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- / ISBN・EAN: 4988102241230
感想・レビュー・書評
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泉駅前東
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「世界を転覆させようって人が許可なんて必要なの?」「本当にすべてが美しい」「あいつの事ばかり思ってると、いつか憎む事になる」
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1960年代から21世紀初頭のイタリアを舞台に、ある一家の37年間の年代記を6時間6分という長尺で描いた大河ドラマ。一つ違いの兄弟を中心に家族それぞれに起こる出来事を、美しい景色と激動の歴史を背景に綴る。
イタリア、ローマに暮らす一般的な中流家庭カラーティ家。実業家の父と教師の母に4人の子供が何気ない日々を過ごしていた。物語は、ニコラとマッテオの兄弟に焦点を当てて描かれていく。歳が1歳違いの彼らは仲も良く、いくつも共通点を持っていた。だが唯一、人生観が異なり、目標へ辛抱強く歩むニコラに対し、マッテオはその繊細すぎる感受性から世の中と上手く向き合えないでいた。そんな2人の人生は、精神病院で不当な扱いを受けていたジョルジアという少女と出会ったことをきっかけに、激しく動き始める…。
まるで、テレビドラマのようでした。「作品が長い!」。ですが、それがこの作品の売りでもあります。最初はまったり、ゆったり物語が進んでいくような感じですが、中盤、そして後半にはその展開が少し速くなってきてたたみかけるように物語は進んでいきます。内容としては一人の精神病院にいる女性との出会いをきっかけに兄弟の運命は大きく動いていきます。
個人的には登場人物の特定の人に対する思い入れはありませんでしたが、
それぞれに対してあまり世間離れしておらず、自分とダブらせて見れるというのは一つのポイントかもしれません。 -
あの時ああすれば良かった、とはっきりと悟った後に得た新しい機会を逃さず行動できた兄と、それを気付かせる為だったとしか思えない弟の人生と、絡み合う全ての愛情が、全員の背中を押し続ける。それを端的に表現すれば、絆。前に進む人にこそ奇跡は起こるのだな、と思う。
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繊細で優しすぎるマッテオ(弟)に心が痛いほど打たれました。マッテオは赤の他人のことだとしても、自分のすべてをかけて全力で助けようとする優しい心の持ち主ですが、不器用ゆえというか感受性が強すぎるゆえというか、結局自分を窮地にさせました。題名通り、この映画のテーマは決して切なさではありませんが(笑)、マッテオの最期で泣きました。
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イタリアの感動映画!
約6時間の超大作。時間のたっぷりあるときに見てください… -
いつか買わないと。
長いけれど、長く感じることはまったくない。 -
長いヶドそれだけ時間をかけて観る価値がこの映画にゎあります。
あたしゎジョルジアとマッテオがくっつくコトを密かに期待してましたw