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- / ISBN・EAN: 4988126203436
感想・レビュー・書評
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お話も好きですが、映像の色味がすごく好きです。
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過酷な環境を生き抜く子供たち。重いテーマをからりとした映像と凝ったカメラワークで見せてくれます。
子供が持つ銃の重々しさが強く印象に残った。 -
残酷なんだけど、子どもたちの凄まじいパワーを感じる。
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これがブラジルの現実だなんて!?衝撃です。
こうゆう世界がなくなる日が来てほしいです。
ブラジルを旅行中、とある町のインターネット屋で、
少年グループによる強盗を目撃・遭遇しました。
(かばんを取られそうになったけど、強盗と知らず取り返した)
私は実物の銃を見たことがないので、
彼らのはおもちゃの様に見えたけど、
あれはやっぱり本物だったのかも・・・。
DVD付録で、(よくしゃべる!)監督・カメラマンの解説付きで、
もう一度映画を観る事ができて、それがまた面白かった。
音楽もカッコ良い。サントラないのかしら。 -
1960年〜80年代のブラジル、リオデジャネイロ郊外の「神の街」と呼ばれるスラムでのお話。
暴力、ドラッグ、銃、強盗のすぐ側で生きる子供たち。
ブスカベは写真家を目指し、
ベネは恋に落ちる。
そしてリトル・ゼはギャングの道へ。
人を救えるのは愛か夢。と、簡単には言えない現実を目の当たりにする。
一体誰が悪いんだろう?
一番になるためには何をするべき?
「神の街」を出るしか術はないのか?
悪者にもなりきれない、かといって復讐もできない「神の街」一番の傍観者ブスカベ。
けど、彼が一番この街で生きられるヤツなんじゃないのかな。
こんなストーリーなのに全然暗く感じられないのは映像がめちゃめちゃカッコいいから。
そしてブラジル音楽がイイ。
映像、音楽、内容全てにおいて超スタイリッシュ!! -
リオデジャネイロの貧民街「神の国」で繰り広げられる若者達の負の連鎖。
子供のころから銃を手にし、貧しさから抜け出すためにギャングの一員になり抗争を繰り広げ、そして容赦なく殺される環境。
しかも実話がベース。
町の色、kids、ファッション、ビート、躍動感、映画全てに魅了された。
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ブラジルの生んだ、クールで熱い傑作映画。面白すぎて終わるまで目が離せないっす。
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独特のカメラワーク、ラテンの音楽、そして…殺戮。
サンバのリズムを流しながら、子供が笑って人を殺す。
「手と足、どっちを撃たれたい?」と問いかけながら、子供を撃ち殺すギャング。
「俺はヤクもハッパも人も殺した。だから大人だ!」と叫びながら、ギャングに取り入ろうとする少年…。
いやーホント、ガツンときました。しかもこれ、半分はノンフィクションだったていうんだからエンドロールを眺めながら呆然とした。
内容的にはホント上述したようにバイオレンスの一言(殺しあり暴力ありレイプあり)に尽きるんですけど、上っ面の暴力映画じゃないですね。迫る物があるというか。
批評とか見ると「平和ボケした自分に気づいた」とか「地球の裏側でこんな凄惨な出来事が…」とか、自省的な文章が多かったんですけど、個人的にはそんなに感慨深いものではなかったですね。まあ、こんな状況の地域もあるんだろ、くらいの気持ちで。だってそれを反省しても、どうせ一日で忘れますからね。ハハ。
でもねー、蛇口をひねるように拳銃の引き金を引いて、笑いながら人を殺していくんですよね。うん、何て言うかとりあえず子供が生まれてくる頃に日本がこんな状況になってないことを切に願う。社会なんて何かの拍子で簡単に変わってしまいますからね。怖い怖い。