NANA -ナナ- スタンダード・エディション [DVD]

監督 : 大谷健太郎 
出演 : 中島美嘉  宮崎あおい  成宮寛貴  松山ケンイチ  平岡祐太  サエコ 
  • 東宝
2.97
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本棚登録 : 980
感想 : 172
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104033635

感想・レビュー・書評

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  • 当時映画館で観てきたけど
    実は原作を全く読んでなくて…

    原作を読んだ今また改めて観たいな

    原作を知らずに観た私でも楽しめた作品になってたと思う

  • 良い・悪いは別として、最初に植え付けられたイメージって強いから。ていうか、アニメのキャストが好きな人が多かったから、そのイメージが強すぎて慣れるまでに苦労しました。

    とりあえず、松山さんがシンちゃん役を演ってるから見てみたのですが、初めて松山さんのシンちゃんを見た時は、「シンちゃん、でかッ!!」と思いました。で、初めて見た時は出番が少なく感じたんですが、今回改めて見た時はすごく出番があったように感じたので不思議でした。

    ナナは実写版もアニメ版もゲーム版も好きな方が演られてるのでうれしい限りです。私はどっちかって言うとナナよりにお話を見ているので、ナナのレンやハチへの想いだったりは切なくって泣けてきます。あんな言動をしていても意外に乙女なトコも好きです。そして、主題歌の「GLAMOROUS SKY」がすごく好きです。

  • 別途

  • 世にも恐ろしい映画を観た。
    始終、鳥肌が立ちっぱなしだった。
    演技の下手さはもとより、というか漫画のキャラっぽく演出したいのだとしたらそれは完全な失敗に終わっている。わざとらしい演出は枚挙にいとまがない。

    カメラワークもぐだぐだ。例えば、2人の人物が歩く姿を後ろから撮影しているのだけれど、人物が歩くか止まるかはっきりしない状態をカメラが微妙にアップしてみせる気持ち悪さったらなかった。

    きっと本気で映画を作っていないだろうから、こっちも本気で悪口を言ってはならないような気がしてくる。しかし映画を馬鹿にしている点では十分に責められてよい。
    よくもまあここまでの駄作を撮ったものだともはや感心の域に達している。

  • ほとんどが若手の俳優で占められており、やはりどうしても演技面での不足感が拭いきれない。特に中島美嘉は依然テレビドラマに主役で出ていたが、未だに慣れていないせいか、見た目はなかなかマッチしていて良いのだが、セルフの棒読み感が丸出しであったのが残念。
    だが、彼女は歌うときになれば流石は本業であるからして、その鳥肌が立つほどの歌声とインパクトはすさまじい。さっきまでのアマチュアな彼女が一変してプロとなった瞬間は見事。

  • 時代を感じる、というか、全体的に違和感がある。

  • 日本製のロック映画といえば、これはもう薄っぺらなものしかにしかならないだろうということは、見る前から想像がつく(石井聰互の「爆裂都市」という例外はあるけれども)。

    加えてマンガ作品の映画化ということになれば、アニメ以外では、底の浅いものしかで期待できないというのは常識といっていい(「ピンポン」という例外はありますが)。

    NANAはこの2つに挑戦するわけで、そのハードルは非常に高い。
    映画として評価に値するものとするためには、監督によほどの力量が必要だろう。

    結論から言うと、この映画ではその点では及第点だと思う。
    見に行って損はない映画です。

    2つのクライマックス(ファミレスの外で2人で待っている場面から始まり、ショッキングな出来事に遭遇して歩いて帰り、そっと添い寝をするまでのシーン、また、ラスト近くのトラネスのコンサート最前列のシ-ン)には思わず泣きそうになりました。
    見終わった後の印象も清々しい。

