Merry Andrew

アーティスト : 安藤裕子 
  • エイベックス・マーケティング (2006年1月24日発売)
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4945817144546

感想・レビュー・書評

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  • ★『のうぜんかつら 』について。


    安藤裕子の切ない曲と共に
    何度見ても胸がきゅい〜んとする
    「月桂冠つき」の
    お酒のシリーズCMが好きでした♪


    もうほんまラブリーな作品で(笑)、
    大好きだった永作博美が
    散髪してハゲになったダンナの頭を
    ペシペシ叩いて笑い転げてたり(笑)、

    商店街を二人で
    ふざけあいながら走り回ったり、

    月を見ながら
    二人で晩酌する
    アレです(笑)
    (菅野美穂のチオビタのCMなんかは
    絶対意識してますよね笑)


    このCM見ると
    家族っていいなぁ〜、
    夫婦っていいなぁ〜って

    CM見る度に手が止まって
    「あぁ〜結婚してぇ〜なぁ〜!」って
    毎回悶絶してました(笑)♪
    ↑アホ


    何より
    切なくて儚い
    二人でいることの自由を、
    過不足なく歌で表現した
    安藤裕子の歌声と
    歌詞の世界観が
    ホンマCMとピッタリ合ってましたよね♪
    (その後を引き継いだコトリンゴの曲も名曲でした)


    一人しみじみの酒、
    恋人と語らいながらの酒、
    妻とくつろぐ酒、
    成長した息子との男同士の酒、

    酒を呑むひとときは
    大人だけが手にできる特別な時間です。


    この曲を聴くと
    川上弘美の「センセイの鞄」の
    月子さんとセンセイを思い出すし、
    無性に日本酒が呑みたくなります(>_<)



    2006年発表のオリジナルアルバム
    「Merry Andrew」

    2009年発表の初のベストアルバム
    「THE BEST '03〜'09」
    に収録。

    • 円軌道の外さん

      九月猫さん、
      こちらこそフォロー&コメント&お気に入りポチありがとうございます!

      額に飾っておきたいくらい
      素晴らしいコメン...

      九月猫さん、
      こちらこそフォロー&コメント&お気に入りポチありがとうございます!

      額に飾っておきたいくらい
      素晴らしいコメントに
      えらく恐縮しております(笑)

      特にソーダ水についての考察には
      胸がきゅんきゅんしてしまいましたよ(笑)(>_<)


      九月猫さんも
      猫が好きなのですか?

      自分んちにも
      やんちゃ坊主な黒猫 がいます。

      あと兵庫と映画と
      なにかと共鳴するところが多かったので
      フォローさせてもらいました。

      こちらこそ末永く
      よろしくお願いします(^O^)


      P.S. 「センセイの鞄」オススメですよ。

      月桂冠つきのCMの世界観に共感できるなら
      切なくてあたたかい物語に
      必ずハマると思います。


      2013/05/07
    • 九月猫さん
      円軌道の外さん、こんばんは♪

      先日はわたしのほうの本棚にもご挨拶にきて下さって、
      ありがとうございます。
      (そちらにもお返事書いて...
      円軌道の外さん、こんばんは♪

      先日はわたしのほうの本棚にもご挨拶にきて下さって、
      ありがとうございます。
      (そちらにもお返事書いています)

      はい、にゃんこ大好きですよ♪
      数年前に3匹のにゃんずを次々送り出してしまったので、
      そのあとはうちには猫さんはいないのですが。
      いつかまた、ステキな縁があればいいなぁと思っています。

      同県民なのですねー。
      兵庫県は広いし、地域によってぜんぜん違うから
      普段は同県民意識ってあまりないのですけれど、
      広ーい広ーいウェブの海でお会いすると
      すごくうれしくなっちゃいます(*´∇`*)

      同県民のよしみ、でもないですが、
      どうぞよろしくお願いいたします♪


      「センセイの鞄」、近いうちに読んでみますね。
      2013/05/10
    • 円軌道の外さん

      九月猫さん、
      またまたコメント
      ありがとうございます!

      おおーっ
      三匹も飼っておられたのですね(^O^)

      自分も今...

      九月猫さん、
      またまたコメント
      ありがとうございます!

      おおーっ
      三匹も飼っておられたのですね(^O^)

      自分も今の黒猫の前に
      半ノラの猫二匹とお別れしました。

      その前には
      ずっと飼っていたわんこが
      大雪の日に外に出たまま帰ってこなくて
      今も行方不明のままです。

      生き物との別れは
      本当にツラいものだけど
      かけがえのない思い出となって
      九月猫さんの胸にずっと生き続けるだろうし、

      動物たちは
      いろいろなことを
      教えてくれますよね。

      あっ、自分は
      有川さんの「阪急電車」にも出てきた
      西宮にずっと住んでました。

      日本桜百選にも選ばれた
      夙川沿いには
      思い出がたくさんあります。

      「センセイの鞄」は
      本当に心地いい名作なので
      また感想楽しみにしてますね(笑)(^_^)v

      2013/05/12
  • 例に漏れず、のうぜんかつらで彼女を知りました。すぐにこのCD購入して、ヘビロテしてました。ニラカイナリィリヒで一気に引き込まれます。シングルものでは、さみしがりやが好き。全体では夜と星の足跡がかなり好き。でも、どの曲もこのアルバムの世界作りに欠かせないです。
    曲もさることながら、ジャケットの可愛さが異常です。セルフプロデュースと知った時は驚いた。

