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- / ISBN・EAN: 4988707555978
感想・レビュー・書評
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乱歩の短編をもとに映画化。役者陣が豪華だったり、大駱駝艦が出て来たり、と雰囲気はそれなりに頑張っていた。「人間椅子」は有名な短編だし、何度か映画化や漫画化されているので、いかにあの小説を長編映画に仕立て上げるかが腕の見せどころ。内容は、人間椅子に乱歩の「一人二役」と谷崎の「春琴抄」を加味したような話だった。男性主人公として腹話術師を配したあたりが工夫の見られる点。
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乱歩の時代の貴族趣味には、重度神経症と性倒錯がぴったりだ。(むしろそれしかないでしょう、という有りよう)
視覚を排し触覚に依拠する官能。全心理学史を覆い尽くす重厚なテーマである。 -
清水美砂がなぁ...
清水美砂だけがとっても残念。。
もっと文学的で
もっと(下品にならないような)官能的だったら良かったかな。 -
うーん。
フェチ系の文学作品は、小賢しい演出も余計なエピソードもいらない気がする。
本物の性倒錯者が作った映画が、観たいなあヾ(:3ノシヾ)ノシ -
全体的にすごく美しくて上品な官能が味わえる作品です。衣装も素晴らしい。
2011.04.30