ワイルド・ギース [DVD]

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監督 : アンドリュー・V・マクラグレン 
出演 : リチャード・バートン  ロジャー・ムーア  リチャード・ハリス  ハーディ・クリューガー  フランク・フィンレイ 
制作 : レジナルド・ローズ 
  • 東北新社 (2006年9月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4933364611260

ワイルド・ギース [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 「荒鷲の要塞」こそ戦争アクション映画の最高峰だと信じる自分にとっては、リチャード・バートン主演の戦争アクションというだけで胸が躍りますよ。おまけに仲間がばたばた倒れていく話にも目がないので、いろんな意味で「どストライク」の映画でした。

    仲間が死んでいく上に救出した人物まで死んでしまうというという無情な展開(レイファーは生き残ってほしかった…)。しかも雇い主にも裏切られて報酬も得られない。傭兵稼業の悲しさが身に沁みますね。生き残った主人公が雇い主に復讐するラストは期待に応えてくれる納得のエンディングでした。

    銃撃を中心にしたアクションは壮絶で見ごたえありますし、黒人と白人との対立と融和も描かれるなど、見所が多い傑作です(多少贔屓目あり!?)

  • 出会うはず無いものに出会ってしまった^^

    もぉ〜戦争映画に号泣するくらいのドラマが待ってる。かなり内容が濃い。今のアメリカのリアルな戦争を肯定するような映画ではなく、人種問題から友情や熱いものが観ていてすごく感じられます。

    今の時代に同じ内容で戦闘シーンなどを撮り、役者をそろえたら間違いなくヒットすると思います。オバマさんが大統領になった今リメイクも有りだと思うのですけどね♪

    「ワイルド・ギース」

    ワイルドギースとは16世紀から18世紀にかけて、ヨーロッパ大陸で活動したアイルランド人傭兵のことを言います。

    この映画なんかランボー2や他の作品も多少まねてるところを感じられる映画ですね。リチャード・バートンにリチャード・ハリス、007のロジャー・ムーアまで参加したこの作品はアフリカの民族問題を主流にお金の為に戦争に身を投じる男たちの友情を暑く描いています。

    最後の飛行機に乗り込むシーンではさまざまな葛藤を胸に飛び立つリチャード・バートンの胸の中はどれほどのものだったのだろうか?

    確かどこかで一度紹介したのだが、手に握り締めたDVDを見た瞬間もう一度紹介しました。

    ちなみに10歳のときに映画館で泣いていたと思いますwww

  • [1978年イギリス映画、TV録画鑑賞]<<再鑑賞>> 1月28日(水)午後1:00~3:16 BSプレ

  • 文句なく面白い。
    50人の傭兵がとてもじゃないが、強そうに見えず大丈夫か?と思ったけど、エクスペンダブルスには程遠いけど、かなりのスーパー傭兵でしたな。
    敵をバッタバッタと倒しまくる…。
    でも、味方もどんどんとやられていく…。
    容赦なく主要人物が倒れていって、これが戦争映画だ、と思わされます。
    結構、傭兵の悲哀とか、哲学的話もあり、他のこういう作品とは一線を画していると思います。
    面白い映画いっぱいあるなー。

