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- / ISBN・EAN: 4988113757676
感想・レビュー・書評
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BSプレミアムにて。不倫がテーマの話なのに、予想外の い感情移入してしまいました。やはりメリル・ストリープとロバート・デ・ニーロという名優のおかげなんでしょう。いつもは変人を演じることが多いデニーロが、こういう等身大の普通の男を演じる新鮮さよ(またこれがチャーミングなんだな)。
体面を気にしてなかなか素直になれない2人がもどかしさを感じるのですが、せっかく再会し、それぞれの家族とも離れて障害がなくなったにも関わらず、素直になれずに差しさわりのない会話をして別れる2人に、「この最大のチャンスを逃してどうする!」ともどかしさはマックス。そこからデニーロが追いかけて地下鉄で2人が抱き合うラストに感動するのです。そこで映画がスパッと終わるところもよいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人の心に鎖はつけられない。
最初はあまり共感できなかったが、次第に純粋というか運命的というか、すっかり引き込まれました。
大人の恋愛。 -
ハッピーエンドで良かった。運命の恋におちることもあるのねと思う。ロバート・デ・ニーロは若くて、若い頃はやはり素敵ね、と思った。メリル・ストリープは今もあまり変わらない。
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デニーロとメリルストリープが若くて美しい。お互い自分の生活を大事にしたいけど想いは抑えきれなくて…同じ路線に乗っていた2人が書店で偶然の出会い。甘すぎない素敵なラブストーリー。
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主演のメリル・ストリープとロバート・デ・ニーロが、家庭と恋の間で揺れ動く様をすごく繊細にリアルに演じてるのがすごいです。
最初のちょっと警戒して牽制しあうところ、初々しいドキドキ感、夫や妻に対する後ろめたさ、情に流されそうになるのを理性で何とか止めようとするところ…彼ら二人の横顔を観てるだけでも気持ちというか感情の流れが伝わってきて凄かった。
内容は現実にはありえない設定です。
ちなみにタイトルからは甘い恋愛映画を予想させるし、実際に運命の出会いというのがテーマだと思うんだけど、けっこう心にグサリと刺さる場面や台詞があります。残酷だなぁ…と思うシーンも多々。不倫をピュアに描いてるけど、これ見て「不倫は絶対にやめよう」って思う人はかなり多いと思う。
プラトニックな関係のまま終わって愛する心だけが残るって、実は一番残酷な仕打ちなんだね…。
私は愛する人に絶対こんな仕打ちはしたくないし、されたくない。 -
『一緒になれなくても
愛し合う運命なのよ
そう定められてるの』
デ・ニーロの普通の役って
あまり見ない気がするだけに
とても新鮮だった