エリ・エリ・レマ・サバクタニ 通常版 [DVD]

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監督 : 青山真治 
出演 : 浅野忠信  宮崎あおい  中原昌也  筒井康隆 
制作 : 青山真治 
  • バップ (2006年7月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988021126045

エリ・エリ・レマ・サバクタニ 通常版 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 2015年、世界中でレミング病という感染者を自殺させるウイルスが蔓延している世界が舞台。<br>
    人々の自殺やその病気の治療を求める様子が描かれている映画ですが、登場人物達の性格もあってか悲壮感が漂う訳でもなく割とドライで淡々とした雰囲気の映画です。冷たい乾いたような風景の影響もあるかな?<br>
    「この病気の抑制方法はあるミュージシャンの奏でる音楽を聴くこと」というあらすじを見て「音楽が世界を救う」的な映画なのかな?と思ったし実際に音楽がテーマの映画だったんですが、音楽よりは細部までこだわった演出が印象に残りました。<br>
    ちょっと怖いシーンなんですが車で移動している時に流れていく景色の中に電柱が連なっているところがあり、その電柱の一本で人が首吊り自殺をしているのを普通に通り過ぎて行くところがこの映画の世界観をよく表してていいなと思いました。<br>
    探偵が治療の音楽をさりげなく耳を塞いで聴いてなかったりなど、注意して見たらもっと色々気付くことがありそうな気がします。<br>
    病気による自殺と本当の自殺の違いは「治そうとしていたか」で、初めは治そうとしなかった人が自殺してしまうのが「病気の自殺」で治そうとしていた人が自殺してしまうのが「本当の自殺」かと思っていたのですが、よく考えてみたら逆のような気もします。深いなぁ…<br>
    監督: 青山真治 <br>
    2005年(日)107min <br>

  • 【あらすじ】
    2015年。感染後、絶望状態に陥ると宿主に自殺させてしまうウイルス(=レミング病)が地球上に蔓延。発病を抑えられる唯一の方法として、浅野と暴力温泉芸者の人が作る実験ノイズ音楽が有効とされていた。彼らのライブに行った者は、感染していても発病していなかったのだ。筒井康隆はレミング病にかかった孫娘を助けるため探偵に依頼、2人を探す。2人は人里離れた田舎で昼夜問わずサンプリングと製作に明け暮れていた。

    【以下ネタばれあらすじ】
    「音がウイルスを抑えるのではなく、音はウイルスのエサなんだ」と暴力温泉芸者は言い自殺してしまう。つまりウイルスは休眠状態に陥るだけで治りはしないのだ。

    人生に絶望した者が自殺するのとレミング病で自殺するのに何の違いがあるのか。事実、浅野の恋人は身近で彼らの音を聞いていたが自殺してしまった。

    「生きる意欲があるのなら」と孫娘に音を聞かせる浅野。依頼を全うした探偵は自殺。孫娘は両親が自殺したトラウマを乗り越える。

    音がキーということで爆音上映でした。

    ※2006年3月-2011年1月までやってたブログより転載

  • 勧められたので見てみた

    うまくまとめている方が居たのでリンクはっておきます↓
    http://c-cross.cside2.com/html/a10e0009.htm

    病気なのか、意思なのか
    音楽で救われる

    リリィ・シュシュのすべてに世界観は似てたな
    言葉がまるでない映画

  • 〜2015

  • 2005年 日本
    監督:青山真治
    出演:浅野忠信/中原昌也/宮崎あおい/戸田昌宏/筒井康隆

    タイトルは聖書の中で、十字架に磔けらたイエスが言ったといわれる最後の言葉「神よ、何ゆえに我を見捨てたもうや(マタイ伝27章46節)」。この言葉自体については色々な聖書解釈の一説に、イエスは最後の瞬間に神を信じていなかった、神に裏切られたと感じていた、ゆえにこの言葉があるのではないかというのを何かで読んだことがあります。映画の設定は近未来。感染すると自殺の衝動に取り付かれる奇妙な病気「レミング病」の流行で荒廃した世界。神はこの世界を見捨てたもうたのか、と問いかけているようであり。

    しかし、以前読んだ青山監督のインタビューに、エンディング曲を当初ル-・リ-ドの「ロックンロール」を流す予定だったとあって、それは歌詞の中に「彼女はロックンロールに命を救われた」とあったからだと。つまりこの映画は、神ですら見捨てた世界を音楽が救う映画です。死に至る病=絶望に取りつかれた少女が、音楽によって命を救われるお話。

    実にシンプルなテーマだと思います。ゆえにクライマックスが、砂漠で延々ノイズをバックに轟音ギターを奏でる浅野忠信という、一歩間違えれば退屈きわまりない大胆な演出。でもこれが、不思議なくらいカタルシスを感じさせてくれるのですよね。音楽の勝利が映画そのものの成功。伝わらない人には、さぞや眠い映画だろうなあと思いましたが。

    アスハラ役の人がどっかで見たことあるのだけど思い出せず、しかしこの棒読みっぷり(でも妙な味がある)は役者じゃなくてきっとミュージシャンだろうなあと思っていたら、なんと暴力温泉芸者の人(中原昌也)でした。きっと昔のフールズメイトが記憶の断片に(苦笑)。

    ナツイシ役の戸田昌宏という役者さんは、どうしても三上博史に見えて、でも三上博史にしちゃ若すぎるし誰だろうと映画見てるあいだずっと気になって気になって(笑)…いやあの、かっこよかったんです。不謹慎な言い方かもしれないけど、すごいオイシイ役だったんじゃないかなあ。ネタバレになりますけど、ついさっきまで鼻歌歌いながら楽しそうに運転していた彼が、突然ピストルを自分に向けた時、その瞬間こそがエリ・エリ・レマ・サバクタニ、と叫びたくなる瞬間でした。きれいなものから死んでいくんだよ、と、自嘲するように言ったのは彼でした。

    個人的には、ものすごく好きな映画です。サントラ欲しいな。

    (2007.03.28)

  • エンタテインメントとしては失格。
    ろくに芝居が出来ない人が複数メインキャストにいるのが観ていて、しんどい。
    ストーリーもあってないようなものだし。
    芸術的なのかもしれないけど、映画に芸術性より娯楽性を求めているので
    面白さがわからない。

  • わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか

    西暦2015年。世界には、感染すると自殺したくなる奇病“レミング病”が蔓延していた。それを治す方法はただ一つ。あるミュージシャンの歌を聴くこと。

    あおいちゃんが出ている。意外に豪華キャスト

  • これはむずかしかった。

    わからなかった。

    ダイナミックで
    繊細で
    奇抜で
    素朴で

    やっぱりよくわからない。

  • ノイジーなパフォーマンスは、何より視覚が大事と実感。
    なにやってるのか分らない映画というよりも、むしろ映像作品の中に収まることで適切な役割、あるいはロジックを得たという感じ。これをいきなり何の説明もなくCDで聴かされたらきっと、すぐにスイッチを切ったと思う。

  • ミズイが部屋で青い光の中で女性の歌を聴いてるシーンがすきだった。
    ながら見もあって、BGM状態だったけど音はやっぱりよかった。
    あとハナの真っ黒い服がかわいい。あとナビさんがすてきなひと。

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