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- / ISBN・EAN: 4988101125722
感想・レビュー・書評
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「226事件」の悲劇は、青年将校たちは天皇親政の実現のために蜂起したにも関わらず、天皇の逆鱗に触れて逆賊にされてしまったこと。おまけに理解を示していた上級将校にもそっぽを向かれる。これでは浮かばれない。
もっとも、青年将校は天皇のためだけに蜂起したわけではなく、政府が軍拡に走り、民の窮乏を招いていることを憂慮している姿を描かれており、なるほど一概に短慮だと非難されるべきものではないかなとも思いました。
ただ、映画としては、予め決められた結末に直線的に向かっていくだけなので、ドラマの盛り上がりに欠けたきらいが。これが歴史映画に難しいところですが、吉永小百合や桜田淳子の悲恋のドラマも添え物の域を出ず。
ちなみに、最後に高倉健が処刑されるのですが、彼の死ぬシーンは珍しいもしれません。
BSプレミアム「プレミアム・シネマ」にて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
BSプレミアムシネマで。
高倉健、吉永小百合。
昭和7年頃からの陸軍。5.15事件から2.26事件まで。
陸軍大尉 みやぎ。
みやぎの部下の姉。やがて妻に。
2人の人生の話。
陸軍内部での腐敗・抗争・権力争い。
こんなに貧富の差や不条理があったのかなぁ。
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2;30
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2012年2月11日(土)、鑑賞。