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- / ISBN・EAN: 4934569624420
感想・レビュー・書評
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愉快に狂ってて、親を大事にしてて、自殺してしまうオダギリジョーの役柄はかっこ良すぎるだろう。加瀬亮の役柄は情けなくてずるいけど、リアルで正直な気がする。何より加瀬亮は情けない役がとても似合う。最後に加瀬亮が排水溝にはまっていて、面白かった。
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若者の青臭い思考や展開はさておき、この肝心な部分は想像にお任せなところはどうもスッキリしない。
役者陣がしっかりしているから観れるけれど。
オダギリ贔屓としてはなかなかはまり役だったのではと思う。 -
誰しもが罰に怯えなければ、犯罪はなくせないのだろうか。人の良心のなんと心もとないことか。
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これは日本版『ファイト・クラブ』である……と書けば呆れられるかもしれない。デヴィッド・フィンチャーのあの作品のような映像美は期待出来ないし、意外なオチが待っているわけでもない。だが、「クソ」を洗い流し世界を清潔にしようとさせる主人公たちが行う「復讐」の代行、その秩序を積極的に乱す姿勢、社会そのものを破壊しようとする展開がそっくりではないかと思ったのだ。しかも『ファイト・クラブ』もしっかり踏まえていた、そういった秩序を乱す姿勢、つまり正義の鉄槌を下す姿勢が結局のところは凡庸な「ままごと」でしかないところもきっちり描いている。キャラの造形の浅さなど不満も感じられなくもないが(いや、その浅さこそが深読みを誘うとも考えられるので痛し痒しなのだが)、加瀬亮氏が犯罪を通してアウトローになって行くその「先」もきっちり描いており、だからこそラスト・シーンはなんとも言えない味わいを感じさせる。
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義眼が転がるシーンで、前に観た事を思い出したけど、他はあまり覚えていなかった。