日本の夜と霧 [DVD]

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監督 : 大島渚 
出演 : 桑野みゆき  津川雅彦  渡辺文雄  小山明子  芥川比呂志 
制作 : 大島渚  真鍋理一郎  石堂淑朗 
  • 松竹ホームビデオ (2006年5月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105048577

日本の夜と霧 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 初めて観たけどヤバかった。内容的にも、技法的にも強烈。これが1960年に発表されたということのすごさ。

    安保を巡る学生運動がテーマの映画なんだけど、基本的には共産党の(あるいは共産党的な)スターリニズムと、穏健で保守的な官僚主義を批判的に描いてる。

    なんか政治運動のドロドロした雰囲気とか、社会運動につきものの内ゲバ(行動方針を巡っての対立)とか、なんつうか全部盛りな気がする…笑

    今は右翼で知られる(?)津川雅彦が、全学連の血気盛んな学生役で出てます。

    武力闘争による革命を目指すグループに属してたはずが、一夜にして党中央が穏健な方向にシフトして、まわりの一般党員も「うたごえ運動」だのって始め出したら呆気に取られちゃうなと思ったし、そこには軍国主義者どもが一夜にして戦後民主主義の信奉者になるのと同じ種類の欺瞞があるような。

    技法に関しては、演劇的な表現が多く、またセリフをトチっても止めないでカメラを回し続ける、「一発撮り」といった感じの勢いがあって、すごかった。そして終始不穏な雰囲気に包まれてるw

    (※ただし、戦後の社会運動とか安保とか新左翼の運動とか、そういうものにについての知識が全くない人が見ても、たぶん最初から最後までチンプンカンプンで終わると思うので注意)

  • これまた眠たくなる映画ですね…(笑) 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    役者がやたらと議論しているシーンが目につきますけれども、思えば大島監督の映画って議論しているシーンが多いような…役者が捲くし立てるように喋るシーンは確かに迫力がありますけれども、途中途中で噛んでいるような気が…(笑) これは…いいんでしょうかねぇ? 映画関連に関してあまりにも無知な僕がどうこう言えた義理ではないとは思うのですが…

    ヽ(・ω・)/ズコー

    中盤まで眠かったんですけれども、小山明子さんが恋愛関係のもつれ? みたいなのに絡まりだしてから俄然面白くなりました!!

    ↑とは言いすぎですけれどもまあ、最後まで見てみよう、という気にはなりました。だって、小山さん美人ですもの… ←え?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    うーん…これもこれで悪くはないと思うんですけれども、政治関係に明るくない僕にとってはやはりちょっと難しいかな、と…僕的大島映画第一位はやっぱし「青春残酷物語」ですね♪ おしまい…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • (1960年作品)

  • 60年安保が成立した直後のある結婚式場で、闘争に敗れた左派前衛の人々が内部非難の応酬を繰り広げる。政治なのか自分本位の愛憎なのかよくわからない全員の疎外。
    戦後ニッポンがずっとこのような分裂を引きずり続けていることこそ「自明の理」と呼ばなければならないのかもしれない。

  • 結婚式場に乱入したかつての活動家たちが、涼しい顔で運動を卒業しようとする人々の罪悪を糾弾。延々と暑苦しい議論が続くので、何度も意識を失いながら観てました。
    しかし、大島の主観的見方が反映されているんだろうとはいえ、60年安保にこういう側面があったなんて、ほんとにびっくり。私たちが聞かされる話なんて、かつての政治意識高い若者を称えるおっさんたちの自慢話ばっかりだったもんな。哲学的議論を交わしたかと思えば闘争の戦略をめぐって口角泡飛ばし、お次にはソ連風フォークダンス。若者の社会運動さえもがこれほど雁字搦めの時代だったのか。
    それにしてもなんで「夜と霧」なのか、まったくわからないのですが・・・「下駄でみかんをつぶす」という苛立ちの表現が新鮮でしたわ。

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