- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988101125005
感想・レビュー・書評
-
豪華キャストでダイナミックな映画です。見ごたえ充分。
どっちかというと自分は(陸軍贔屓かな?)と思っていたのですが、この映画をみて(いやいや、海軍もすごいですわ)と思い直しました。
だけど、海軍は戦闘中でも制服も立派、食糧もあまり困らない、敵と人間同士で鉢合わせすることはほとんどない、という面ではやはり陸軍の人たちのご苦労にはかなわないような気がします(海軍の人、失礼なこと言ってごめんなさい!)。
しかしスピリッツは陸軍も海軍も関係ありません。
戦艦大和と海軍について、もう少し知ってみたくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦争シーンに 嫌悪感。松ケンの初々しさが光ってたし、反町くん かっこいい。
-
#Gyao!にて視聴。涙無しには観れない。大和のスケールがとてつもなく大きいことが分かった。脚本がよく出来ていて、戦況をまとめつつ個人にもスポットライトを当て、ラストに思いが集結しており、感動した。中村獅童さんが好演。蒼井優さんの笑顔の演技が印象に残る。
-
今の時代を作ってくれた
当時の兵隊さん、特攻兵の
想いが鮮明に伝わる作品です。
どうして自分たちが死ななきゃならないのか?
戦う意味は?
戦争を体験していない人必見です。 -
第二次世界大戦の話。
戦艦大和に乗り込んだ特別少年兵を演じる松ケンがものすごく良い。
戦争について無知であることが恥ずかしくなった。勉強する。 -
男達の大和/YAMATO
Netflix
仲代達也…ええ枯れっぷりやねぇ〜
こんなちっこい船で二百kmもの遠海に出れるんかねぇ〜
ケツバットって大昔から有るんやねぇ日本人の伝統みたいなもんなんやなぁ笑笑。この年代の人達の親を大事にする想い、家族を大事にする想いの強さには頭が下がります。遊就館で見た多くの遺書や手紙の数々、その中の言葉の教養の高さに驚いたんだよね。
しかしレイテ辺りから目頭が熱くなりっぱなしですなぁ笑笑
国を守るという事は、自分の家族や大事な人たちを守る事、引いては日本国に住んでいる人達を守ること、だから自分たちが命懸けて戦うんだって…覚悟を決めて生きるって凄いですね。我慢と葛藤と悔悟と恐怖と勇気と色々綯い交ぜて、それでも笑って…強いです。強すぎる…
一茂の「散る」話は素晴らしいですねぇ〜死ぬ意義…一発で腑に落ちました。
戦闘シーンの地獄っぷりが…こんな凄まじい状況下でも戦おうとする気力が凄い…
泣いたなぁ〜涙出て来る出て来る…
自分の国を守る為なら…今世界で起きている事を見て、しっかり考えよう…そう思う。 -
物語は戦争モノでありがちだが見せ方が秀逸。大和が魅せる美しきシンメトリー。その中を縦横無尽に駆け回る兵士たち。それが大和そのものの大きさを如実に物語るのだ。
皆誰もが心の中では「死にたくない」と叫んでいる。それでも、戦争が邪魔する。家族、男女の仲を戦争が邪魔する。だからこそ彼らは戦争を受け入れ、必死に敵と戦った。まさしく命懸けで。
敬礼。
p.s.高畑淳子の演技には脱帽。 -
夕方福岡を発って、ハワイに着いたのは2月26日の朝6時でした。
朝靄の海の中からあらわれた緑の島はオアフ島。低い山々を越えると真珠湾が見えてきます。
おお、これは南雲機動艦隊を飛び立った淵田大佐率いる第一次攻撃隊の進入コースとひょっとしたら同じじゃあるまいか。トラ!トラ!トラ!と思わず叫んでまわりの乗客から怒られたのは、それまで見ていたこの映画のせいかも知れません(嘘)。
