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- / ISBN・EAN: 4948722287070
感想・レビュー・書評
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MONDO GROSSOの元メンバー、中村雅人と吉澤はじめを中心に結成されたジャズ・カルテットのセカンド・アルバム。
多くの楽曲で作曲を手がける、吉澤はじめのクラブ・ミュージック・シーンにおける活動遍歴から、SLEEP WALKERはクラブ・ジャズ・バンドとして捉えられることが多い。事実”KAZE”では、ハウスの影響下にあるような4つ打ちが聞かれ、アルバム全体も一貫して踊れるサウンドであることは間違いない。
ただ、同時に本作は非常に男気溢れる、言ってしまえば暑苦しいぐらいの熱気をまとっていて、ジャズならではの肉感的な部分のほうがむしろ強い。クラブ・ミュージックとジャズの融合を見事に実現した作品だ。
その生々しい肉感性は、アルバム全体の流れが非常にライヴ的であることに起因する。アルバムの幕開けを飾る"AI-NO-TABI"は、旅立ちの期待感を誘発する、ダンサブルなメロディーが印象的だ。そして、ファラオ・サンダースとの共演曲"The Voyage"は、"AI-NO-TABI"で出航して紡いできた全8曲の航路の果てに、雄大な新大陸を目の前にして感情を爆発させる魂の叫びのような曲で、興奮冷めやらぬ熱気を残してアルバムを締めてくれる。
ライヴではこのアルバムのセット・リストそのままに演奏してほしい、それほど抑揚の効いた流れのあるアルバム。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すばらしいCD。2nd。
彼らでクラブjazzを知りました。
あ、でもきっと普通のクラブjazzじゃない。
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間違いなくかっこいい。ライブもいい。血が騒ぎます。
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ちょっと女性的になったかも、サウンド。相変わらず酒が飲みたくなります。ライブは絶対行くべき!
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熱すぎる!!!カッコイイ!!
こういう100パーセント生演奏のジャズ、 というかクラブを通過した感覚の生ジャズはとても刺激的で新鮮で爽快!!
ファイブ・コーナーズ・クィンテッドや、ニコラ・コンテ、ジャズインベーダーズなどとは
またひと味ちがう、熱い男たちのカッコ良さがここにはあります。
クラブジャズ好きな人はもちろん、普段しらないうちに打ち込み音楽を聴かされがちな 私たちにこの生演奏のスリル、迫力がせまる!!感動まちがいなしです!!