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- / ISBN・EAN: 4580120519997
感想・レビュー・書評
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マギー・スミスが出ているので見る。1930年代から終戦までを描く。駐イタリア大使だった夫亡き後もフィレンツェに残る未亡人の役柄、64歳、気位が高く英国一番と思っているちょっといやみなぴったりの役柄。
服地商の私生児ルカ少年が、父の秘書のイギリス人女性やその友人たちのもとで育つ。なにか見ている時は傲慢なイギリス人老婦人たちが鼻についたが、監督の自伝的映画ということで、こういう世界もあったのかと理解した。「眺めのいい部屋」などでもイギリス人がイタリアに旅行するというのが出てくる。イタリアは北国イギリスのあこがれなのか。
監督フランコ・ゼフィレッリはオリビア・ハッセーの「ロミオとジュリエット」の監督。
ルカ少年が成長した時の俳優、ベアード・ウォーカスがさわやかな美少年。検索してみたがこれ以外の作品は見当たらなかった。
1998イギリス、イタリア
2019.3.18レンタル詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レンタルビデオ店に登場したばかりのころ鑑賞。そう、あのころはDVDも並び始めたばかりで、まだまだビデオ隆盛だったんだ。反対に現在では液晶パネルやらフルハイビジョンやらが幅を効かせているのにレンタル屋にはそんな高画質パネルを活かしきれるBlu-rayはまだまだ少ないんだ。過ぎ去りし青春、「ムッツリーニとお茶を」と読み間違えたけど誰にも言い出せなかった、いや、言い出す相手もいなかった芳ばしい日々よ。
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DVDにて鑑賞。
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イタリアの景色がすごかった。「100の塔の町」みたいな町も実在するんだろうな。話は実に分かりやすくて、アメリカ人の女性と英国大使夫人のあっさりした和解も単純明快だし、世界情勢が信じられないほど単純に実際の生活に影響するし、それが時代なのかわからないけど、観やすい映画だった。