    たしかに最初は、登場人物がカッコばかりつけて、セリフも棒読みで、どうなることかと思いました。

    バンドの代表曲となる曲をテープで初めて聴いて、「今夜は眠れない夜にしてやる」と携帯相手のバンドリーダーに宣言して机の上で歌い始めるシーンなんかは、原作では背筋がゾクゾクするほどカッコいい場面なんだろうと思うけど、映画では現実離れした学芸会風の芝居になってしまって、観ているこっちが恥ずかしい(その意味ではたしかに背筋がゾクゾクしましたが)。

    歌に合わせてバンドのギタリストが演奏を始めるけど、アレレ、それってどっから音が出てるんだろう、アンプあったっけとか、あの大音響で演奏したら即刻周囲から苦情が来るんじゃないだろうかとか、ツッコミどころ満載です(あ、エレベーターなしの7階なのでほとんど人住んでいないのかも。周囲に他の建物もなさそうだったし。でも、そこらへんのことをもうちょっと説明しておいてくれればいいのに。余計な心配をしてしまう)。

    話が進むにつれて、登場人物のボクトツな演技に馴れてきたせいか、物語の持っている魅力のせいか、映画に引き込まれ、それは気にならなくなってきます。

    大きいのは、もう一人のナナの存在で、彼女のナレーションで物語を進めていくという、バンド以外の視点を保つことによって、物語に客観性というか、奥行きとバランスが生まれてきていると思う。

    彼女がいなくて、単なるロックバンドの物語だけだったら、鼻持ちならない独善マイナー映画にしかならなかったと思う。そういう映画ってよくありますよね。

    ここらへんは映画の演出の優れている点だろうけども、原作の構成そのものがとても良くできているんでしょうね。

    ただし、この映画で決定的に欠けているものがある。
    それは音楽の量だと思う。

    ボクシング映画でファイトシーンがお粗末だったり、野球映画でプレーがヘタクソだったりすると非常にシラケルものだけど、それ以前の話として、試合の場面がほとんどないボクシング映画や野球映画とかいうのはありえないだろう。

    この映画の実質的な主人公はボーカルのナナで、彼女の愛の喪失と獲得とがこの映画の重要なテーマになっているけれども、彼女がその真価を発揮するはずの歌の場面や、彼女の属するロックバンド・ブラストの演奏場面が非常に少ない。

    というか、ブラストは実力あるバンドとして、これからどんどんノシていくんだろうけど、持ち歌が一曲しかないというのはいったいどうしたことなんだ。

    かれらが演奏するのは、冒頭の北海道のライブハウスのシーン(それもほんのちょっとだけ)と、横浜進出の場面で、ここでは1曲フルに歌うけれども、その2箇所しかないのは淋しすぎる。

    横浜のコンサートの場面にしても、1曲で会場総立ちになってしまったりして、この曲がそれだけスゴイ曲なんだと言いたいのかも知れないけれども、観ているこっちとしては、たぶん他の曲を作るのが面倒なので、映画のタイトル曲でもあるこの曲ですべて済ませてしまおうという魂胆ミエミエだなあとしか受け取れない。

    バンドに新たなベーシストを迎える際でも、ボロロンと弾いただけでスゴいベーシストだ、なんていっているけれども、こういうところはこの種の映画の見せ場の一つのはず。どれだけスゴイか、実際に見せるのが常道。

    それを観て、観客はオオッと単純にビックリする、そういうのがお決まりのパターンのはずなんだけどなあ。本人が実際に弾いてみせなくても、合成でもなんでもいいから映像で実際に見せてくれればいいのに。
    このへんで手抜きされるとがっかりしまう。

    野球映画で言えば、山なりのボールを見せておいて、160キロが出た、キタ━━━(゜∀゜)━━━ !!!!!といって騒いでいるみたいなもので、こういうところをきちんとやらない映画は、観客を甘くみているとしか思えない。

    ボーカルのナナに較べると、もう一人のナナが働いている場面のほうがよっぽど多くて、彼女の彼氏のバイトの場面とか、そういうところはきちんとリアリティあるんだけど。

    つまりロックバンドを正面から描いているところがあんまりないわけです。  
    結局ボーカルのナナで一番印象に残っているのが、2度の入浴シーンというのでは、映画としてはマズイだろう。

