シリアナ [DVD]

監督 : スティーブン・ギャガン 
出演 : ジョージ・クルーニー  マット・デイモン  ジェフリー・ライト  クリス・クーパー  ウィリアム・ハート 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.03
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135573346

感想・レビュー・書評

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  • 石油の利権をめぐる国家間の対立、裏で動いている人間の闇社会の根の深さなどを描いている。
    アメリカ、イラン、ベイルート等各国で撮影されている。
    登場人物が多すぎで、誰が何のために活動しているかが今一つ不明。

    ラストも、これで終わるのか。。。。という展開
    切ない気持ちにさせられた。

  • 一度見て、あらすじまとめをどこかで読んで、もう一度見てみるのがよい映画。
    ※初見で全て理解できない…
    ただ、めっちゃおもしろい。賛否両論あるのはわかる。

    現在の世界、特に資本主義社会のクソなところがよくわかる上、その世界で安定的に暮らせている自分が嫌になるかもしれない内容。かといって、心を入れ替えて、明日から神学校へ行き、ミサイルもってタンカー突入したりはしない。経済的自由が得られない弱者はいつもゴミのように扱われる…悲しい。

    よくわからないところ
    ・ボブはCIAなのに、ミサイルを売った?何のために?
     売ったうちの一つがどこかに渡されたのが気になったのはなぜ?そんなん知らんでもええのでは?
    ・ボブが売ったミサイルを車に運んだ二人が爆死。ボブは最初から殺そうとしてたっぽいけどなんで?
    ・ボブはCIAでミサイルの行方を気にしすぎて怒られる。てことはCIAはミサイルの行方を知ってた。
     最後にミサイルはタンカー(合併した会社)へ突っ込むから、CIAは合併企業潰したかった??米国企業なのに?
    ・米国弁護士事務所のポジション。合併する企業の代表者それぞれとの力関係がわからん。
    ・石油王?とその息子の弟のほうは、米国寄りなので、CIAをバックに動いたっぽい。最終的に合併企業の式典に弟が出てたので、ミサイルは撃ち込まれたので米国寄りになっても石油王たちをまとめて消したかった?
    ・ボブは拉致られてから何故解放されたのか?ヒズボラが助けに入ったけど、その理由がわからん。
    ・中国が採掘権をゲットした、ということに対して誰か何か動いたのか?結局そこは手つかず??

  • 中東の石油採掘権を巡る企業・国家間の醜い争い。自らの利益のため、人の命を軽んじることは現実世界でも実際に起きていること。
    登場人物いずれも魅力的でなく、物語も特に盛り上がりのないまま終わる。人によって評価が分かれそうな本作、私には合わなかった。

  • 題材は良かったがもう少し見せ方があるんじゃないかな。

  • ストーリーが全然わかんなかったなぁ。諜報機関や企業などがいろいろな思惑で中東の小国を操ろうとしてるのだけ辛うじてわかったんですが。

    ジョージ・クルーニーが本作でアカデミー助演賞を受賞。これが彼の代表作でいいのだろうか。そもそも彼が助演なら、主演は誰?

  • 絡み合う系

  • 中東の架空国・シリアナを舞台にした石油利権をめぐるアメリカ、中東諸国及び中国についての映画です。国益の為には手段をえらばないアメリカ政府とシリアナでの自国企業の不正を追及しようとする弁護士・ベネット(ジェフリー・ライトさん)との攻防や幼い息子をシリアナ国王族主催パーティーで失った業界アナリストのウッドマン(マット・デイモンさん)とシリアナ国ナシール王子(アレクサンダー・シディグさん)との交流等、様々な人間模様を観る事が出来ます。

  • 映画としては面白いのですが、とにかく難しい。ネットのレビュー記載のとおり、事前にあらすじや主要登場人物を予習しても2度見てやっと意味が分かる程度でした。英語、ペルシア語、アラビア語、ウルドゥー語も入り乱れ、字幕を追うと人と場所が混乱。。米国と石油利権に絡むお話ですが、中東関係の基礎知識が必要かも。

