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- / ISBN・EAN: 4988064225880
感想・レビュー・書評
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他人事としては観られない。もし北川くんが私だったら。もし私が見捨てられてしまったら。
2人で暮らすというのは、こういう全てを背負うということで。いまの私には重すぎる。
あの頃、私を助けてくれていたあの人は、いったいどんな気持ちで、私と一緒に一駅ごとに電車を降りていたんだろう。だからきっと、「結婚はない」だったんだろうなぁ、と思うと、この先の人生、この病気の重さが、より染みてくる。
ラストシーン、「他人なんだね」に心えぐられる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パニック症候群でへんな宗教のセミナーにはまってしまう同棲中の彼氏を包む彼女の愛は本当に大きな愛で、そこに感動した。
でも、「他人」なんだ。
ある朝スウプは、二人で食べる最後のスウプになった。
なんだか悲しくなった。 -
なんでも制作費3万円、スタッフ5人の自主制作映画らしい。
パニック障害になり普通の社会生活をおくれなくなり引きこもる男。
その男を支える同性相手の女。
男はセミナーに通うようになり、高額のソファを買うなど新興宗教にのめりこんでいく。
絶望で救いようがない映画。
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ゆっくり
だけど確かに崩れてゆく様を
まるでドキュメンタリーのように
所詮、他人。
一度崩れだしたら
もうどうしようもないのかな
繋いでた手を
離すんじゃない
離すしかなくなる