戦争物の日本映画といえば、俳優たちの演技がやたらと大げさで、暗くてお涙頂戴で、そのわりには戦闘シーンがチャチで見る気があまり起こりませんが(これまでの日本映画で記憶に残るのは「トラ!トラ!トラ!」ぐらい。でも日米合作ですね)、この映画は、その点、よくできていると思います。
真珠湾攻撃からわずか4年後の昭和20年4月。
敗色濃厚な中、特攻隊として沖縄にむかう戦艦大和の奮戦ぶりを、乗り込んだ少年兵たちに焦点を当てながら描きます。
主人公である神尾少年兵の幼なじみ、野崎妙子を演じた蒼井優がよかったです。
明るいキャラがほほえましい。
くどくもなく、鼻につくお涙頂戴でもなく、良い映画でした。
戦闘シーンの阿鼻叫喚は秀逸。日本映画では出色のデキ。
ただ、この映画の戦艦大和、超弩級の戦艦というよりも、巡洋艦ぐらいしかみえないのは、CGでは絵がきれいになりすぎて、鉄の持つ重量感・重厚感が出しにくいのかもしれません。
もちろんツッコミどころもたくさんあります。
内田二等兵曹(中村獅童)がこっそり大和に乗り込むことができたり(最高軍事機密のはずなのにそんなに簡単に忍び込めるの?)、この兵士が傾いた大和に踏みとどまって、25ミリ3連装機銃でバッタバッタと敵機を撃ちおとしたり(まるでマトリックスレボリューションズのキャプテン・ミフネ)、ファンタジー感たっぷりです。
また、三国廉太郎が突然自分の人生の意義を悟って感動しはじめるので観客も無理矢理それにつきあわなければならないわけですが、それにしても、もうちょっとこの人の終戦後からこれまでの行程を描いておいてくれれば、彼の心境についてもそれなりに共感とか納得ができるんだろうけど、漁船でトコトコ海を渡って、ある地点に来たらふいに「自己の存在理由が分かった」といわれても、はあそうですかとしかいいようがないなあ、と思ってしまいます。
とはいえ、生き延びた若い主人公が、亡くなった同年兵の母親を訪ねるシーン、これにはおもわず涙がでます。もしもう一度見ることがあれば、やはりここで涙が溢れるでしょう。
最近の日本の若い俳優を知らないので(わかったのは長島一茂ぐらい)、みんな同じ顔にみえて、まるで外国映画を観ているようでした。
残念なのは、機内の小さな画面で見てしまったこと。
せっかくの戦艦大和の映画、その勇姿と激越な戦闘シーンは、映画館の大画面でみるべきでした。
話はハワイに戻りますが、真珠湾攻撃を行った南雲機動部隊は、約2週間をかけて北海道からハワイまで航海し、そこで航空機380機による奇襲を敢行したわけです。
今回そこに飛行機で行ったわけですが、いや遠い、遠い。
途中ミッドウェイも通りましたが、よくもまあ、こんなに広い海を渡って戦争しにいったものです。
アメリカが事前に真珠湾攻撃を察知していたという説がありますが、この距離から考えると、ほんとにそうかなあと思えてきます。
まさかあんなに遠くから艦隊がやってはくるはずはないと考える方がごく自然です。
事前に暗号を解読していたとしても、それでもやはり信じられなかったのではないでしょうか。
だからこそ奇襲が成功したんでしょうが、こういう作戦を立案し、成功させた山本五十六は、とんでもない人物だなあと思いました。
それに較べ、大和に片道の燃料を積ませて沖縄に突っ込ませ、浅瀬に乗り上げて、敵の上陸部隊を攻撃するというこの特効作戦、滅茶苦茶もいいところで、よくぞこんな馬鹿げたことを考え出したものです。貧すれば鈍するということなのでしょうが、太平洋戦争末期の戦争指導者たちの劣化ぶり、ヒステリーぶりを物語るものでしょう。