メゾン・ド・ヒミコ 特別版 (初回限定生産) [DVD]

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監督 : 犬童一心 
出演 : オダギリジョー  柴咲コウ  田中泯  西島秀俊  歌澤寅右衛門 
制作 : 渡辺あや 
  • 角川エンタテインメント (2006年3月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988126203535

メゾン・ド・ヒミコ 特別版 (初回限定生産) [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • ちょうど2年ぶりに改めて観た。
    以前とは評価が変わった。アップした。

    初めてオダギリジョーをかっこいいと思った。
    今まで全く興味なかったけど、小顔と身長と線の細さや立ち居振舞いがすごく、そして誰よりも(女性の柴咲コウよりも)絵になっていることに気付いた。かっこいいー。あんなに白いパンツを穿きこなせる日本人の男はそうそういないよ。

    視覚的には、開放感溢れる海辺に隣接しているメゾン・ド・ヒミコやそのリビング、サユリの父親(ヒミコ)をはじめとする住人たちの部屋の内装がどれも素敵だった。登場人物たちは別として、この場所に一時的に住んでみたい。

    あと、何人かの人が言っている「温かい映画」っていうの、私もそう思った。ゲイの人たちが中心にいて、同性愛が軸にある映画ってことは差別や偏見のシーンとは切っても切り離せないんだけど、なぜだか映画のワンシーンとかを思いだすとじんわりと心が温くなる。薄いクリームイエローやベージュ、薄いオレンジ色の映像とともに。
    それは、多分メインとなるメゾン・ド・ヒミコの人たちがみんな優しいからかなぁ?優しいと言うか人間愛に深いというか。むしろ、出てくる異性愛者(つまり普通の人たち)の方が人に対する許容範囲が狭くて冷たいのだ。ていうか、同性愛者というテーマに限らず他の事象も同じだが、「マイノリティ」が社会でうまく生きていこうとするならばマジョリティよりも受容的にならないとやっていけないかもしれない。そして、その結果が「他人に対して優しい」とか「あらゆる人に対する受容的態度」として表れやすくなるのかなぁと。

    邦画はこうあってほしいと思った映画だった。
    昨今、ドラマの続編や漫画原作の映画が頻発していてうんざりしているから。

  • 先日おかまバーに行く機会があってからというもの、第三の人種の人たちのことを思うことが多い。
    この世に男と女しかいなかった時代はもう遠い昔なのだ。
    彼ら、彼女らはそこに確かに存在している。
    しかしながら現実の世界では偏見や迫害は強い。ゲイの老人ホームだなんて!というのが普通の感覚だと思う。
    でもそこでつつましくも明るく暮らす彼女(彼)らを見ていると、そういうことではなく、人としての温かさ、そういうことだよな、人間てって思えてくる。
    ちゃんと向き合えば、いいんだよ。そんな気がする。

  • 24歳にしてはちょっと疲れた顔立ちの女(柴咲コウ)が景気の悪そうな建設会社らしきところでふてくされながら仕事をしたり金に困って風俗情報誌の求人情報を眺めたりしていると、ミニらしき車に乗ったハンサムな男(オダギリジョー)が職場を訪ねてきて、女の父親がゲイのための老人ホームを運営しているのだけれど末期がんで死にかけているので顔を見せてやって欲しいというので、会いに行けば小遣銭をもらえるという条件で老人ホームに行くことになる。

    末期がんで大量に吐血したりしている卑弥呼(田中泯)を何故か入院させず、通院させている様子も見えないし、一方で末期がん患者を置いている癖に脳卒中で倒れた入居者をホームではもう預かれないと言い出したりシチュエーションが既に現実味を欠いていて観る時間に比例して呆れていたが(フィクションに対して現実味の有無を云々するのは無粋かもしれないが、「末期がん」のような深刻な素材を取り上げてこういう扱いはちょっと流石にまずいのではないか)もっと驚いたのが登場人物の得体の知れない振る舞いで、オダギリジョーの演じる男はいきなり「てめえ殺すぞ」とキレてみたり「欲望なんだよ」(?)といきなり泣き出したり、挙句の果てには卑弥呼のことを大切な人とか何とか言っていた癖に何故か柴咲コウ演じる女とそういうことになっていたりして前後の脈絡が全く見えないし、柴咲コウ演じる女は何かとキレるか泣くかふてくされているばかりで、心情的にはもっともだと思うけれど状況に対して具体的かつ合理的な行動を全くとろうとしていないので観ていてうんざりするし、老人ホームの連中もやっぱりことごとく行動に脈絡が見えなくて、まともな常識と理性と感性を備えた人間がどこにも見当たらないという惨憺たる状況になっていた。
    (登場人物がみんな「幼稚」なのだというお話だったのかもしれないが、だとしたらもうお話そのものからつまらなかったということかもしれない)

