女と男のいる舗道 [DVD]

監督 : ジャン=リュック・ゴダール 
出演 : アンナ・カリーナ  サディー・レボー  ブリス・パラン  アンドレ・S・ラバルト 
  • ハピネット・ピクチャーズ
3.58
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953015159

感想・レビュー・書評

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  • 久々に観直した。ラストシーンのなんとクールなこと!

  • 私はすべてに責任があると思う。自由だから
    手をあげるのも 私の責任
    右を向くのも 私の責任

    不幸になるのも 私の責任
    タバコを吸うのも 私の責任
    目をつぶるのも 私の責任
    責任を忘れるのも 私の責任

    逃げたいのもそうだと思う
    すべてが素敵なのよ

    あるがままに見ればいいのよ

    顔は顔

    お皿はお皿

    人間は人間



    娼婦は美しくなくてもよい

    娼婦は医者と警察の管轄だ

    金を払うかぎり 娼婦は客を選べない

    衣装と化粧と身振りでその目的を明確にする

    考えた為に死ぬんだ


    言葉は愛と同じだ

    でも何かが通じ合う

    考えるために話し合う

    人生はもっと簡単なはずよ

    人生をあきらめた方がうまく話せるのだ

    話すことはもう一つの人生だ

    話すことは、話さずにいる人生の死を意味する

    話すためには一種の苦行が必要なんだ

    だから人間は揺れる沈黙と言葉の間を

    それが人生の運動そのものだ

    日常的な無意識の人生を抹殺することだ

    誤りと嘘の間に大きな差はない
    もちろん日常的な嘘は別だよ

    5時に来ると言って 来ないのはトリックだ

    正しい言葉を見つけること

    つまり何も傷つけない言葉を見つけるべきだ


    誤りを通じて
    真実に到達させるためだ

    ライプニッツの充足理由律
    永久心理に対する真実心理
    日常的人生

    現実は矛盾も可能な世界として認識されうる

    愛は常に真実であるべきだ

    純粋な愛を理解するには成熟が必要だ

    探求が必要だ

    だから愛は解決になる
    真実であれば


    目をつぶった
    考えるための衝動的な動作だった
    錯覚でない事を確かめ
    そして冷静に 的確に 見つめるためだった

    また私は肖像画をじっと見つめた

  • ファッションもすき。

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