当時としては美麗な作画、女性受けするキャラデザ。主人公らに与えられた悲劇的物語。左右非対称で動画させにくかったゴッドマーズの欠点を、キャラ造形で埋め合わせし、女性に絶大な支持を受けた作品。一話完結のストーリーを展開させているのは、70年代ロボットものの名残りだが、大河ストーリーの流れが縦糸として存在するのは、80年代らしい。また、今でもキャラと動画は美麗といってよく、この点が同じ藤川桂介作品かつ後続の「超獣機神ダンクーガ」とは大分違う。好きな作品かは悩むが、面白い話数のみなら再視聴可か。25話まで。