  • やだ…じじい傭兵パラダイスがここに…

  • 『ワイルド・ギース』[ THE WILD GEESE ](1978)イギリス/132分

     “イギリスのヒースロー空港。待ち合わせた相手が来ないので、暇つぶしに酒を飲んでるアレン・フォークナー大佐。入国を入国管理局の記録に残らないようにするのに手間取ったと、ようやく待っていた相手が現れる。
     男に案内された場所は、大富豪エドワード・マターソン卿の屋敷。マターソン卿は、アフリカの大統領ジュリアス・リンバニの救出を依頼してきた。
     リンバニは2年前逃亡中にエンドーハ将軍に捉えられ、ウガンダに幽閉。ウガンダは当初身柄の拘留に同意した物の、身柄を要求すると、彼が心臓麻痺で死亡したとして、引渡しを拒否。
     リンバニを政治的駆け引きに使われることをおそれ、銅の採掘権を交換条件に、さらに身柄を要求。交渉の結果、リンバニは国境を越えてゼンバラ兵舎に移され、エンドーハ将軍はカルンディを出発して処刑に向かうことで同意。リンバニのゼンバラ到着の正確な日時は、7日前に確認できるとの話。
     契約するかしないかは、レイファー・ヤンダースとショーン・フィンと会ってから決めるので、この2人を捜して欲しいと依頼して別れる。フォークナー大佐は、ヤンダースの卓越した作戦立案能力に、絶対的な信頼を置いていた。今回の仕事の成否の鍵は、彼が握ってるといっても過言ではなかった。
     レイファー・ヤンダースは傭兵稼業から足を洗い、絵のブローカーをして生計を立て、息子のケントと一緒に過ごす時間を唯一の楽しみにしていた。9年ぶりの再会。今回の仕事に協力を求めるが、“救世主と思い闘い勝利を得ても、権力を持てばただの盗人に早や代わり。この世に善人なんているのか? 今の生活を、ぶち壊さないでくれ”その言葉を聞いて大佐は一言、“ここに行って、帰ってくる方法を教えてくれ”
     どんな飛行機でも飛ばせ、大佐の数少ない友人の一人ショーン・フィンは、マフィアから処刑命令が出されていた。何とかマターソン卿の影響力で処刑命令が取り消され、間一髪で命拾いし、大佐と合流。
     ヤンダースの立てた計画は、兵員は将校4、下士官4、兵40、衛生兵1、訓練と軍紀係の曹長の合計50名。兵はロンドンで募集し、スワジランドで訓練。ルワンダ行きの貨物輸送機からHALO(高々度降下低開傘)降下。輸送機は燃料補給の後、3時間でもどる。
     ゼンバラから約10kmの山中に台地がある。アレンは第1班を率いてそこから6km先の陸軍兵舎を占領。兵舎の兵力は200名。寝込みを襲う奇襲モーメントを最大限に利用して、青酸ガスで手早く処理。
     ショーンの第2班は、そこから約5km先の飛行場を確保。第1班は、リンバニを確保した後、飛行場に移動。輸送機は10~15分後に我々を迎える。この案を、マターソン卿の軍事顧問は承認。いよいよ作戦が動き始める…”

    ●今回は現代戦物で、その中でも豆狸大好きの『ワイルド・ギース』です。この手の作品には必要不可欠な、前半の事の成り行き説明部分。ダレルこともなく、説明過剰になることも無く、快調に進展。
     最近ではこの部分をハショッテ、一気にドンパチって言うのも結構ありますが、さすが、西部劇やアクション映画を撮りなれた監督アンドリュー・V・マクラグレン。上手く軽めのアクションシーンを織り込んで、観客をあきさせないようにしつつ、登場人物どうしの人間関係をわかりやすく見せているところは、監督の面目躍如といったところです。

     “フォークナー大佐が、訓練と軍紀係の曹長の適任者と白羽の矢を立てたのが、サンディ・ヤング。彼の自宅を訪れ、50名の人間を鍛えてくれないかというと、“喜んで”と即答。偶然彼の妻が出てきて大佐を見つけ、“貴方だけには、来て欲しくなかった”と言葉を残して、扉を閉める。
     最後の将校候補ピーター・クエジーは、パブでビールを飲んでいた。そこにショーン・フィンがやって来て、仕事を依頼。“犯罪は、二度とゴメンだ”というクエジーに今回の仕事の内容を説明し、参加の同意を得る。
     レイファー・ヤンダースは、息子エミールの寄宿学校に行き、クリスマス休暇は行けなくなったと侘びに行くが、辛い別れになってしまう。
     面接の当日、応募者の年齢国籍はバラバラだが、ほぼ全員が現状に不満を持っている。顔見知りが多くいるのは、やはり特別な絆に引かれてきたのだろう。
     スワジランドでの訓練が始まる。兵役経験者は、なまっていた身体を徹底的に鍛えなおし、兵士にもどす。初めての者には娑婆っ気をなくさせ、少なくとも兵士らしくする。
     ヤング曹長の訓練初日が終わる頃、ほとんどの者が応募したことを後悔するか、生きてるのを不思議に感じるほどだった。
     将校4人は最後の問題、陸軍兵舎の歩哨を片付ける方法を検討。陸軍兵舎の周囲90mほどは遮蔽物も無く、歩哨は24時間警戒している。その話を聴いたクエジーは、クロスボウを使うことを提案。クォレル(矢)に毒を塗り、矢があたって即死しなくても、毒がまわって音も無く死ぬことを教える。
     クリスマス前日、エンドーハ将軍が処刑を早めたことがわかり、急遽明日決行することになる。リンバニの身柄が移送された4時間後われわれが到着。が、エンドーハ将軍は勇猛で名高い彼の親衛隊“シンバ” 連隊を率いてい た…”

