これはもう、完全に個人的な思い入れでしかないのですが、JUDY AND MARY がリアルタイムに活動していた時代に、彼女&彼らの音楽を好きだった人にとっては、JUDY AND MARY、というバンドは、ホンマに特別な存在だと思います。メジャーデビューしてからの実質的な活動期間は、1993年から2001年だそうで。実質、8年間か~。信じられないなあ。こんな、宝石のように奇跡的に素晴らしいロックンロールバンドが、8年しか活動してなくて、その8年が、日本のロックンロールシーンにおいて、決して忘れられることはないであろうと思われる8年間になってるんだろうなあ、って感じちゃうなんて。信じられないなあ。
ロックンロールのバンドのマジックと言うのは、メンバーそれぞれ一人一人の存在感が、「そのバンド」という括りになった時に、まるで魔法のように奇跡のように爆発的に凄いレベルに達することだと思うのですが、「バンド、という括り」って、なんでこう、あんなに凄いパワーを生み出すのでしょうねえ。本当に不思議です。「そのメンバー」でないと、きっと、どうしても、絶対に、ダメだった?んでしょうねえ。きっと、多分。いや、きっと、絶対。「そのメンバー同士」だからこそ起こった、発生した、奇跡のような相乗効果。
1+1+1+1=4 ではなくて、
1+1+1+1=∞ に、なってしまうんですよね。
なんなんでしょうねえ。不思議です、本当に。「そのメンバー」でないと、ダメだったんだろうなあ、、、きっと。きっと。後付けの結果論かもしれませんが。もしかしたら、もしかしたら?別のメンバーだったならば、もっと凄い事になっていたのかも、しれませんけれどもね。
でも、1993年から2001年の間に、
YUKI
TAKUYA
恩田快人
五十嵐公太
この4人のメンバーが集まって、一つのバンドとして存在していたという出来事の素晴らしさよ。それはもう、奇跡だったんだなあ。美しいことだったんだろうなあ。ロックンロールの神様に感謝するしかねえぜ、って感じですよね、ホンマ。女の子ボーカル&バックのメンバー全員男、という編成のロックバンドの、究極に理想的で魅力的な存在感を具現化したバンドではないでしょうか。これから先、何十年と、もしかしたら何百年と、指標とされ続けるような存在かもしれません。大袈裟すぎですけれども、、、
で、そんなジュディマリの、2006年にリリースされたベストアルバムが、コレです。もともと、2000年にリリースされていたベストアルバムを、ちょっと色々変更点加えて再リリースしました、ってなもんだと思うのですが、まあ、何一つ文句のつけようのない、途轍もなく素晴らしい曲が沢山沢山本当に沢山入っていて、とても素敵な素晴らしいベストアルバムです、という、とても陳腐な言いかたしかできませんなあ。本当に素晴らしい。まあ、ファンの贔屓の引き倒しなだけなのですが。
一番好きな曲は、
DISK 01
⑤RADIO
でしょうか。一聴一発恋に落ちる。そんな曲だと思います。
⑧Over Drive
も、なんでこんなにスゲエ曲が存在するの?というくらいに、決して死ぬまで忘れない曲ですね。
②BLUE TEARS
も、やっぱ好きやなあ。圧倒的に魅力的な未熟さ、という感じがしますね。完璧な未熟、って、言葉として矛盾してると思いますが、そう表現したいですね。
こうして思い返しながら文章書いてますと、DISK 02 より、どうしても DISK 01 の方に、思い入れがありますね。あくまでも、自分個人の価値観ですけれども。ああもう、本当に愛おしいバンドだったなあ。間違いなく、ジュディマリに出会えた人生は、ラッキーだなあと思いますね。