- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988113757324
感想・レビュー・書評
-
Amazonから引用。
“人生は食べてみなければわからない、チョコレートの箱と同じ”―――アメリカの激動する歴史を駆け抜けた、トム・ハンクス演じる青年フォレストの青春を暖かい感動で描いて、アカデミー賞(R)作品賞ほか6部門を独占した映画史に残る名作。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
無為自然。主人公のフォレストは、知的障害があるが故にビジョンとか戦略とか持たないのね。自然体で、流れに身をまかせて、誠実を貫き、自分の気持ちに嘘をつかない。いろんな偶然でうまくいきすぎだけど、こういう生き方って、今の時代なかなかできないよね。
フォレストの目を通して、アメリカの近現代を追っていくことができるのもおもしろい。プレスリーやレノン、ケネディなど著名人と会話するシーンなんかもいい。ウォーターゲートは笑っちゃった。 -
実際の出来事を紡いで作られたおとぎ話。フォレスト・ガンプを含めたアラバマの人たちのアラバマ訛りが全然マイルドなのはご愛敬。一途なフォレストに対して、ヒロインのジェニーがビッチ過ぎでやきもしつつ、最後は大円団。
1994年作。初見がいつかは記憶なし。飛行機で時間潰しで観たり、出張先のホテルのテレビを点けたらやってたりとかでは見たことはあった。10年に一回は観ても良いかな。 -
真っ直ぐで、重みがあって、深みがあって、
ユーモアがあって、美しくて、それでいて切なくて、
愛おしくて、また切なくて、再び美しくて、
輝いていて、苦しんで、怖がって、感動して、
強くて、弱くて、力強くて、カッコいい、
走り続けている人生の美しさに触れられるステキな映画。
定めの中と風に乗って生きることの両方が描かれたまさに鳥の羽が運ばれて着地し、またそこでの出会いが生まれていく。 -
すごーく久しぶり。
前にみたときはとっても感動した記憶があるけど意外とそこまでの感動はなかったかもしれない。
I'm Forest, Forest Gumpっていうセリフがずっと残っていたんだけどなぁ。
一途に思う気持ちは素敵な一方で
前に進みたい時は過去を置いて行け。
というのはごもっともで、後ろを振り向いてちゃだめだと改めて思わされた。 -
アメリカ版3丁目の夕日なんかな。マッチョなアメリカ現代史を、無垢で母性的な視線で辿り直すとどうみえるんやろか?ってかんじやねぇ。父の不在の物語。なので、自分が父親になったら驚愕したのかもねぇ。
もう一度観たいなとは思わなんだ。無垢だからいいわけじゃあるまいし、さすがに上手くいきすぎててやや鼻白む。このてのマンガチックで、ステレオタイプな造型、演技はすきになれんわ。評価高いなあ、こういうんがうけるんかぁ、どの辺がええのかなぁ、とちょい自信喪失。セリフはシャレがきいててそこはよかった。ずっと時代の音楽がながれてる演出はちよっとなぁやな。
パンズ・ラビリンスのあとやったから、よけいつまらんかったんかもしれん、すまん。フォースト、ラストショットの羽根がふわつく演出かて、なんやダサいなぁっておもた。 -
名前はもちろん知ってたけど、今まで見る機会がなく、うちでの時間がたっぷりある今観てみました。
"ぼくらにはみんな運命があるのか、ただ風に吹かれてただよっているだけなのか、分からない"…刺さったことば。
ただ風に吹かれて漂っているその場所も、その先も運命なのかもしれないし、じゃあ運命ってなんだろう。等々思い巡ってみたり。
ただ、フォレストはその時々に、まっすぐ目の前のことに誠実に実直に取り組んだからこそ、コロコロと次に繋がっていったのだと思う。一つ一つに誠実に、大事だけどなかなかできないこと。心に留めたい。 -
1994