    ●ここで目を引くのは、ジャック・ワトソン演じるサンディ・ヤング曹長。猛訓練シーンでの尽きることの無い罵詈雑言には、神がかり的なものすら感じられます。
     全員上下ともイギリスのDPM迷彩のジャケットとパンツを着用。首周りには同じ柄のネットマフラーをまいています。将校4人は赤のベレー。下士官兵は茶色のベレーをして、区別されています。ベレー帽のインシグニアは、かく出身部隊のをしてることから、全員バラバラという珍しい状態ですが、ミリタリーマニアからすると、興味の尽きないシーンです。

     “夜明け前、輸送機に全員搭乗。いよいよ作戦開始。装備は、将校は主にUZI、下士官はスターリングMk2やマドセンM50 (M1950)、兵はFN FALの完全武装。
     ちょうどその頃ロンドンでは、エンドーハ将軍側とマターソン卿との間で、秘密交渉が持たれていた。
     降下地点に到着。後部のカーゴハッチから、タイムラグ無しの集団状態での一斉降下。6分間のフリーフォールの後、傘開着地。計画通り、フォークナー大佐は第1班を率いて陸軍兵舎を目指す。3ヶ所ある監視哨の見張りは、幸運なことに3名のうち2名が眠っている。
     クエジーは、毒入りアンプル付きのクォレル(矢)を、クロスボウにセット。一人目をヒット。二人目は監視哨から落ちた物の、誰も気付かない。三人目は異常に気付くも、無事にヒット。
     有刺鉄線をカットして、侵入開始。詰所にいる兵の中には、キューバ人の軍事顧問もいる。リンバニ氏の牢の鍵は、キューバ人が持っていた。宿舎で寝ている兵には、青酸化合物をエアゾールにして噴霧していく。多少ドンパチはあったものの、無事リンバニ氏を確保。トラック2台に分乗して、ゼンバラ空港へ向かう。
     ゼンバラ空港は、空港とは名ばかりの野戦飛行場。飛行機の運営管理はロシア人がしている。朝食で食道に集合している敵兵に対して、手榴弾を放り込み一斉射撃で掃討。
     ロンドンでは、エンドーハ将軍側とマターソン卿との間で銅の採掘権に関する協定が成立し、リンバニ氏救出の必要性がなくなった。作戦中止。
     待ちに待った輸送機がやってきた。無事着陸し方向転換をしている最中、チャーリー・ワンより、“作戦は中止。彼らを見捨てよ”の命令を受領。そのまま緊急離陸してしまう。彼らは、敵地のど真ん中に見捨てられたのである…”

    ●ここで彼らを輸送しているのは、ロッキード C-130 ハーキュリーズ[Lockheed
    C-130 Hercules]輸送機。1954年に初飛行したのち、1956年よりにアメリカ空軍に配備がはじまります。この機は、アメリカ空軍は当然のこととして、NATO諸国はもとより世界60ヶ国以上で使用され、完全武装の空挺隊員64人、通常人員なら92人を乗せる事ができる、輸送機の大ベストセラー機です。航空自衛隊でも、C-1の補助機(どちらが補助か、わからない)として1981(昭和56)年から導入が始まっています。“イラク復興支援派遣”任務終了に伴い帰国した、機体がブルーに塗装されている機を目にされた方も多いのではないでしょうか?

