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- / ISBN・EAN: 4988103631283
感想・レビュー・書評
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映像が綺麗。
ああ、素敵だな、と思った。
2007年某日。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
製作年:2005年 製作国:フランス 時間:81分
原題:LE TEMPS QUI RESTE
監督:フランソワ・オゾン
(3.5点) -
物語は主人公が余命3カ月と診断されるところから始まる。こういう設定にありがちなお涙頂戴系のストーリー展開ではなく、呆気ないくらい淡々と進んでいき、終わり方もかなり素っ気ない。そうすることによって際立つのは、主人公が自分の余生に対して、真摯に向き合っている姿勢。すごく周りを思いやっていて愛情表現がちょっと下手くそだけれど本当は愛にあふれる人。だからこそ、最期を迎えるまでああいう生き方をしたのだろう。ただ1人、打ち明けた相手が祖母であったこと、祖母のある台詞に個人的に結構やられてしまった。ずるいです、おばあちゃん。モノローグもなく台詞と映像で紡がれる物語。観る度に違った感想を持たせてくれるタイプの映画だと思う。あの銀色の中身が明かされないのもよし。
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美しくも面白くもありませんでした。
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なぜこの時、オゾン監督がこの映画を撮ろうと思ったのか。
画家が自画像や肖像画を残すような感覚だろうか。
若いままに「死」と向き合う、そんな死生観。
泣かせようとかそういうカンジではなくて、共感してくれっていうんでもなくて、
ただこういう終わり方もきっとあるよね。
愛する人を自分の死に迎えられない、そんな主人公の物語です。 -
僕を葬る。
ほおむる、ではなくおくる、であるところに
邦題を付けた人はどんな思いを込めたのか。
メルヴィル・プポーがとにかくイケメンすぎます。
あときれいなシーン連発。オゾンすげーぜ。
そしてまたしてもラストカットが印象的。 -
タイトルに惹かれたので
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メルヴィル・プポーの美しいこと…。
『シューティング・スター』のやさ男ぶりしか知らなかったので、こんなに深みのある役ができることに、まず驚いた。
この役は、彼のためにあるようにピッタリ。
『死ぬまでにしたい10のこと』と少し似てるかな。
でも、こちらの方が、私にはしっくり来て現実味がありました。
エンディングの音楽が美し過ぎて、数日間頭を離れませんでした。
とにかく美しい映画だったー。 -
余命3ヶ月を宣告されたゲイの写真家の『残された時 Le temps qui reste』。
メルヴィル・プポーのイケメンぶり。そしてジャンヌ・モローとの絡み。「今夜、あなたとここで死にたい」。泣かせる。