血と砂 [DVD]

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監督 : 岡本喜八 
出演 : 三船敏郎  佐藤允  団令子  仲代達矢 
制作 : 岡本喜八  伊藤桂一  佐治乾 
  • 東宝 (2006年1月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104033598

血と砂 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • ☆7

    2017.10.31 視聴

  • 三船敏郎も仲代達也もくだらない映画にも出ていたんだなぁ。
    なんておもしろくない映画だろう。

  • これまで喜八っつぁんの映画をかなりの本数観てきましたが、やはり色々な系統・方向性ではっきりわかれると思います。
    まだ五社協定もあった頃だし、東宝という会社組織に所属する監督だったわけですけど・・・「これぞ岡本喜八!」っていうキハチ純度の高い作品と、「仕事として職人的にやった」っていう東宝の社員としての作品とでわかれる。

    '60年代頭ぐらいまでの暗黒街シリーズと独立愚連隊シリーズはまだこれが混然としてます。
    キハチ節・キ印な作品は『どぶ鼠作戦』『戦国野郎』『江分利満氏の優雅な生活』『ああ爆弾』飛んで『殺人狂時代』等。
    東宝っぽい職人的仕事は『日本のいちばん長い日』。

    『日本のいちばん長い日』は、「『殺人狂時代』オクラ入り事件」で干されかけてふてくされてたとこに舞い込んできた代打の仕事。でもこれが大ホームランなわけですよ。
    これに対して、あくまでキハチ目線で社外のATGで作った作品が『肉弾』なので、『日本のいちばん長い日』と『肉弾』は対になってる。

    じゃあこの『血と砂』はどういう作品かというと、キハチ印と東宝カラーが混在してて、その部分がうまく行ってない気がするんです。
    キャストを見ても明らかですけど、ミフネが一応主演。やはりミフネ=黒澤作品で、当時の東宝では代表選手。
    当然ライバルは仲代さん。仲代さんは黒澤作品だとギラギラしてる役なんだけど、キハチ作品だとぼーっとした昼行灯キャラ。この「ぼーっとしたキャラ」は喜八作品で出てきて、のちの黒澤映画『影武者』にも受け継がれる。でもこの映画は、仲代さんを出した意味があまり無いんです。
    一方、キハチ組の俳優だと佐藤允、伊藤雄之助、天本英世。東宝カラーとキハチカラーがきっぱりわかれる。

    キハチカラーってのはやはりテンポ・キレの良いギャグなんですけど、この『血と砂』はマジメとフマジメが半々すぎてけっこうブレてる。例えるならスピルバーグ作品が近いです。スピルバーグの映画を真剣に観た人ならわかると思うんですが、「スピルバーグギャグ」っていうほんとにくだらないけど超面白いギャグがありますよね。『マイノリティ・リポート』を観たらわかりやすいんだけど、シリアスなのに突然ギャグを入れてくる。そんな感じになってるんです。
    『血と砂』は、ギャグはすごく面白いんだけど、かなりシリアスな戦争映画。一応、独立愚連隊シリーズ→『どぶ鼠作戦』→『血と砂』。のちの作品だと『ジャズ大名』。

    トータルで考えるとあんまり上手く行ってない気がするんですが、シリアスなシーン・ギャグシーンそれぞれを取り出すとどっちもめちゃくちゃ好きです。
    特に沢村いき雄さん!!!毎回出てくるので『いき雄を探せ』になるけど、『血と砂』のいき雄の使い方は本当に最高!大爆笑!!喜八っつぁんのセンスはほんとに良いです。自分とぴったり合ってるだけかもだけど。笑いのツボをしっかりわかってる。

    笑いのツボと言えば、特にオチの部分。ラストシーン。これは笑うとこではないんだけども、こういうオチの作品は昔は多くて、大好きなんだけども最近あまりなくって。
    ハリウッドのコメディ映画も、最近わりと観てるんですがどうもあんまり面白くない。イギリスのコメディの方が昔から好きで、次がアメリカ。アメリカはSNLの人を使うことが多いし、下ネタばっかりだからつまらない。

    でも、それらより断然面白いのは岡本喜八!
    '60年代の映画なのに、最近のコメディ映画を観るよりも断然面白いもの。喜八っつぁんの映画と比べたら、悪いけど最近のアメリカのコメディは全部カスに見えてしまう。

  • 日本映画専門CH。
    愚連隊シリーズ最終作。
    シリーズのヒットと反して、戦争の虚しさという同テーマで何本も作らなくてはならないという岡本監督のジレンマを感じる。

    ソガ隊員が出ていた。

  •  1965年、東宝。岡本喜八監督、三船敏郎主演。これは文句なしの名作。

     1945年8月の北支戦線、歴戦の勇士だが上官抗命の前歴がある小杉曹長は、命令を受け、13名の少年軍楽隊と元板前、元葬儀屋、反戦主義者の古兵を率いて、「ヤキバ砦」と言われる拠点の奪取に向かう――。

     西部劇的と言えば言えるが、むしろ、砂塵の渦巻く北支戦線を舞台にしたファンタジーと言うべきだろう。そしてそこには、若くして死んでいった兵士たちへの追悼と鎮魂の思いも読み込める。作中、小杉曹長は、18・19歳で大した楽しみもなく短い人生を終えてしまった少年兵たちなのだから、派手に、お祭り騒ぎで弔わなければならない、という。一度は奪取した「ヤキバ砦」で、八路軍による猛爆の音に対抗して、ディキシーランド・ジャズのハーモニーを鳴りひびかせる少年兵たちを映し続けるショットは、どこか崇高ささえ漂っていた。忘れがたい作品。

  • 可笑しさは伝わってくるけれどそれにしてももう少し緊張感あってほしかった。

  • 神・戦争映画。俺はこの映画が好きだ。

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