宇宙戦争 [DVD]

監督 : スティーブン・スピルバーグ 
出演 : トム・クルーズ  ダコタ・ファニング  ティム・ロビンス  ミランダ・オットー  ジャスティン・チャットウィン 
  • パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
2.86
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本棚登録 : 616
感想 : 119
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113757300

感想・レビュー・書評

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  • 内容紹介 (Amazonより)
    アメリカ東部のとある街で突然、激しい落雷が発生。それとともに地中から三本足の巨大なマシーン“トライポッド”が出現する。人類をあざ笑うかのように巨大な破壊力で虐殺と破壊を繰り返すトライポッド。その場に居合わせたクレーン作業員のレイは、二人の子供、ロビーとレイチェルを連れて必死に逃げまどう。しかし、世界各地に出現したトライポッドの前に、人類はなすすべもなく・・・。




    思ってた以上には面白かったです。
    宇宙人...いるのかなぁ...?

  • スピルバーグの『宇宙戦争』、原題『War of the Worlds』。以前観たのはブクログを始める前なのでかなり前、久しぶりに観た。ブクログで異常に評価が低くてびっくり。確かに物足りない内容だし、私も1953年版『宇宙戦争』の方が大好きだけど、そこまでつまらない映画ではないと思う。ちゃんとスピルバーグの映画になってるところは好きです。少なくとも2014年のギャレゴジよりは断然こちらの方が好き。

    評価が低い原因のひとつは、原作のオチを知らずに観た人が多いせいもあるかと。映画は原作どおり、この有名なオチは動かせない。知らなければ「あっけない」「トムが何もしてない」からつまらないと思うのかもしれない。このオチをひねっているのが『寄生獣』だと思う。

    1953年版の方を私が好きなのは、人類がマーシャンウォーマシン(トライポッド)に対して、原爆か水爆か、核兵器を使うから。あの絶望感ったらない!!エヴァの第1話でサキエルに対してN2地雷を使うけど効かないという、あの絶望感と同じ。たぶん元ネタじゃないかなと思っている。1954年が『ゴジラ』公開で、その前年。アメリカが水爆実験をしてた頃で、53年版にはそれが反映されている。

    2005年版の見どころのひとつは、トムクルーズのダメ親父っぷり。原作は夫婦、53年版も男女。05年版は親子の話。離婚したせいで子供のことを全くわかっていないトムパパ。よーし今からパパがサンドイッチを作ってやるからなー!からの、窓にドーン!のシーンは何回見ても面白い。
    たぶん、『クレイマークレイマー』が入っている。サンドイッチのシーンはダスティンホフマンがフレンチトーストを作るシーンと重なるし、ラストシーンもそっくり。しかし『クレイマー』とは違い、トムは父親としてそんなに絆を取り戻せない。ただ子供たちの命を全力で守ろうとする。

    スピルバーグの映画は、親子の話がとても多い。『未知との遭遇』『E.T.』はお父さんが出て行くような話。それから『ジュラシックパーク』では、自分が父親になる覚悟を決めるような話だった。
    今回はその続きで、父親になろうとしたができずに、ダメ親父になってしまった話。脚本には『ジュラシックパーク』のデヴィッドコープ。

    もうひとつの見どころは、2001年の同時多発テロのモロな影響…というよりも反映させている点。スピルバーグは2005年に『宇宙戦争』ともう一本『ミュンヘン』を公開しているが、こちらにもWTCビルのシーンを入れている。
    以前『インデペンデンスデイ』のレビューにて書いたが、『未知との遭遇』は友好的な宇宙人だった(たぶんニューエイジの影響)。作られる時期によって、敵対的か友好的か変化しているのが面白い。『宇宙戦争』はもちろん敵対的で、圧倒的な武力で制圧されて、何もできない地球=9.11の時のアメリカを描いている。

    『宇宙戦争』のトムは好戦的な人間ではなく、子供を守りながら単に逃げ惑うだけ。むしろ息子の方が好戦的。敵をやっつけないからカタルシスがないと感じる人がいる。一方、『インデペンデンスデイ』みたいなバカ映画に対して好戦的だと言う人もいる(というわけでウクライナ情勢に絡めてレビューを書いた)。結局、どんな映画に対してもケチをつける人はいる。

    絶望感は53年版の方が上だと思うが、スピルバーグの底意地の悪い演出は相変わらず。土左衛門や列車が目の前を横切るシーンなんかは最高。こういうのを延々とやるのがスピルバーグ!そして、トライポッドに乗せられて運ばれる人間たちは、強制収容所送りにされるユダヤ人そのままである。だから、この映画にもスピルバーグの作家性、刻印がしっかりと押されていて良い。

