戦争と人間 第三部 完結篇 [DVD]

監督 : 山本薩夫 
出演 : 滝沢修  芦田伸介  浅丘ルリ子  北大路欣也  吉永小百合  山本圭 
  • 日活
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988103601286

感想・レビュー・書評

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  • 全3作で9時間の超大作だったが、全く飽きずに鑑賞できた。昭和初期の庶民からの視点と新興財閥の視点で描き、所々に珠玉の反戦科白が散りばめられ、戦争に翻弄される人間の姿が確りと描かれている。最後のノモンハン事変は特に秀逸。キャストでいうと、滝沢修と芦田伸介、山本圭、夏純子あたりは改めて上手いと感じた。

  • 戦争の愚かさ。見にくさ。
    思い込み。精神力。で闘う。
    統帥権 なるもので、いたづらに振り回す。

    出てきた。辻政信。
    こいつが 諸悪の根源である。
    日清、日露で勝ったことが、
    すべてを 論破する根拠に。
    戦争の状況についての科学的な分析能力もなく、
    事実を みとめない。

    山本圭と吉永小百合。
    北大路欣也。
    そして、浅丘ルリ子。
    それぞれが、それぞれの想いをもって。

    南京大虐殺は 犠牲者は30万人という。
    つみのない村民を 虐殺する。
    ノモンハンの 草原での 戦争のすざましさ。
    無意味な行為にちかい。
    その 茫漠たる スケール。
    一体何のために。さえ意味がないほど。

    ノモンハンで 終ってはもったいない。
    日本が 負けるまで やってほしかった。

  • 10時間にも及ぶ大作。鉄道爆破が模型っぽく見える以外は、どの点をとっても満足のいく映像だった。
    特殊撮影ができる現代なら、もっと壮大な画面が用意できただろう。この時代で(今から40年前)これだけの視覚的満足度お゛得られるのですから、やっぱり監督の存在は大きい。

  • [○09/05/31鑑賞]難しい題材にも関わらずよい映画になっていると思った。本当にこんな状況があったのかな?とか、現実にその時代に生きた人はどう感じていたのかな?とか、自分だったらどう感じたのかな?とかいろいろと想像力を駆使しながら見ればいいと思う。

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