血は渇いてる [DVD]

監督 : 吉田喜重 
出演 : 佐田啓二  三上真一郎  芳村真理  岩崎加根子 
  • 松竹ホームビデオ
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105047945

感想・レビュー・書評

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  • この監督の作品は初めて観ましたけれども、なかなか面白かったです!

    一人の若者が有名になって堕落するまでの話? なのでしょうか…ともかく話の筋はどうあれ、この頃の俳優・女優さんは今の俳優・女優さんとは喋り方が異なるような気がしますね…うまく言えませんけれども、演劇っぽいというか…

    まあ、それはそれでいいとして主人公の奥さんが美人だった… ←え?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    主人公の俳優さんも妄執に囚われて徐々に狂人と化していく人間の有り様がうまく演技によって表現されている気がして良かったですね…! 演技の良し悪しは素人の僕ちんでは少々分からなかったりもするんですけれども、とにかく良かったです!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    もっとこの監督の作品を観たいと思いましたねぇ…90分という短さもあって少々話のテンポが良すぎ? なのが多少気がかりでしたけれども、良い映画でした…おしまい。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • まるで便覧をなぞるような分かりやすいガイド付き、かつスピーディな展開。リストラによる自殺未遂により、一躍時の人となる元サラリーマン。テキスト的には色々面白そうな題材だと思うのですが、悪徳ぶん屋をはじめとするインテリ連中の気恥ずかしいまでの薄っぺらい信条と言葉回しがかなり痛々しい感じが。それでいて声高というがまた。ハニートラップを同じ手口で使いまわしたのも残念。しかし佐田啓二とその奥さん役など、素敵な雰囲気の存在も幾つかありました。

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著者プロフィール

(よしだ・よししげ)1933年生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。1955年、松竹大船撮影所に入社。1964年、独立。監督作に、『秋津温泉』(1962)、『エロス+虐殺』(1969)、『戒厳令』(1973)、『鏡の女たち』(2003)など。著書に、『贖罪』(文藝春秋)、『吉田喜重 変貌の倫理』(蓮實重彦編、青土社)、『小津安二郎の反映画』(岩波現代文庫)など。

「2020年 『まだ見ぬ映画言語に向けて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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