    登場人物が常に合理的で理性的でなくてはいけないということはもちろんないけれど、ここまで行動に説得力がない人達が並んでしまうとプロットの展開そのものも場当たり的な思い付きの積み重ねに見えてきて(もしかすると本当に思い付きのシーンもあるのかもしれないが)、本来訴えかけてくるはずのドラマが説得力を欠き、何だかぼんやりした子供のお話のように見えてくる。

    そのせいなのか、本当であればクライマックスであるはずの田中泯の
    「あなたが好きよ」
    とかいう台詞も一言で言ってピンとこない。

    細野晴臣の音楽も何だか奇怪な感じばかりでそんなに効果をなしていなかった気がする。

    色々困ったり気に入らなかったりしたのだが、要するに本当に「何が何だか分からない」映画であった。

    しかし、こういう「良くわからない雰囲気」を味わうのが日本映画を観るということなんだろうか。。。。だとするとやっぱり私には良くわからない世界ということで、実は結構期待して観た作品だったので正直これはがっかりでした。。。

  • 語弊あろうがあえて言いたい。
    結局ノンケかよ!

    衣装や調度品がこだわっているし、何より主演二人が美形なので眼福。
    今回のオダギリジョーはやたらイケメンに見えた。少年が落ちるのも納得。
    柴咲コウは可愛いんだけど、怒り方がいつも駄々っ子みたいで、演技がつまらないな。
    幾つかあるラブシーンはしつこいので飛ばしながら見た。

    ゲイ専用老人ホームとあるが、明らかに老人じゃない野郎がいるのは何故。
    本質はゲイでも両刀の登場人物が多く、ポエミーで、最後があれだし、女性向けファンタジー作品のように感じた。

    締めがロマンチックなのはいいが、金の問題はどうなったんだ?

  • 不思議なニンゲンの関係が、
    メゾン・ド・ヒミコのなかで繰り広げられる。
    ヒミコ/田中泯は、オカマで、妻子を捨てて、
    メゾン・ド・ヒミコで生活している。
    メゾン・ド・ヒミコは、ヒミコが
    オカマの老人たちのためにつくった。
    そして、ヒミコのがんの末期症状なのである。
    その捨てられた子供が、柴咲コウなのである。
    メゾン・ド・ヒミコから、柴咲コウに、オダギリジョーが、
    アルバイトをしてくれと言う。
    柴咲コウは、母親の病気で、借金をつくっていた。
    それの返済のために、会社で働き、そしてアルバイトを捜していた。
    メゾン・ド・ヒミコの仕事は、暖かい雰囲気に満ちあふれていた。
    また、柴咲コウは、父親のことを許せないのだ。
    柴咲コウは、オダギリジョーの魅力に惹かれていく。
    しかし、オダギリジョーは、父親の愛人であり、
    オカマなのだ。好きになっても、
    それで、会社の西島秀俊とセックスをする。
    オダギリジョーは、西島からその話を聞く。
    父親は 死んでしまうのだ。
    メゾン・ド・ヒミコは、閉鎖される。

    柴咲コウが、なぜか、いつも不機嫌で、
    怒っているばかりなんだね。

  • オダギリジョーの色気…。ため息。
    田中泯もなんだかすごくてこの人は本物だって気持ちにさせられた。

    ゲイ…。
    大学の頃ゼミにいたけど、なんとなく仲良くなれなかった。
    面白い子だと思ってたけど、一緒にいる自分がみんなにどう思われるかが気になってしまった。
    これが偏見だよね。
    仲良くなってたら楽しかったかも…。

  • 295-20

  • 自分の弱さと向き合って必死で生きてる感じ

    オダギリジョーさんがエロい
    柴咲コウさんのブスッぷりが素敵

  • 同性愛者が集う老人ホームが舞台。
    その中にいる親を持つ主人公の葛藤が描かれている。
    愛したいのに愛せない、性の壁の不思議を感じた。
    でも、ハッピーエンド。

  • 北村道子さんの「衣裳術」の話から、興味を持って観てみた。世界観がある映画っていうのは、やっぱり衣裳からキャスティングから音楽から建築から何まで見事に調和してるんだと実感。繊細さが入り混じった妙な開放感があった。

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