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- / ISBN・EAN: 4988113756143
感想・レビュー・書評
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wikiによると「オードリー・ヘプバーンにとっては初めてのミュージカル映画」。
初めて彼女の軽快な踊りを見てとても楽しかった。
可愛いのは言うまでもありません。
ラブコメディーとしては、他の作品もそうだったけど、
相手が年とりすぎて今一はいりこめません。
彼女が28歳、フレッド・アステアは58歳。
それともう一人の主要な人物ケイ・トンプソンが57歳かな?
首から背中にかけて年を感じる。
ダンサーなのに。
この時代はやっていけたのでしょうか。
もっとも今電車の中等でみかけるスマホをやっている人たちの多くが、いずれこうなるであろう姿勢をとっているので、自分は気を付けていきたいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ダンスは解放の表現なの形式は関係ないわ 実は今 自分を表現したい気分なの自己の解放よ」とジョー(ヘップバーン)が踊り出すダンスシーンが最高なんだな!!
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ケイ・トンプソンのキレの良い動きに拍手!
そして、ヘプバーンってこんなにダンスもできる人だったんだ!とビックリ。相当な特訓をしたんだろうな。。。
役者さんって本当に凄い。
ラブストーリー自体はシンプルというかベタというか、ちょっと笑っちゃうけれど、歌とダンスと、そして豪華で贅沢なファッションを見せる映画なんだろうと納得。パリの風景と、そこにマッチしたコートやセーターの色のオシャレさ、そして何より、それらを着こなすヘプバーンの美しさに終始、ウットリしてしまった。
まっすぐすぎるくらい純粋で正直で、意外とお転婆なキャラクターが本当に似合う。教祖を置物でぶん殴るシーンは、ローマの休日でフライパンを振り上げたシーンとちょっと重なる。おしとやかなだけではない、美しいだけじゃない活き活きした動きと表情が、本当にチャーミング。
原題はFunny Face。「ファニー」という言葉の持つニュアンスって、日本語にするのは難しいのかも。個性的で目を離せない、上記のようなチャーミングさも含むイメージがあるのかも、、、
これを「パリの恋人」とする和訳が秀逸! -
1957年第30回アカデミー作品賞は「戦場にかける橋」が受賞していますが、この作品は候補にすら入りませんでした。ファッションよりも面白い車が出てきます!
『パリの恋人』(Funny Face)は、1957年のアメリカ合衆国のミュージカル映画。主演はオードリー・ヘプバーンとフレッド・アステア。監督は後の『シャレード』と『いつも2人で』で三たびヘプバーンと組むことになり、『恋愛準決勝戦』でアステアと組んだスタンリー・ドーネン。パリを舞台に繰り広げられるジョーとディック2人のラブ・ストーリー。オードリー・ヘプバーンにとっては初めてのミュージカル映画。
フレッド・アステアが演じるカメラマンのディックは当時ファッション写真家として全盛期にあったリチャード・アヴェドンの半生がモデルになっている。この映画では実際にアヴェドンがビジュアル・コンサルタントとして関わっている。
小さな本屋で働くジョー(オードリー)は、共感主義かぶれ。ひょんな事からファッション雑誌のモデルを依頼される。撮影はパリ。パリには行きたいけれど、モデルなんて……。でも、パリに行けば共感主義の元祖フロストル教授にきっと会える!雑誌の編集長マギー、カメラマンのディックと共にジョーはパリへ飛び立つ。(Wikipedia) -
NHKのBSで見ました。大好きな作品。
私の中では「ローマの休日」の次に好き。
全てがオシャレ、というか憧れ。
舞台はパリ。カメラマンとモデルの恋。
そのモデルは、しがない本屋の店員だった。
次々と繰り広げられるオシャレな洋服たち。
それを美しく着こなすオードリー。
唄って踊って、編集長まで芸達者。
オードリーの前衛的なダンスが最高。
教会の白い鳩と白鳥も素敵。
DVDのパッケージは昔の方が好きかな。 -
オードリー・ヘップバーン主演のコメディタッチのミュージカル。
オードリーは垢抜けない書店員役なのに、それでも可愛いらしさが溢れ出ているところは流石としか言いようがない。哲学についてやたらぺらぺら喋るところも面白い。
パリに舞台を移してからは、街並みや風景の美しさに目を奪われる。また、オードリーの妙ちきりんなのにやたらキレのあるダンスは必見。 -
まっすぐな恋。綺麗。
色づかいが素敵。
パリでの撮影のシーンがお洒落。
1950年代のパリに、気分も高揚!
Bonjour Paris!
ガーシュインの音楽が、また素敵。
♪ He loves and she loves, And they love so why can't you love and I love like too?
♪'S wonderful, 's marvelous.
マギィとエイブリのダンスも格好いい。
オードリーとパリと、ウィットにとんだ物語で
心が軽くなる。
原題"Funny Face" -
分析;バディもの
筋書きとしては恋愛ものであるが、現代的、先鋭的な感じがするのは脚本以外の要素、ファッションとか、踊りとか音楽などのおかげであろうと思われる。
「共感主義」の教授のモデルはフーコーかと思ってたら、サルトルだそうで。でも、こういうスタイルの人、今でもフランスにはいるのではないかしら。
オードリー・ヘップバーンはもとバレリーナだけあって、あの難しそうな踊りをよく踊っている。歌を歌うシーンは各映画でよく拝見するが、あれほど踊れる人なら、もっと踊るシーンがあってもよかったなあと思った。
編集長の女性、たぶん有名なミュージカル女優さんなのであろうけど、フレッド・アステアを向こうに回してあれだけ踊れたら楽しいだろうなと思いました。