輝ける青春 プレミアム・エディション [DVD]

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監督 : マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ 
出演 : ルイジ・ロ・カーショ  アレッシオ・ボーニ  アドリアーナ・アスティ  マヤ・サンサ 
  • ジェネオン エンタテインメント (2006年4月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102241230

輝ける青春 プレミアム・エディション [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 泉駅前東

  • 「世界を転覆させようって人が許可なんて必要なの?」「本当にすべてが美しい」「あいつの事ばかり思ってると、いつか憎む事になる」

  • ニコラにはマッテオの行動が最後までわからなかった。人並みに苦難を経験していくが、いくら考えてもニコラには弟の本心がわからなかった。なぜならニコラは「普通」の人間だからだ。対照的に、マッテオは疎外感を抱く人間が出会うすべてを経験する。

    そっけないくらいに普通な人間であるニコラは、しかし「精神病」が「異常」ではないことを追及していく。「ニコラはふつうすぎる」という感想もあるが、社会から疎外された者に対する理解がニコラにある。

    作品の中でいくつかのシーンが示唆しているようにマッテオはおそらく同性愛者。一昔前であったら「異常」とされていた人間だ。繰り返しになるが、対してニコラはいたって「通常」の青年。物語のキーは、それぞれの境遇が行き当たるであろうオーソドックスな苦難を描き分けているところ。もしこの物語がニコラだけだったら『フォレスト・ガンプ』だった。しかし、マッテオという疎外感の意味を知っている人物を登場させることで、イタリアが経験した現代史を描くことができた。歴史に表があるのなら、語られない裏もある。その裏がマッテオだったのだ。そして表のニコラは深く悩む。「なぜ?」と。そこがいい。歴史ってそういう「裏」を表にのせる作業だもの。

    マッテオとニコラ。
    二人は鏡であり、同じ人物である。なのに二つの身体が与えられ、分けられて演じられている。「マッテオがニコラだった頃」という一枚の写真は象徴的だ。様々な登場人物の生き様をイタリア史と重ねることによって、フォレスト・ガンプよりもはるかに高度なプロットとなっていく。

    いなくなった者にこだわりすぎるな、こだわりすぎると憎むようになると、ある友人がニコラに諭す。ニコラは自分の半身を失ったまま、しかし失った半身は論理を越えた絆で優しくニコラを後押ししていく。忘れ、諦めることは糧となるけれど、それは表面的なものでしかない。深い喪失を味わった人は、たとえ忘れても、より実りのある生を享受することができる。

  •  1960年代から21世紀初頭のイタリアを舞台に、ある一家の37年間の年代記を6時間6分という長尺で描いた大河ドラマ。一つ違いの兄弟を中心に家族それぞれに起こる出来事を、美しい景色と激動の歴史を背景に綴る。 
     イタリア、ローマに暮らす一般的な中流家庭カラーティ家。実業家の父と教師の母に4人の子供が何気ない日々を過ごしていた。物語は、ニコラとマッテオの兄弟に焦点を当てて描かれていく。歳が1歳違いの彼らは仲も良く、いくつも共通点を持っていた。だが唯一、人生観が異なり、目標へ辛抱強く歩むニコラに対し、マッテオはその繊細すぎる感受性から世の中と上手く向き合えないでいた。そんな2人の人生は、精神病院で不当な扱いを受けていたジョルジアという少女と出会ったことをきっかけに、激しく動き始める…。
     まるで、テレビドラマのようでした。「作品が長い!」。ですが、それがこの作品の売りでもあります。最初はまったり、ゆったり物語が進んでいくような感じですが、中盤、そして後半にはその展開が少し速くなってきてたたみかけるように物語は進んでいきます。内容としては一人の精神病院にいる女性との出会いをきっかけに兄弟の運命は大きく動いていきます。
    個人的には登場人物の特定の人に対する思い入れはありませんでしたが、
    それぞれに対してあまり世間離れしておらず、自分とダブらせて見れるというのは一つのポイントかもしれません。

  • あの時ああすれば良かった、とはっきりと悟った後に得た新しい機会を逃さず行動できた兄と、それを気付かせる為だったとしか思えない弟の人生と、絡み合う全ての愛情が、全員の背中を押し続ける。それを端的に表現すれば、絆。前に進む人にこそ奇跡は起こるのだな、と思う。

  • 繊細で優しすぎるマッテオ(弟)に心が痛いほど打たれました。マッテオは赤の他人のことだとしても、自分のすべてをかけて全力で助けようとする優しい心の持ち主ですが、不器用ゆえというか感受性が強すぎるゆえというか、結局自分を窮地にさせました。題名通り、この映画のテーマは決して切なさではありませんが(笑)、マッテオの最期で泣きました。

  • イタリアの感動映画!
    約6時間の超大作。時間のたっぷりあるときに見てください…

  • いつか買わないと。

    長いけれど、長く感じることはまったくない。

  • 長いヶドそれだけ時間をかけて観る価値がこの映画にゎあります。
    あたしゎジョルジアとマッテオがくっつくコトを密かに期待してましたw

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