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- / ISBN・EAN: 4933364611222
感想・レビュー・書評
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静かなフランス映画大好きだー.+゚(・∀・)゚+.゚
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17歳のクレールは妊娠5ヶ月。誰にも相談できない彼女は一人、“匿名出産”で産む決意をする。刺繍が大好きなクレールは、妊娠を隠すため親友の勧めもありオートクチュールの刺繍職人メリキアン夫人のアトリエで働くことになった。一人息子を事故で亡くして以来、心を閉ざしたメリキアン夫人と、出産という未知の世界へと向き合わざるをえないクレール。不器用な二人は刺繍を通じ、少しずつ心の絆を育ててゆくのであった―。
フランスを代表する新旧女優陣が出演!
『イブラハムおじさんとコーランの花たち』でヒロインに抜擢された期待の新星ローラ・マネルクと『マルセイユの恋』でセザール賞主演女優賞に輝く実力派アリアンヌ・アスカリッドが共演!セザール賞主演女優賞に輝く実力派アリアンヌ・アスカリッドが共演!
2004年カンヌ映画祭国際批評家週間グランプリ受賞!
長編デビュー作となる気鋭の女性監督エレオノール・フォーシェの瑞々しい演出が発揮された本作は各映画祭で高い評価を獲得!見事カンヌ国際映画祭で国際批評家週間グランプリを受賞した。 -
母性がテーマなのかなと思いました。息子をなくした夫人、やっぱりどこかで娘を気にかけているクレールの母親、そしてクレール自身も、出産が近づくにつれ自分の中に芽生えるものがあって、最後の決意に至ったのだと思う。
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やっぱりフランス映画は難しい。どこか冷淡に感じてしまう。このストーリーにも喜怒哀楽をまるで感じることができずに訴えたいことが何なのかも分からない…
「クレールの刺繍」
ヒロインと呼ぶにはどこか物足りない女優さん。綺麗でもなければ存在感にもかける…産後にすぐ養子に出す匿名出産かシングルマザーになる決意をした彼女だが、葛藤をまるで感じられない。正直観ていて飽きてしまいました。新星と呼ぶには物足りないまま終わってしまった。成長を期待したいのですが、やっぱりフランス映画は…という感じですね~ -
これは良かった。
大ヒット。
とにかくきれい。どの場面を切り出してもきれいだと感じられる気がする。
それが、特に後半にむかって顕著なのが素敵。
正直「微妙」だったうさぎの毛皮のキルトが星座のような繊細なストールに変ったり。
街中でいかにも軽薄な浮気男と出くわして別れを告げる殺風景な空間から、
半地下の薄暗い、でも人間的な顔のある織機たちに囲まれた仕事場へ。
(ひとつの契機として、その機械たちの動きをひとつひとつ映していく朴訥とした数十秒が、良かった)
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ストーリーを二の次にして、気持ちの良い映画だった。
主演の彼女に拠っている部分は大きい。
全く湿っぽくなく涙を流してふてくされて不満をあらわにする。
でも、それがつわりと同じ衝動でしかない、ねじれていない率直さに見える。
登場する男は、みな去ってしまったか去っていく男だけ。
それを「欠陥」と呼ぶこともできるけれど、
その「欠陥」の存在が意識的なものなのも確信できるラストの「夢」の情景。 -
結論から言うと、好みではないです。
フランス映画にありがちな感じでもあります。
それでも途中までは、一体どう終わらせるのかなと期待して
見ていたのですが、ラストちょい手前で、
おいおいそれなんだよ、と。
でも、映像は綺麗でした。
それだけで見る価値ある映画かも。
特に刺繍とか色彩とか好きな人は、ぼーっと眺めておくと
いいかもしれない。 -
歴史物かとちょっと勘違いして借りました。
ターバンがそう見えたの…
スーパーのレジをうっているクレール。
独身だが実は妊娠している。生んですぐ養子に出す制度を利用するつもり。母とうまくいっていないが、まだ幼さの残る弟は姉に甘えて訪ねてくる。
親友に妊娠を打ち明け、家に泊まりに行くと、その兄はバイク事故で顔に怪我を負い痛々しい。
クレールは刺繍が趣味なのだが、刺繍のプロである女性の息子が同じ事故でなくなったと聞く。尊敬する彼女のもとを訪ねて、助手を志願する。
味わい深く、感じのいい作品でした。 -
製作年:2003年 製作国:フランス 時間:88分
原題:BRODEUSES
監督:エレオノール・フォーシェ
画面の配色が綺麗で溜め息モノ。刺繍のシーンはとても良いです(3.0点) -
こういう話が大好きです。刺繍がほんとに美しすぎる…!!主人公の子も好感。(2003 フランス)
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透き通った薄い布に、きらきら光るスパンコールの刺繍。クレールの刺繍が入ったストールを巻けば、万華鏡の中にいるみたいな気持ちになれそう。
それにしても、フランスの家庭ってみんなあんなかんじなのかな。愛情が希薄なわけではないだろうけど、お互いに思いやってるかんじがしない…。個々人を重んじる気風ってやつかしら。