     ““悪いが命令だ、幸運を祈る”の言葉を残して、輸送機は無情にも飛び去ってしまう。彼らを見捨てることで、計算高いマターソン卿は報酬の50万ドルを節約したことになる。
     北は、ブランディの渡しを抑えられたら、湖を渡れないし、渡れたとしても、敵機の餌食になる。西のザンビアは遠すぎる。東は1千キロにも及ぶジャングル、踏破することは絶対無理。残る道は南。そこは、リンバニの故郷カリムがある。リンバニを部族の者に見せ、蜂起させ我々も一緒に闘い、奴に一矢報いる。もはやそれ以外に、選択肢は残されていなかった。
     鹵獲したランドローバー2台で車列の前後を固め、トラック3台に分乗して一路カリムを目指す。涸れ川にかかる橋の真ん中で、トラックが1台エンスト。そこへ民間機に機銃と懸架装置を増設して、軍用機使用にした戦闘爆撃機が襲い掛かる。機銃掃射とナパーム弾で、トラック2台がやられ、部隊は橋の前後で分断されてしまう。
     カリムで落ち合うこととして、別行動に。後方に残ったのは、大佐・クエジー・衛生兵のウィティとジェシーにリンバニ氏を含めた5人だけ。今回の攻撃での被害は、死亡12名負傷6名に及んだ。
     大佐とジェシーが川を徒渉し、続いてクエジーとリンバニ氏が渡ろうとしたとき、後衛にいたウィティが、敵の先遣隊と接触。しばらく時間を稼いだがついにUZIの弾がきれ、コンバットナイフとマチェットの白兵戦になり、多勢に無勢で斬り刻まれて絶命。
     執拗に追ってくる敵と交戦してるうちに、クエジーとリンバニ氏の2人きりに。敵のアンブッシュの気配を感じたクエジーは、リンバニ氏を背負いFN FALをかまえて一気に斜面を駆け下りる…”

    ●映画館で始めてエンドーハ将軍側の兵士の迷彩服を見たとき、“ローデシア・ブッシュ・パターン”と思っていたのですが、後で調べてみたら英軍の“デニソンスモック”。リザードキャップ風?をかぶり、デニソンスモックを着て、同じく英軍のP-58野戦装備をつけたら、結構それっぽく…、案外そのものズバリだったりして。

     ここで猛威をふるってる双発機、たぶんパイパーPA-34-200“セネカ”じゃないのかなぁ?

     “レイファー・ヤンダースの隊は敵機の追跡をかわしつつ、カリムの村に到着。偶然そこにはヤンダースとは古い付き合いの、ジョーガーガン神父がいた。フォークナー大佐の隊が、サンディ曹長の隊に護衛されて村に到着。リンバニ氏は大佐に“君は蜂起を望んでるが、槍では機関銃には勝てないよ”と告げる。
     村人の中に1時間ほど前に、“シンバ”の兵隊を見かけたものがいた。敵が迫ってきている。そこへ、長老たちを連れて神父が帰ってくる。大佐を見た神父の顔色が変わる。“フォークナー、気安く私を神父と呼ぶな、この人殺し”、神父は大佐がリンバニ氏を村に連れてきたことで、平和な村がエンドーハ将軍の報復で虐殺と飢餓が始まることを危惧して、大佐に交渉を持ちかける。
     “ここから3マイルの所に滑走路があり、私が乗ってきたダコタが駐機してある。リンバニ氏をこの村から連れ出してくれるなら、そこまで私が案内しよう”、リンバニ氏と長老たちの密談は終わり、長老たちはおのおの帰途に着く。リンバニ氏は、“今戦えば死ぬのはわかっていても、彼らは戦う気だ。だから、私がもどってくるまで耐えてくれと頼んだ。彼らは、黙ってうなずいてくれた”
     コレでリンバニ氏を連れてダコタで脱出することに話が決まり、ショーン・フィンが4名を連れて先発。
     残りの者は急いで出発することに。滑走路の手前の廃墟に、敵が先回りして陣取っている。サンディ曹長が正面から攻撃をしかけて囮になり、大佐が迂回して側面から攻撃。優勢にたたかっていた物の、圧倒的な敵の数の前に徐々に劣勢に。エンジンのかかったダコタにたどり着くまでに、見方の兵が次々と斃れていく。
     ヤンダースが殿になりヴィッカース重機関銃でギリギリ最後まで踏みとどまって、味方の撤退を援護。サンディ曹長も斃れ、最後に残ったヤンダースは、左脚を撃たれ走れない。
     動き出したダコタに向かってヤンダースは、“私を、殺してくれ”と絶叫。大佐は涙を呑んでUZIのトリガーをしぼる。“エミール”、最後に息子の名前を叫びながら斃れこんでいくヤンダースの声が、いつまでも大佐の耳にこだまする…”

