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- / ISBN・EAN: 4988013044944
感想・レビュー・書評
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蒼井優の単独初主演映画。沖縄の離島・竹富島を舞台にしたハートフルストーリー
見どころ
蒼井優のみずみずしい演技が涙を誘う爽やかな感動作。竹富島に残る古き良き沖縄の風景を捉えた映像も美しい。主人公の親友役で出演した比嘉愛未は本作が女優デビュー作。
ストーリー
6歳の時、風希は竹富島の船着場で母・昌美を見送った。以来、風希と母をつなぐものは、毎年誕生日に送られてくる手紙だけだった。やがて、父の遺品のカメラで写真を撮り始めた彼女は、写真家になることを夢見ながら、母のいる東京へ思いを募らせていたが…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
沖縄竹富島の風景に癒されます。なんて透明な海なんだろ。何もかも放り出して、一人で行ってみたい気もする。
おっかあの手紙の秘密には最初から気づいてしまったけどどうかな…
生きてるのに会えないのも余計辛いと思うから、この仕掛けには賛同しかねる部分もあるな… -
冒頭の子ども時代のシーンは
セリフ棒読みで心配になったけど、
蒼井優さんが出てきてからは引き込まれました。
母から娘に送る14通の手紙。
沖縄を舞台にした映画はいろいろありますが、
これも感動のストーリーでした。
ラスト、うすうす展開は読めたけど、滂沱の涙。
遠く離れていても母の気持ちは伝わるんですね。
おじいちゃんの「これだけは言えない」っていう
葛藤もよく描かれていたと思う。
「手紙を届けるのが、私たちの仕事じゃないですか」
っていう渋谷一郵便局の田中局長のセリフにぐっときた。
プロの写真家になることを夢見て
東京に出てきた風希が、故郷から届いたニンニク漬け(?)
をポリポリかじるシーンとか、いいよね。 -
2005
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200本につき1作品くらいしか星一つはつけていませんが、これはしょうがないですね。
究極のエゴイズムを追求した話で不快かつ退屈の共存を成し遂げた卓越した脚本でした。
蒼井優殺人事件と言われてもしょうがない作品です。 -
2018/01/20
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序盤で読めて、感動とかしなかった。
沖縄はほんとにあんな街並み?
きれいだなぁ。
東京の殺伐さがかわいそうw -
タイトルがそのままオチなストーリーではあったけど、あまり考えずにのんびりロードムービー的に竹富島を眺めるには良いかな。
教科書のお手本のような字でちょっとリアリティに欠けたけど、エライ母ちゃんや。 -
僕個人の経験としては、最近は肉筆の文章というものを目にする機会が少なくなりました。
ただ、機会が減ったからこそ、受け取る側の感性も大切にしたいな…お母さんからの手紙を読む風希を見てそう思いました。
書は心の画なり、といいますが、自分の書いた文字だからこそ、言葉に心を込めることもできるし、捨てることもできる。
大切な人へ、大切な言葉を伝える時は感謝をこめて文字を綴りたい。 -
お母さんの心が宿った手紙に励まされて、成長してきた主人公。
夢を諦めないことや悔いの残らない生き方を教えてくれたのもお母さん。
感じ方は様々あるようだけれど、一緒には過ごせなかったけれど一緒に生きて行こうとするこの行為は、エゴとは全く違うと私は思う。
また、東京の人の冷たさに気付かされ、それに慣れてしまっている自分に少し悲しくなった。
環境が違えば生き方もそれに順応させざるを得ないけれど、思い遣りは心の余裕から生まれるとしみじみと感じた。