- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4907953017740
感想・レビュー・書評
-
私の母と主人公が同年代。
こういう時代に生きていたのか…とじーんと来ました。
主人公と岸の関係も感情も切ない。
周りの人たちや、環境も。
言葉にならない切なさ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原作を読んで、映画も観ました。
三億円事件の真相が、本当にこの通りだったらいいのにと思ってしまいます。
終始静かな感じで進んでいきますが、飽きることもなく観れました。
岸と関わっていくことでみすずが少しずつ変わっていって、笑顔のシーンも多くなっていくところが良かったです。
岸はどうなってしまったんだろう、単車やのおじさんは?とか、謎がたくさん残ったままでおわってしまうけれど、それがこの話の核ではないし、逆にその謎が残ってるからこそ妙なリアリティがある気がします。 -
心の傷に、時効はないから。
あの三億円事件の犯人は女の子だった。理由は、ひとつの恋心。
ストーリーもキャストも時代背景も、とても好みの作品。
宮崎兄弟が出てるのも、いい。 -
面白い。
実に面白い設定と展開。 -
三億円事件と純愛を絡めていて、面白かった。
とにかく切ない。 -
劇場でも観たし、DVDでも観ました。
原作では理解しずらかった、計画実行中の道順とか、ドキドキしながら見ました。 -
本当にあった事件なだけに内容も入りやすかった。
最後なぜか涙がでた。 -
1968年に日本中を震撼させた<三億円事件>。
この事件をモチーフにして、当時の、学生運動がさかんだった
不安定な世情を背景に描いた切ない初恋。
きっと当時の多くの若者達が陥っていた虚無と、
行き場のない熱のブラックホール。
狂気な時代と、権力をくっているかのような完全犯罪、
一筋の鮮血ように咲いた恋−。
これらが描く巴の文様が見事だ。
なんと豊かで、自由な発想から生まれた物語であることか。
事実と想像の狭間に瞬間垣間見える真実の香りが美しい。 -
時代背景と作品、キャストの雰囲気が合っていてよかった。
宮崎あおいの抑えた演技が素敵。
切なさが後味として心地よく残る作品。
音楽もよかった。 -
心の傷に時効はないのだろうか?
特に勢いも花もないけれど地味にいい作品でした。あの独特のテンポと暗さがいい。ミニシアター向きの映画。
喪失感の残る映画でしたが良かったです。