    ●最後に活躍する、ヴィッカース重機関銃。見た目でもわかる通り、今では珍しい水冷式の骨董品に片脚を突っ込んだような機関銃。
     ヴィッカース重機関銃は、アメリカではイマイチ関心が薄かったマキシム機関銃をベースに1896年にヴィッカース社が開発。1912年にイギリス軍が採用。水冷式重機関銃で、.303ブリティッシュ(7.7mm×56R)弾を250連発の布製リンクに装着して使用。12時間の連続射撃でもトラブル無しという堅牢性を誇る、ヴィッカース重機関銃。その信頼性ゆえに各国でライセンス生産され、現在でも予備兵器として現役というのもうなずけます。

     “ダコタは、レイファーや多くの戦友の亡骸を残して飛び立っていく。リンバニ氏も脱出のさい腹部に弾を受け、長くはもちそうに無い。操縦しているショーンも左足に被弾して、自ら止血して操縦を続けている。生き残ったのは、わずか13名。
     目的地は、ローデシア。今の状態では燃料がもちそうにないので、いらない物はすべて投棄して、少しでも機体を軽くする。国境を越えてローデシアへ入るわけだから、首都にあるソールズベリー空港へ着陸許可を申請する。
     “Nine Quebec November X-ray Alpha、こちらはカリマを脱出した傭兵部隊。負傷者7名を抱えているため、カリバへの緊急着陸を要請する”
     ローデシアは、国際問題になることを恐れ入国を拒否。越境した場合は、空軍が対処するというほどの強硬姿勢を示す。リンバニ氏が同乗している証拠として、1960年7月ザンビアで行われた“コンゴ危機の仲裁”に関する秘密会議の参加者の名前を知らせることで、ようやく着陸許可が下りる。燃料切れで片肺飛行になり、その燃料もなくなる寸前ようやく飛行場が見え無事着陸。着陸しエンジンを切った途端、安堵と出血多量でショーンが失神。
     エドワード・マターソン卿の屋敷では、今夜もようやく来客が去りホッと一息ついたマターソン卿の前に、フォークナー大佐が現れる。マターソン卿は、報酬全額の支払と、大佐の殺害依頼の取り消しを交換条件に取引を申し込む。
     “君から金はとってもいいが、アフリカに散った戦友の屍と引き換えに、金を受け取ることは、人のすることではない。よって君との取引は、断る”くぐもった音のあと、エンプティーケースが床に当たるかわいた音が、むなしく部屋に響く…”

    ●ストシーンで、フォークナー大佐が手にしている可愛らしい銃は、サイレンサー付のベレッタM1934。
     ベレッタM1934は、イタリアのピエトロ・ベレッタ社によって開発された銃で、コンパクトでシンプルな構造によって故障が少ないおかげで、1934年イタリア軍に制式採用され、第二次世界大戦を通じてイタリア陸軍に支給されました。ドイツのルガーP08と並んで人気の高い銃で、捕虜のイタリア兵からいただいて、ちゃっかり自分で装備していた連合軍兵士も結構いたようです。
     いくらサイレンサーを付けてたからといって、ノーマル状態のオートマチックではそれほどの消音効果は望めませんが、あえて言うなら弾の火薬量を減らして弱装弾にして、それに伴いリコイルスプリングを交換すると、結構消音効果は得られます。

     原作は、ジンバブエ(もとローデシア共和国)生まれのダニエル・カーニーが1977年に発表した『ワイルド・ギース-戦争屋たち』。とうぜんフィクションですが、フォークナー大佐のモデルは実在の傭兵として超有名なマイク・ホアーで、今回のミリタリーアドバイザーも務めています。

  • 版権の関係で特典映像が収録されていないのが残念。
    ワイルドギース=傭兵 の意。
    黒人が何処からともなく、すげぇ出てくる。
    2もあるがあんまり関係ないらしい?

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