  • 思った以上に映画らしい映画でした。
    それならばもう少し振り切って映画っぽくしていたほうが好みだったかなぁ。

  • オムニバスになるかな。ドラマの方がもっと細かくできたんじゃないだろうか。危機感が作らせる映画なのかしら。面白かったけど詰め込み過ぎて一個一個が粗雑になったのが残念。ビジネスとCIAのパートもっと見たかった。

  • うーーーん
    マジでいまいちでした。
    映画見ててひさしぶりに眠くなった。

  • 初めて観たとき、何だこの終わり方、と思ったラストに今回もまったく同じ感想を抱いてしまった。
    アラブ系の顔が覚えられないことが大きな敗因のような気がする。
    二週目観るとものすごくよく分かって別の映画のようである。

    製作総指揮にソダーバーグが加わっているのね。
    ジョージ・クルーニーとマット・デイモンというタッグと言い、要はオーシャンズの仲良しメンバー。
    全員大好きなんだけど、大きすぎるテーマに役者も製作も食われているように見えてしまった。しかしジョージはアカデミー助演男優賞とゴールデングローブ助演男優賞を取っているという。え?じゃあ主演は誰?

    アメリカ政府、CIA、アラビア諸国、イスラム教徒、テロリスト、石油利権、etc.
    これだけのテーマを描き切ろうとしたそのど根性、
    カメラワーク色彩表情空気感のすべてはさすがの一言。

    要は、観る側に高いスキルを求める映画だと感じたのだ。
    「分かりやすさ」を重要な評価軸に据えている自分にとっては、…でしたが、彼らのチームがどれだけ映画の力を信じているかは伝わってきて、悪くない。

  • 元CIAの伝記小説(See no evil)を元にした映画。

    CIAのエージェント、エネルギーアナリスト、弁護士、イスラム過激派、バラバラなようでみんなつながってるという群像劇スタイルな作品。
    登場人物はみんな親子という設定で、
    それを通して石油利権の闇の部分を描いている。
    登場人物の立場がみんなバラバラなので、
    石油利権を操る側、それに翻弄される側といろんな視点があって、
    とても質の高い脚本だと思った。

    因みにこの作品でジョージ・クルーニーがアカデミー・助演男優賞を受賞。

  • オイルマネーを取り巻く環境をアメリカビュー、中東ビューで観る。これをみるとメジャーが中東や国内の一般層を搾取している、という構図にしか見えないけど、こんな作品作って大丈夫だったのかな、と思ってしまう。ジョージ・クルーニーが不完全燃焼でしたね。

  • う〜ん。ひたすらに退屈。石油利権に絡む中東情勢とアメリカ。それらの知識が少しでもないとストーリーを追うだけでも難しい。映画的な部分が少ないから、そういう意味ではリアルなのかなぁ。作品としては人で評価が分かれると思うけど、映画としての作りは荒いと思う。場面や国がころころ変わるのに登場人物多かったり、アラビア語が劇中半分くらいの登場言語なので縦字幕多かったりするのは凄くマイナス。難解な映画と言うほどではないが、多少難しく凄く退屈な映画だとあたしは思った。

  • 上級者向けってか、中東とか油田とか、知識をもっていれば楽しめる映画だと思う。
    だから知識のない俺が見たら、あらすじだけ追っていくだけで終わった。
    一度で理解させることを前提とさせていない映画って感じ。

  • なかなか面白かったが、不可解な部分もあるので何度か観ないと。米国と中東、石油とテロなどなど世界情勢について、もっとちゃんと知っておかなきゃと思う。ジョージ・クルーニーがよかった。

  • 昔のヨーロッパ映画に雰囲気が似ているかも。誠実な作りのいい映画でした。

  • 石油利権の話で、利益をむさぼるもの、
    横取りするもの、裏で暗躍するものなどなど
    様々な視点で描かれていて、ついみいってしまった。

    それぞれが己の信念をもってしてその事態を
    乗り越えてゆくのだけれど、その結果が最良とは
    言いがたかったりして、なんとも考える一品。
    ふつーに今の時事を書いてるので魅入ってしまう。

  • 石油問題、中東の政治情勢についての知識がないとちょっと理解しづらいです。
    何の知識も無いまま見てしまったので、途中わけがわからず眠くなってしまったが、このテーマについて今後もっと理解していかなければいけないなと思い直した。

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