    曲数の少なさについては、トップグループであるトラネスの見事な舞台でちょっとは満足させてくれる。
    この場面では、歌と音楽そのものの力によって、観る者を感動させ、物語を説得的に進めることに成功している。
    日本の映画の中でこういうことに成功している場面は初めてみました。これはスゴイことだと思う。

    それでもやはり音楽が少なすぎると思うのは、実際に音楽が演奏されているシーンの時間的な少なさだけではなくて、全編に音楽が充ち満ちている、そういう感じがちっともしないことにもよる。

    音楽が重要な役割を持つ映画であるにもかかわらず、じつにもったいない話だ。
    たとえば「Beck」が映画化しようと思っても、この程度の音楽量だったら絶対に成り立たないだろう。

    ついでにいうなら、実際に使われている曲も、なんだかおとなしめのメロディアスな曲ばかりなので、トラネスやブラストの人たちって、格好は凄いけど、パンク系というよりもアイドルロック系を目指してるのかなと思ってしまう。原作の設定ってほんとにそうなのかなあ。

    しかし、まあ、みんなタバコ吸い過ぎだな。
    登場人物がこんなにタバコを吸う映画というのは、キアヌ・リーブスが肺ガン末期の主人公を演じた「コンスタンティン」以来だ。

    ロックする人=不良=タバコ吸う人という強いイメージでもあるのか、バンド関係の人物にはとことんタバコ吸わせてますね、この監督。吸わないベースのシンが逆に目立つぐらい。でも、それってかなり古くさいイメージではなかろうか。

    それに吸っている格好があんまり板についてないんですね。
    ことに主人公のナナは、いかにもとってつけたようでカッコ悪い。
    こんなに似合わないなら、最初から吸わない設定にしたほうがよかったと思う。

    最後の麻雀の場面も、室内であんなにタバコを吸ってたら、空気が紫色になって息もできないだろうに。仕事から帰ってきたもう一人のナナが、思わず鞄を落とし涙ぐんでしまうのは、ご褒美のせいというよりも、きっと室内の濛々とした煙でやられたのと、自分の可愛らしい部屋もヤニで汚れて黄色くなってしまうと思って悲嘆に暮れてたからに違いない。

    ラストシーンの白い窓と机は、だから、あんまり似合わないですね。むしろ机にタバコの焦げ痕がついていたりしたほうが、サマになっていたかもしれません。

    トラネスのギタリストが松田龍平だったとは、映画が見おわったあともしばらく気がつかなかった。
    なんだか顔がでかくなったような気が…
    元ロッカーズの陣内みたいになるのかなあ…

    それにしてもこの映画、中1の娘が学校で評判なので見に行きたいというので連れて行ったけど、あんまり親子連れで見に行く映画じゃなかったなあ。

    続編ができたら、こっそり一人で見に行こうと思います。

  • かなたんすてきー
    そしてキャストはやっぱりこれが一番でしたねえ

    原作はもー終わりそうにないですね…
    女富樫と言われても仕方が無いですね←

  • 主題歌が大好き、私好みの「すれた女性ヴォーカリスト」が描かれている、しかも松山ケンイチさんも出演されてる……ということでずっと前から観たかったこの映画。やはり最高でした。ナナの恋、ハチの恋、それぞれが交錯する物語の構成が見事。これは原作が良いのだろう(読んで無いのに分からないけれど)、でも映画も先がどうなるのか予想がつかない展開で、はじめからおわりまで飽きることなく楽しめた。時折挟まれる、ナナの恋の回想シーンがぐっと物語を厚いものにしてる感じがする。ナナと蓮のつよがりな感じ、切なかった。画面も綺麗で、二人の最後の入浴シーンに浮かぶ薔薇の花弁とか印象的。ナナ役に中島美嘉さんを選んだ人に花束を贈りたいくらい中島さんがはまり役だった。またひとつ良いものを観ました。原作も読みます。

  • 面白かった!!
    今度は原作を読もう!

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