日本春歌考 [DVD]

監督 : 大島渚 
出演 : 荒木一郎  小山明子 
制作 : 林光 
  • 松竹ホームビデオ
3.62
  • (1)
  • (6)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105048560

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 再視聴しましたけれども、非常に良い映画でした!

    ↑と言いつつ、大島監督が何を考え、このようなストーリーにしたのかは分からないのですが…(笑)、まあ、大島監督もきちんと筋道立ててこの映画を作ったのかどうか、疑わしい気が僕にはしているんですけれども、とにかくこの時代の空気というのかな、そういうのをうまく表現している映画だと思いました…!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、ヤマだのオチだのは無い映画だと個人的には理解しているので(!)、何度も眠たくなるんですけれども、それでも癖になる映画というか…また観たくなる時が来るかもしれませんね! おしまい…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 見終わった後に解説を探した映画も久しぶり…多数登場する歌へのアプローチが独特なもので調べたわけです。それも含めて見るとアメ産フォーク連中が軽薄に見えるのはフォークと日本歌の優劣ではなく、そこに日本人のルーツが見いだせるか、という表れなんじゃないかと思います。度々出る春歌は元々、出兵で離れ離れになる男女についての歌詞だったそうで、これが野暮なセクシャルの歌になったというものを採用したのは、朝鮮と日本を結びつけるルーツの俯瞰、先の大戦での交戦といった歴史上の交わりと無関係ではないように思う…

  • よくわかりませんでした。笑

    性欲的と散々謳う男子と、男子に体を委ねる女子、いやちがう、女性。女子は男子以上に、性欲的で、そのものがエロス。様々なモチーフが対比的に描かれているのが、面白かった。

  • 自分が12歳頃の映画というのは、時代を反映しているからこそ、観てもいないし、影響もされていない。映画は大人であり、社会のあり方を問うているのですから・・・・。
    この映画が公開されたとき、自分は12歳だった。
    小学生や中学生に、春歌はわからない。
    しかし、この「ひとり娘とやるときにゃぁ・・・」という数え歌が、中学生の間でもひそかにはやっていたことを思い出す。
    半世紀経って、この映画のよさはさらにわからない。

  • 混沌に渦巻く渚宇宙最高!春歌にこそ抑圧された民衆の本当の声があるとは日本版哀歌と解釈していいのか。様々な抑圧階級の衝動を描きながらも春歌が哀しい笑いを誘う。

全5件中 1 - 5件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×