ランウェイ・トゥー・ザ・ゴッズ

アーティスト : ジーノ 
  • EMIミュージック・ジャパン
4.27
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本棚登録 : 17
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4988006845602

感想・レビュー・書評

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  • ZENOオリジナルアルバム3作目。(通算5枚目)またZENOのラストアルバムとなってしまいました。
    ①FANFARES OF LOVE
    ②CLIMB THE SKY
    ③LAND OF ILLUSION
    ④SHADES OF BLUE
    ⑤RUNWAY TO THE GODS
    ⑥SOGNO DI ANGELO(MASCAGNI ARR.ZENO)
    ⑦REFUGEES(LONGING FOR PARADISE)
    ⑧I FEEL-I LIVE
    ⑨PURIFY(PILGRIMS OF REMEMBRANCE)
    ⑩DO YOU FEEL THE TIME
    ⑪SUNSET BIRDS FLYING HOME(CELESTIAL TOCUHDOWN)
    いきなりギターが弾きまくる①.ストレートな疾走曲で新Voのマイケル・ボーマンの熱い歌声と重なり滅茶苦茶カッコいいオープニングです。②ではどこかエキゾチックな歌メロが聴けるミッドテンポ曲。③は②の反対で演奏はZENO節ですがVoはメロディアスハードでJADED HEATが好きならこの曲も好きに違いありません。④はダークなトーンから始まりボーマンのVoが歌い上げ(Love with the moonのメロディと切ない歌声がとても好き)最後ZENOがギターを弾きまくります。⑤も哀愁のHRです。サビだと前でしたらどこか神々しくなったりしていたのですがこの曲は最初から最後まで切ないメロディーが流れています。⑥はクラシック曲をZENOがアレンジしてオリジナルタイトルに命名したものです。⑦も⑤と同様の哀愁のHR。こちらは初めから泣きまくりです。⑧はライナーノーツにはLED ZEPPLINの影響と書いてありますがDEEP PURPLEのBURNをモチーフしていると思います。サビは前々別物です。⑨はどちらかというとストレートなHR.トミー・ハートが歌っても似合いそう。⑩はドラマティックな曲で歌のメロディは哀愁の旋律美ですが前Voのフレクシグだったらサビの部分が開けてよりオペラティックで神々しくなるのかなとか思う曲です。個人的にはボーマンの歌メロの方が好きです。⑪は泣きのインスト。

    このアルバムはマイケル・フレクシグからマイケル・ボーマンにVoが変わったことで今までのZENOのオリエンタルな要素が減りメロディアスハードの面が強くなりました。エキゾチックな所が好きだったのでそこは少し残念でしたが代わりに哀愁度はぐっと高まりました。
    ボーマンの歌声は(LETTER Xで初めて聞いてファンでした)翳りのある声質で(歌いまわしはどこかBON JOVIにも似ている所があります。)ZENOの曲に切なさを増したと思います。
    またZENOのギターも今作が一番弾きまくって素晴らしいです。
    2018年2/5にZENOが亡くなられてしまった為最後の作品となってしまいました。もうニ度とZENOの作品が聴けなくなり悲しいです。

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