空中ブランコ

アーティスト : Plastic Tree 
制作 : 有村竜太朗 
  • J-ROCK (2005年12月13日発売)
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本棚登録 : 58
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4997184863988

感想・レビュー・書評

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  • なんともいえぬふゆうかん。
    竜太郎さんの声と歌詞とごちゃごちゃしたおと。
    どれも奇妙にマッチして、ゆらゆら。ほんとうにプラらしくていいな~と思いながら聴きました。

    サーカスのいちばめん。
    始まる前の緊張感とパートナーへの気遣い。
    スポットライトがあてられて、じぶんたちの演目がはじまる。
    ゆらゆら、揺れながら、ただくりかえされるゆっくりとしてふあんていな、動作、観客はハラハラしながら歓声をあげる、ふたりのみみに入り込んでくるその音、けれどただくりかえす、ふたりを繋ぐ腕と指がふいに離れたら、おちてしまうやみをただながめながら。
    おちたらどうなるのだろう――「伸ばしている腕」から、「繋いでいた腕」へと変わって、「絡めていた指がほどけて、ゆっくりと落ちて」…この腕のうごきの丁寧な描写が、スローモーションでくりかえされる。この腕の表現だけでじゅうぶんだ。

    歌詞なんぞ、いくらでも脚色できる。この象徴性が歌詞、詩歌の素晴らしいところであることもわかります。夕暮れに染まる雲を「美しい」という。表現の仕方は自由だ、そこに悲しさでも切なさでも、喜びでも愛しさでも、何ものかでも見出すことはできる。結局、それをどう捉えるかという、感性と個性の問題である。

    そんなことは中学生のうちに気付くことであるし、当たり前のことなので別にどうでもいいんだけど、この楽曲も同じく色々な意味の取り方があると思います。恋愛に例えることもできるし、見世物とバンド活動、そしてプラスティックトゥリーのライヴパフォーマンスと直接に関係づけることもできると思います。私はこの曲にいたっては、深く考えることなく、歌詞のまま、空中ブランコという演目を歌い上げたものとして、そのまま受け止めることにします。その方が浮遊感や危うさがひしひしと伝わってくるし、いちリスナーとして、いち観劇者として、この曲をライヴに感じられるような気がします。

  • 雰囲気に酔いたい〜

  • ゆらゆら度マックス。最高。
    不安定なたろちゃんの声が儚くて心を鷲掴みにされる。

  • 音酔いをしました。
    でも音酔いしても聴き倒します。
    良い曲です。
    歌詞が、甘く切ないような、それでも可愛くて優しいそんな曲です。

  • 歌詞が好い!!!!こんなこと太朗さん云われたい。

  • 低いね。
    ジャケ怖い

  • ついに、一番プラらしい曲…と言われていたこの曲も発売されました。私は、その通り、3作の中では一番プラらしい部分を持った曲だと思います。曲中に、空中ブランコやサーカスを思わせる部分があり、また竜太朗さんの独特の世界が広がっています。カップリングは、今まで有りそうでなかった曲だと思いました。私は最後の方のコーラス?が好きです。

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