ取られ、二等海佐の宮津(寺尾聰さん)の指揮の下、東京に爆弾を打ち込む為に東京湾を北上する。先任伍長である仙石(真田広之さん)は、他の隊員と共に一度は艦外に出されてしまうが、いそかぜ艦内に取り残された如月(勝地涼さん)を救う為に海に飛び込む。果たして仙谷は無事、如月を救い出し、ホ・ヨンファ及び宮津の野望を打ち砕く事は出来るのか!?
「戦争と平和」について考えるって言ったら大げさですが、日々、国防の為に尽力頂いている自衛隊皆様に感謝と敬礼! -
真田広之主演、大好きな安藤政信も出演しているので見ましたが、、
理解できなかった。。 -
私には良さが分かりませんでした。
俳優さん達は豪華なんでけどね…。 -
久しぶりに観た。原作も読んでいるので、映画化の多少の違いはあるけども「空母いぶき」ほど違ってはいないというのが正直なところ。2005年とずいぶん前のような気もするが逆に今ほどCGが多くないようにも感じられ緊張感あふれるできだと思う。
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テレビ放送されたものを観たので、一部シーンがカットされたのか繋がらない場面があった。話のディテールも掴めない部分もある。ま、これは映画の出来のせいではないハズ。と思ったら元から欠落してるシーンがあるらしい。それは映画の完成度としていかがなものか?
しかし映画自体は思いの外おもしろかった。日本映画は生ぬるいのが多い印象あったけど、ハードでよかった。中井貴一の冷徹さが光る。しかし真田広之の手旗信号は笑っていい気がする。だって衛星画像でズームして、死にそうな顔の真田選手が仰向けで紅白旗をパタパタしてたらギャグでしょ。それを真剣に解読する佐藤浩市も含めて。むしろギャグとして秀逸。首相も吹き出すのガマンしたんじゃないかな。それにしても前髪クネ男(この役名も今は昔)がこんなシリアスな役をねえ。 -
思ってたより良くできていた。面白かった。イージス艦のスケール観をもっと出せれば良かったんだけど。中井貴一の北朝鮮工作員も良かった。