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- / ISBN・EAN: 4988102278731
感想・レビュー・書評
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「ブロークバック・マウンテン」でアン・リー監督に興味を持ち見る。
台湾の親から結婚をせかされたアメリカ在住のゲイの息子が、同居相手の提案で偽装結婚するが、あれよという展開。1993年でゲイの息子を許容するお父さんを描いた。「ブロークバックマウンテン」の素地はここにあったのか。
1993台湾
2018.12.13レンタル詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゲイカップルと女性一人の、奇妙な三角関係をめぐるコメディ。
設定からしてストーリーはいくらでも下品にもなりそうなものだけど、その手前で踏みとどまっているのが良い。終わりも始まりもまだない過渡期を描いているのが良い。 -
同性愛がテーマの一つとして採りあげられており、これはブロークバックマウンテンにも引き継がれている。数回にわたり監督は何を表現したかったのだろう?
簡潔に言うと「愛とは何か」だろう。家族など身近な者にも打ち明けられず、周囲から軽蔑の目で見られる。そのような状況でも、愛することを止められない。性欲を満たすだけの肉体的つながり、寂しいからと惰性で続ける付き合い、などよりも遥かに美しい愛の形があるのでは、そんな問題提起がなされている。大切なのは、相手の性別ではなく相手をどれほど深く愛せるかだと。
スペインに旅行した友人が、旅行先では男性同士が街中で普通にいちゃついていたと話していた。アイルランドでは国民投票で同性婚が認められ、日本でもLGBTという言葉が拡がり考え方が少しずつ変わってきている。愛するという行為一つにも文化や社会などが与える影響は大きく、同じ考え方でも生まれた時代によっては生きづらい人がいて、彼らを理解できない人も多く生まれてしまう。一歩立ち止まって考えないと、自分をとりまく環境が本質を見誤らせてしまう。愛について見つめ直せた作品だった。 -
アン・リー監督の父親シリーズ。私の年齢のせいか、父親より祖父に面影を重ねながら見てしまうシーンが多くて、懐かしいようなくすぐったいような気持ちになりました。国籍や文化や性的趣向が違っても親が子を思う気持ちって変わらないんだなぁ…なんて陳腐なことしか言えませんが、良い映画でした。
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父親の存在感の大きさ、懐の深さを見た映画でした。
「君も父親になってくれる?」のとこはちょっと泣けました。 -
私的ファンタジー映画祭第4弾。あの披露宴は台湾のスタンダードなのか?新婚夫婦の部屋に大挙して押し掛けて麻雀とか、愕然。なんとなーくウェイウェイの策略に嵌まってしまったような。。。
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偽装結婚も大変!コメディーだけれど、笑えない問題提起も。
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こんなのが金熊賞なんやぁ。
ホモのラブストーリーやら、ホモの市民権なんてのは、どうしても観るに耐えられない。
確かに性同一性障害という「やまい」はあるのでしょうが、個人的にはどうしてもなじめない。
昨今、日本のテレビもおねぇ流行りで、困ったものです。
差別でしょうか。やっぱり、この手の映画はよくないです。 -
シナリオが素晴らしい。ちょっと美談過ぎるけど。