白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々- [DVD]
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みんなの感想・レビュー・書評
第二次大戦下、大学で反ナチスのビラをまき、それだけで死刑になってしまった学生たちを描く。
この映画がいいと思うのは、決して一面だけでない部分を描いているからだと思う。 不当な逮捕に不当な尋問。でも一転、捜査官はコーヒーを振る舞い主人公に政治の議論をふっかけてくる。死刑が決まる法廷で気丈に振舞っても、ふと死を考えた時に叫び声をあげて泣いてしまう。
白バラの活動は本当にささいでさりげないものだ。東大紛争なんかと比べて何の血生臭さも政治色もない。それは彼らの活動が”政治”ではなく、彼らが言う”自由”や”良心”についてだからなのかと感じた。
彼らはびっくりするくらいすぐに死刑になってしまう。彼らの死は無駄なのか。。命の価値とは、というのもこの映画の重要なテーマだろう。最後のワンシーンにすごく救われる思いがする。
象徴的な言葉が多い名作。
ヒトラーによる独裁政権末期のドイツで、反ナチス運動に身を投じて大逆罪によって処刑された21歳の女性ゾフィー・ショルの最後の5日間を描いた衝撃のドラマ。2005年のベルリン国際映画祭で監督賞と主演女優賞受賞。
ドイツ、ミュンヘンでナチスに対する抵抗運動を行った大学生グループ「白バラ」。反ナチスのビラをつくり大学にまきました。22歳のゾフィー・ショルは兄とともに、この活動を率いていました。しかし、ゲシュタポに見つかり、尋問ののち、他のメンバーらとともに処刑されます。
公民の授業で人権を扱っていたときに見ました。
終わりのあたりの、ゾフォーと両親の再会のところでもう涙腺が崩壊しました・・。
ナチスに抵抗する系の映画ってまだあんまり多くないと思いますが、これは実話です。最後のシーンはまさに絶句。音だけで終わらせるってすごい。でも私にはそのギロチンの音が、彼女たちの処刑っていうよりはナチスの崩壊の音のように聞こえました。ミニマル映画にありがちな独りよがりさもないし、終始緊迫した雰囲気で目が離せない
これも『ヒトラー 最期の~』と同様ジェンダーの講義で。普段はこういうジャンルの映画見ないので、そういう意味ではこんな映画に出会わせてくれた教授に感謝であります。
ユリア・イェンチ演じるゾフィー・ショルは芯の強い女性。自分の信ずるところを曲げずに最期まで戦い抜いたゾフィーのような人間になりたいものです。
(2005年 マルク・ローテムント監督)
製作年:2005年 製作国:ドイツ 時間:121分
原題:SOPHIE SCHOLL - DIE LETZTEN TAGE
監督:マルク・ローテムント
ゾフィー・ショルという人のことは知らなかったけれど、2000年代に入ってドイツが自国の過去を批判するような、こういった反ナチ映画を撮るようになった。同じ2005年に『男たちの大和』を撮っている日本は一体何をしているのだと気付かせられます。(4.0点)
自分の命をかけてでも信念を貫き通す強さはとても美しい。
もし私が同じ時代に生きていたとして
きっと見てみぬ振りをしていたでしょう。
陰で文句だけを言いながら。
【白バラの祈り 予告編】
http://www.youtube.com/watch?v=3-TC7iBrYqY
監督:マルク・ローテムント 製作:リストフ・ムーラー スヴェン・ブーゲマイスター フレート・ブライナースドーファー マルク・ローテムント 脚本:フレート・ブライナースドーファー 音楽:ラインホルト・ハイル ジョニー・クリメック 出演:ユリア・イェンチ アレクサンダー・ヘルト ファビアン・ヒンリヒス ヨハンナ・ガストドロフ アンドレ・ヘンニック フロリアン・シュテッター ヨハネス・シューム マ... 続きを読む »
20歳の息子がいる尋問官モーアと、21歳の女学生ゾフィーの尋問シーンが一番の見所。 自分と家族の為に長い物に巻かれ、「ナチス政権下でなければ私は仕立て屋止まりだった」と言い放つモーアの言い分も、良心に従ってナチの蛮行の数々を非難するゾフィーの姿勢も、個人的には双方の言い分も気持ちも分かる年頃にこの映画と出会って、色々と考えさせられた。
魂をふりしぼって、散っていった花の命があまりに切なく、雄々しい。
ナチスというあまりに残酷な壁を挟んでなお、僅かに通い合う人の心に救われます。
娘の運命を淡々と受け入れる両親の姿が印象的。
余談ですが、原題を見ると「ゾフィー・ショル、最期の日々」の部分だけのようです。
これに「白バラの祈り」とつけた訳者さんの感性に感謝です。
ナチスの独裁政治に疑問を持った白バラメンバーは、大学構内で反ナチスのビラをまき、
捕まり、死刑を執行される。
・・・・完結に書きすぎました。
この中には服従と国家による支配について凄く考えさせられる要素がたくさんあります。
(現に私は集団心理の授業で見させられたのですが、とても勉強になりました。)
集団の決定は必ずしも正しいとは限らない事、更に今の世の中に言論の自由が認められる事。
カリスマ的リーダーが登場すると人間は盲目的になってしまうこと等
考える事がたくさんありました。
これからの世の中、リーダーは色々な面で頭が良くないといけませんね、
そう強く思います。
こういう映画を見ると、戦争の理不尽さをつくづく思い知らされてしまう。
ただ、白バラのメンバーは当たり前のこと道徳的なことを訴えているだけなのに、それが通じない世の中。
こういったことは、国は関係ないんだなと思う。

ゾフィーの勇気に震える。