  • 当時、「のうぜんかつら」が使われていた、月桂冠のCM。
    永作博美演じる夫婦の一コマをシリーズ化したもの。

    散髪から帰った旦那の頭を見て、さんざん永作博美が笑い転げてるのを見た後の、旦那さんの一言。

    「わたしの趣味は、あなたです」

    “月桂冠“



    15秒の中に、こんなにもドラマを詰め込めるなんて。。と、いつも月桂冠のCMには感心しております。

  • 安藤裕子『のうぜんかつら』

    人には、いつか別れが来ます。

    それが、たとえどんなに愛しあった二人でも、です。

    それは、お互いの意思による別れかもしれませんし、死による別れかもしれません。

    ずっと一緒だよ。

    と誓い合っても、どうしても避けられないのです。

    だから、この歌詞の主人公は、離れ離れになってお互いのことを思い出せなくなる前に、二人の記憶を焼き付けたい。

    そう願うのです。

    あまりに優しく、あまりに哀しい。

    そんな歌詞です。

  • ベストも出した安藤姉さん。
    この独特な空気感が結構前から好きなんです!

    このアルバムは月桂冠のCMで使われてた
    『のうぜんかづら』とかも入ってるから
    入門編にはとても良いアルバムではにかと。

    俺は1曲目のニラカイナリィリヒで早速泣きました(ノД`)

  • 優しく、柔らかく、透明で、どこか芯のある。
    掠れているような、しかし耳障りでない。
    低いのに澄んだ波紋が響き、高いのに重く震わせる。
    一言で言えば不思議な歌声で好きだ。

    おすすめの曲を3つ……。
    「ニラカイナリィリヒ」
    アルバムの中で一番、心の世界と言うか、どこか現実を飛び越した世界観を感じる。メロディーも水面に立っているようなどこか静かな、不思議に浮かび上がる感覚になる。愛の囁きのような、失った悲しみのような、入り混じったファンタジー。
    その呪文を唱えられずにはいられない。

    「のうぜんかつら」
    恋と愛とそして別れと。メロディはスローテンポながら軽やかで明るいし、歌声も朗らかだ。しかし歌詞は二人過ごした時間を思い返すような寂しさ、風景が想像できる夏の香り。残念ながらそんな経験はないのだけれど、ふと穏やかな日を過ごした錯覚を覚える。
    アルバムの最後には、CMで使われて知名度があるリプライズ版が入っていて、こちらは歌い方も変わり、曲調も澄んでいながら寂しい、思い返すあの時を強調するような作りになっている。どちらも好きだ。CMで聞いて惚れ込んだ、思い出深い一曲。
    思いよりも、その情景を切り取ったような雰囲気に作者の個性が浮かび上がる。

    「煙はいつもの席で吐く」
    待つことは苦手な方だ。ぼんやりと目に映るもの、それへの愛着がふと思い浮かんでは消えていく。紫煙のように立ち昇り染み付く匂いを残してどこかへ消えていく。後どれくらい待つのだろうか。愛着があるからといって、自分のものではないとしても、それはきっと込められている。早く。崩れないうちに。

    ランキングに並ぶような曲には食傷気味だった頃に刺さったから、作り上げられる世界にはとても魅力を感じ、これを書く為にまた聞いて、再びそこに旅をしているようだ。
    ソーダを片手に聞いてみてはいかがだろう。

  • ◎ニラカイナリィリヒ 
    ◎Green Bird Finger. 
    ◎み空 
    ◎あなたと私にできる事 
    ◎Lost child, 
    ◎星とワルツ 
    ◎のうぜんかつら(リプライズ)

  • のうぜんかつらで安藤裕子が好きになった

  • 中学生のころに買った、
    今でも好き、一生聞くと思う

  • はじめて手に取ったときはレンタル店で何気なく借りたんだけど、聞いてみて、結構衝撃。ふしぎな曲調で、妙に繰り返し聞きたくなる。
    はまりました。

著者プロフィール

1967年長崎市生まれ。東京大学教養学部国際関係論学科卒。大手広告代理店博報堂での10年間の勤務、2年間の起業経験の後、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科に入学。2009年、論文「ヒロシマ・ナガサキはどのように表象されてきたかー公的記憶の変遷を辿るー」を提出し博士号(学術)取得。また、同年に第7回日本修士論文賞を受賞。早稲田大学アジア太平洋研究センター特別研究員を経て、現在早稲田大学非常勤講師。

「2011年 『反核都市の論理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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