    私が面白くないと思ったのは、息子くんとはぐれたあと、彼がどうなったかが描かれていない点。ここはかなり無理があるし、雑な展開だと思った。

    笑えるのはティムロビンス。『トップガン』ラストの、マーヴェリック&マーリンコンビじゃないか!!マーリンの頃のティムロビンスは全然有名じゃなくて雑な扱いだったが、今回は重要な役だった。まあ、相変わらず最後はヒドかったが笑。

  • 初見は劇場で。
    いつもトムの息子と娘がめちゃウザいし、ラスト息子が生きてた事にガッカリする作品なんですが、たまに無性に観たくなる。
    で観たんですが、今回息子ウザく感じなかった、でも娘が煩すぎるんで疲れる。
    ですが決してつまらなくはないです。始まりもめっちゃワクワクしますし、人が塵になるのとか怖いし面白いし。
    ただ不満なのが元嫁の実家辺りが平和なこと。
    トム達は命からがら逃げるのに精一杯やったのに、何のんきに過ごしてんねんって感じで。まあ心配で眠れなかったでしょうが・・でもなんか納得出来ないんですよね。
    色々と突っ込みどころも満載だし納得出来なかったりしますが、本作はダメ親父トムさんの成長物語でもあるので、彼の成長が見れるのは良かったと思います。

  • BSで観ました。
    観ている間は、うわぁ~と観ていたのですが、あんな、スッ(・_・)と終わるなんて。。
    トライポッドは絶望的に怖く、しかも人から血を吸って撒き散らしているのがひえぇと思いました。あの音も怖い。地面に昔々から埋まってたなんて。
    子どもはわけわからない怖さだろうな…と思ったけど、ギィーッって叫ぶのにちょっと疲れました。。ダコタちゃん可愛いんだけど。。
    トライポッドも怖いですが、群衆が怖かったです。特に、主人公たちの車を取り上げるところ。
    2人になった主人公を助けてくれた人が言ってた、「パニックを起こしたら終わり」みたいなのは覚えておこうと思ったのですが、彼もパニックを起こしてしまったので極限状態というのは…と思いました。主人公に殺されるし。
    トライポッドと宇宙人がやられた理由が大気中の微生物とは…そんなのありか……お話は多分3日間くらいなんだろうし。
    でも、ロビーが生きてたのは良かったです。
    一番好きだったのは、大阪で3体倒したという情報が入ってきたところ。さすが大阪。

    (ずっと「ヘプタポッド」って書いてしまったけど、これは「あなたの人生の物語」のほうの宇宙船だ多分。「トライポッド」に書き直しました……)

  • 宇宙戦争じゃなく、逃げてるだけ。オチもよくわからない。

  • (2005、アメリカ)
    H.G.ウェルズ原作。
    突然の宇宙人の襲来!
    離婚したダメおやじ(トム・クルーズ)は預かっていた子供たちを守りきり、無事母親の元へ送り届けられるのか!?

    迫力ある映像にハラハラドキドキ。宇宙人の攻撃をくぐり抜け、子供たちを必死に守ろうとするトム・クルーズは、どう転んでもダメおやじには見えない(笑)

  • 2005年、米。原作H.G.ウェルズ。
    遠い星から長年にわたり地球侵略を狙っていた生物がいて彼らが地中に機械的な生物を埋めていたという設定。

  • これぞSF。ただ最後があっけない。微生物がカギを握っていたって面白いけど、あれだけのホラーを生み出すことのできる能力を保ちつつ最後はそれかいってかんじ。ただ中盤ドキドキした。

  • ストーリー、演技等に関してそれほど悪いとは思えない。あっけないラストはむしろ現実味がある結果であり、納得しやすいものだ。宇宙人による攻撃には恐怖を感じ、彼らの追跡にはハラハラさせられた。

  • Amazonプライム・ビデオにて。
    まあ原作がだいたいどんな感じか知ってたので(読んだわけではない)だいたいのストーリーは想像できた。
    そして評判の割には結構面白かったぞ。
    ご都合ご都合ではあったけど。
    まあトム・クルーズが主役でほどよいアクションがあればとりあえず面白いよね(笑)
    オチは案外こんなもんが現実的かもしれない。
    ここまで大々的に侵略する前に調査ぐらいはして欲しかったけどさ宇宙人君。
    コレが調査程度の話だったのかもしれないけど。
    やっぱウィルス怖いねウィルス。

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